
上海散歩録 1日目
旅当日です。4時起きです。
航路は、
羽田空港1000発⇒虹橋国際空港1225着(A〇A)
帰りも同じく虹橋⇒羽田(A〇A)です。
初海外ぼっち旅ということで、余裕を持った行動をです。とりあえずチェックインはオンラインで済ませていたので、荷物を預けてスタバで一旦落ち着く。

出発1時間前になり、無事保安検査も済んで搭乗口前待機からの搭乗完了。(ここまでは国内旅行とほぼ同じ)






ワクワクで4時起きなのに全く眠くはならず、入国カードの記入をして、どこを飛んでるかを画面で確認などしていると、あっという間に中国が見えてきました。(佐賀より近い?)



日本とは明らかに違う。同じ建物が几帳面に連なるシムシティ感のある街並み。上空からは外灘エリアも確認できました。あの二玉タワー!!!
と窓の外を眺めてワクワク度全開で旅の始まりを感じながら、上海虹橋国際空港に無事着陸しました。
さぁこれからが緊張のお時間。
怖いと噂のイミグレーションが待っているのです。
それにしても空港内暑いなー赤ワインがぶ飲みしたしなーダウン脱ごうかなーでも荷物になるからこのまま着ておこうっと思いながら歩き続けると、第一関門が見えた。この先には検温ゲート?らしきものがあるようだ。何だか暑いな~まぁこんなのあってないような見かけ倒しの機械だろう。と並んでいると順番が回ってきた。
足跡マークに立つと、謎の赤ランプが付いた!
赤っていわゆる警告?お国が違っても同じ意味なのですかね?!??係員の方を見ると、YOUは別室行きな!!
っと言わんばかりに手招きされてお姉さんに付いていくと、そこに座るように言われて、謎の機械(ただの体温計)を取り出して両耳検温をされました。
検温の結果はよくわからなかったが、そのまま別ルートに通され、謎の機械パート2にパスポートをかざし渡航理由や電話番号を入力。更にお次はPCR検査的なスペースがあり、長綿棒を喉に突っ込まれた。そのまま特に説明もなく通常ルートに戻され、戻れた?!戻れたのか!?釈放ですか?(捕まってはいない)、とショーシャンクポーズをして安堵。
結局検査的なやつの結果がどうなったのか等の詳細は不明のまま、入国審査の列に並ぶことができました。
お次の関所でもまたまた特別コースの強制送還か〜と心配してると、順番が回ってきた。パスポートを渡して顔面の確認をされ、機械での顔認証&指紋を10本取られるのみで、特別な質問はされずに何事もなく無事通過できました。
晴れて自由の身となった(捕まってはいない)わたくしはとっくに出てきていた預け荷物のキャリーを回収し、やっと外に出れました!!!

着陸から制限エリアを出るのに1時間弱かかりましたが、安心も束の間、これからが旅の本番です。あれを確認しなければ生き残れない。
そうです、決済アプリが使えるかの現地チェックです。空港内に見慣れたローソンが見えたので適当な見慣れない飲み物を手に取りレジでAlipayと伝えQRを見せると謎の音がして……無事決済されたようです。

これで自由の身と無限の金を手に入れたわてくしは、
この謎の激甘チョコドリンクをイッキ飲みし颯爽と地下鉄に向かう。地下鉄ドコ……

Alipayが使えたので現金の両替はしませんでした。
(どーにかなるだってそーじゃんぎゃう精神)
地下鉄は、Alipayの交通二次元コードを使用して乗れるらしいのだが、今回の旅では地下鉄での移動を基本とするつもりだったので、事前に調べていた3日間乗り放題カードを窓口で買います。
駅員にこれが欲しいと伝えると何事もなく無事購入完了。もちろん支払いはAlipayで。

こちらの乗り放題カードの使用方法は、Suicaと同じように改札の上のところにTouch&Goです。(慣れている動作なので快適)
地下鉄はどの駅でも改札に入る前に毎回お荷物チェックがあるため、事前に荷物をまとめておくと入場でバタバタせずに済む。


