家事を楽にするのは、時短よりも削除
インテリアコーディネーター 兼 管理職 兼 母親 兼 一級建築士受験中のmutsuです。
人生で一番多くの役割を持っている時期なのでは、と思っていますが、
こうなると本当にタスクが多く、家事もそうですが、娘の検診やら、保育園の準備やら、仕事の情報収集やら、資格の勉強やら、
日々やることが目白押しなわけです。
その中でも、「2歳児の子育て」というものが、柔軟な対応が求められ、
体力も使い、使用時間の割合が大きく、かつ、コントロールできず、
さらに、日進月歩、いや、時進日歩で変化していきます。
昨日できなかったことが、今日できてるなんて日常茶飯事。声を大にしていいたい、大変です!!
#世の中のお母さん・お父さんお疲れ様です 。
それに比べて、自分でコントロールしやすいのが、「家事」です。
常に子育てと、その他のタスクが同時進行なので、別々に考える、ということが難しいのですが、一緒に検討すると複雑なので、1つずつ棚卸しして、本業を活かした?アイディアなんかも試しているので、
今日はそこのところを少しまとめてみます。
はじめにしたのは、時短を考えるのではなく、やめること探し。
家事って?
洗濯、掃除、料理、ゴミ捨て、、など思いつく家事を挙げていきます。
この時点で、すでに削除できるか考えてみます。
例として、洗濯をしない為に何が必要か考えます。クリーニングに出す、買い替える、洗わない、家事代行、、
ここで、大事なのは家族の誰かに役割を移行するという選択肢は置いておく、ということだと思います。
それは、机の上の荷物を片づけるのに、横にスライドさせただけのようなもので、簡単に戻りやすい状態で解決していない&不満のもとになるからです。
さて、すべてクリーニング、買い替え、など、なかなか現実的ではないと思いますが、「洗濯をやめるなんてあり得ない」と初めから検討をしないのは、この先の棚卸しもしにくくなるので、固定概念を取り払うウォーミングアップとして行います。
頭の中で準備運動がてら、方法を一旦考えてみて、「うちでは現実的でないな、」程度で流します。
ただ、この時点でやめられるものがあれば、最も効果が高いので、前向きに考えます。
分解して、またやめること探し
第一段階で、やめるものが見当たらなかったら、もう少し分解してみます。洗濯
①洗濯物を仕分ける
②洗濯機に入れる
③洗剤を測って入れる
④脱水まで終わったものを取り出す
⑤干す場所へ移動する
⑥干す
⑦取り込む
⑧人ごとに分ける
⑨畳む
⑩それぞれの収納場所に持って行く
⑪しまう
なんと、いきなり11項目も出てきました。いま思いついただけなので、もう少しあるかもしれません。
ここまで来ると、やめるものが見えやすくなってきました。
まずは、文明の利器でできないか検討しました。
我が家では出産前に、古くなった洗濯機を乾燥機能重視のものに買い替えて、③~⑦をごっそーとやらないようにしました。
(育休中は、子どものものだけ太陽の下で干していたけど、今思えばそれもせずにちゃんと休んでればよかった。)
洗濯ものの収納場所も、洗濯機のすぐ横の収納棚に変更し、
タオルや下着、靴下等は、カゴ収納に変更。⑨、⑩もほぼなしにしました。
特に、⑤や⑩の動線については短くするよりも、まず「無くす」ことを考えます。
判断基準とハードル
どこをやめるか、は、個人の基準によるのですが、
洗濯だけで半分以上を「やめた」わけです。
ただ、やめる段階でも、いろいろハードルが出てきます。
ハードルとして出てくるのは、たとえば、洗濯機を購入する費用、
カゴ収納にしたときに、現在のタオルの量が収納しきれない、などなわけですが、
ここで第一弾のウォーミングアップが効いてきます。ハードルに対して、「できない」という固定概念をなくし、前向きに解決策を考えていきます。
費用に上限が無ければ、お手伝いさんを住み込みでお願いして、すべて行ってもらえば一番楽になるのですが、、
そうもいかないので、費用については出せる範囲での検討になります。
我が家では、新機種が出るタイミングで、型落ちのセールになってる店頭在庫最後のものを購入しました。#機能は十分
タオルの量、については、入るだけにして、入らなかったものは無くす。
思いきれなかったので、一旦ほかの場所に移しました。
1か月たつ頃には、一旦移したタオルが手付かずだったことに気付きます。
きれいなものだけストックとして残して、あとは掃除用にしました。
半分以上のタオルが元々必要なかった量だったようです。
家事を楽にするのは、時短よりも削除
すべてにおいて、短くする「時短」ではなく、やめる・無くす「削除」を主軸に考えていきます。
動線を短くするのではなく、無しにする方法を考える。
そのための収納が無ければ、収納を作る、毎日使うものはしまわず見せて掛けておく。
収納量が足りなくなるなら、収納するもの自体を収納に合わせて減らしていきました。
#ここは本業が活きたかな
やってみると、劇的に楽。楽なので、きれいに保てます。
たたまず入れるのは楽なので、2歳の娘も手伝ってます。夫も私と同じように行います。
洗濯もの収納が5分くらいで終わるので、自分がしても、夫がするにしても、気持ちが楽です。
こんなおうち時間が長いときなので、
我が家でやってみたことや、失敗したことをお伝えしていけたらなと思って書いてみました。それではまた。
#いま私にできること