無事ホームまで来れました。
全然日本と変わらない、余裕でした上海!!
っということで自信を取り戻して、計画どおりに動きます。
まず最初にすべきは、このキャリーケースをどこかのコインロッカーへブチ込むのだ。というのも本日の予定は、ホテル方面とは逆方向へ向かうため、帰りにも通る駅でコインロッカーを見つけなければならない。
コインロッカーの情報は事前に下調べしたものの、ある駅にはあるよくらいの情報だったので、どこの駅にどれくらいの数、どんな感じのコインロッカーがあるのかどうか行ってみないとわからない状況でした。もちろん使用方法も不明です。
【虹桥1号航站楼】駅から【虹桥火车站】駅まで来ました。




とりあえずこちらの大きそうな駅で改札内を一回りし探すが…なさげだ…。っと改札の外をみるとそれっぽい黄色いロッカーを発見。

改札を出てそのロッカーに付いてる案内画面をみると、どうやらここは全部使用中だから他の空いてるとこを探してね!と書いてあるようだ。他にあるのはわかったのだがそれはどこにあるのか???駅の中を車?が走ってるくらいのめちゃくちゃ広そうな駅なのだが、とりあえずあたりをウロウロしているとさっきのと同じ黄色いロッカーが見えたので駆け寄ると、ここのコインロッカーはなんとか空いていそうな感じだ。とりあえずそれっぽく画面に表示されている二次元コードをAlipayでスキャンしてみるが…反応がない…
緑のWeChatぽいアイコンがあったのでWeChatの方か!っとWeChatアプリを開くが、初使用のため、どこにスキャン機能があるの???となったが適当に操作していたらスキャンができた。
スキャンすると登録画面が出てきて、何かしかの番号を入れる項目がある。スキャンをした二次元コードの下のところに数字が書いてあったのでコインロッカーの管理番号?的なものを入れてみた(絶対違う)……当然反応なし。
たまたまコインロッカーを使おうとしていたお姉さまがいたので、使い方を聞いたところ、電話番号を入れるとのことなのだが、これは日本の電話番号でいけるのか、、、はよくわからない。とりあえず、0を取って81をつけた自分の携帯番号を入れてみた。
すると登録が完了し、使いたいコインロッカーを選ぶ画面が出てきたので、選択してWeChatでそのまま決済するとその番号のロッカーがカチッと開いたのでキャリーケースをブチ込むことに成功。これで良いのか?っと不安になるくらいには理解していないが、とりあえず預けられたようだ。なお、引き取り方はわからない。その時はその時に考えよう。

これで準備は整ったので先を急ぐ。
再度改札に入り電車に揺られること40分。

第一の目的地の駅、【朱家角】駅に着いた。
ここはYouTubeを漁った際に特に気になったところだ。上海都心部に取っているホテルのチェックインもせず、荷物はよくわからないコインロッカーに預けて、一番最初にこちらの異国の田舎を訪れることとなってしまうが、空港の場所やホテルの場所を考えると効率的に動くためにはこれしか選択の余地はなく、未知の国にしては攻めた計画だったが何とか計画どおり動けている。




朱家角駅を出ると初の正式な?中国の外の空気に触れる。ちょっと寒いが極寒ではない。寧ろ日本のが寒い気がするし、空気も悪くはない気がする。田舎だからか。



早速、目的地【朱家角鎮】へ向かい歩き出す。
無事海外散策をSTARTできて感慨に浸っていると、いきなり謎の乗り物三輪車?のおじいちゃんが乗ってけと言わんばかりの何かを叫んでいる。

散歩旅ですので謎三輪車にもバスにも乗りません。少し歩くと早速クラクションやらサイレンがけたたましく鳴り響く。そして無音の電動スクーターが我が物顔で歩道を走ってこちらへ突進してくる。

スクーターを運転してる人はスマホを片手にみていたり、曲がる時どうすんの?てくらいの大量の荷物を腕にぶら下げているのがデフォだ。これがカルチャーなショックってやつか。いきなりの交通事情の違いにジャブを食らいながら歩いてると、地元のワンコも自由気ままな感じ、、、


異国来た感満載で興味津々で20分ほど歩くと朱家角の入り口?のモニュメントを発見。


招き猫の横を突き進むと細い路地にいかにもな店が連なる商店街が現れた。この漂う異様な臭いは…あの噂にはよく聞くアイツなのだろうか。







平日だからか時間的なものなのかわからないが、空いてて快適だ。とりあえず一番の有名どころの大きな橋を探すことにした。
何味の何なのかわからないものを売っているお店に目を奪われながら、、、




お茶屋の試飲手招きお姉さまに引っ掛かりこの流れは買わされるっ!!と感じ取り、全種類飲んだところで日々鍛えている脚力をフル活用し再見しました。
更に歩き続けると開けたところにありました【放生橋】




橋からの眺めもいきなり趣マシマシの良きスポットです。天気もあってか太陽もいい感じです。


橋を渡った先の反対側の路地にも同様にたくさんのお店があり、同じようなお店が連なっているため、さっき通ったのでは?イマドコ?という錯覚に陥る。














そろそろ小腹を満たすべく最初に味わうフード、何にしよう、、、と考えながら歩いてると、やはり茶色い食べ物に目がいく。茶色飯は万国共通最高なはずということで朱家角名物のちまきを購入した。


包まれた葉っぱから取り出してビニール袋にブチ込んで渡してくれます。早速食べてみると、柔らかい巨大な角煮が入っていて味付けも旨旨です。お米もモチモチで、下の方には黄身の燻製?的なものが入っていてそれもよくわからないがとても旨かった。
デカちまきを食べ終え、お次はちまきの口をリフレッシュすべくおTeaタイムでもと思い、、、また放生橋を渡ると太陽が更にいい感じになっていた。

橋の全体像も撮りたいので、少し離れた場所に行くと全然人がいない。





全体像もバッチリ撮れました。(こっち側誰もいないけど何故)





人通りのない路地を彷徨い続けると、気になるお茶屋を発見。

【一芽一葉】新しいお店ぽかったですが、入ってみました。急須から煙が噴き出す把把壺牛乳茶。看板どおりのみるくてぃーには何か穀物的なものが入っており温かい飲み物だがストローで飲む模様。


横に座っていた方が手袋の忘れ物をしていたので、追いかけて渡したところThank youをいただきました。謝謝じゃないんかーい!と思いながら、再び放生橋に行くと、夕日の超絶絶好のタイミングでした。日本でみる太陽と何かが違う気が…気のせいか…




夕日も拝めたので夜ごはんまでの腹を満たすべく、揚げ小籠包で有名な【小杨生煎】へ。スープがパンパンに入っていて、ひとくちでいかないとスープが大決壊します。口内ヤケドは覚悟の上で。下側はカリッと中はジューシー上の皮はモチモチ。こんなの旨いに決まっている。季節限定の蟹粉生煎も美味でした。




店を出ると日もだいぶ落ちて、もうそろそろ帰ろうと思いましたが、何となくもう一回りして近くの橋に向かうと、明るい時の街並みとは全く違う世界が広がっていました。(帰らなくてよかった)










写真映えを狙うならメインは暗くなってからですかね。時間が許すならば夕方から暗くなるまでがベストでした。(この辺に泊っても良いかもしれない)
時刻は18時過ぎ。
ホテルのチェックインもしていない。コインロッカーに預けた荷物もちゃんと回収できるのかわからない。
そして、なんといってもホテルの最寄り駅までは電車で1時間半程かかるのでまだまだ道のりは長いです。
なお、朱家角、帰りの道は結構暗いです。


地下鉄の乗り心地は、椅子はクッション性ゼロのカッチカチスタイルですが大きな揺れもなく普通に快適です。明日の予定どうしようと考えているとあっという間に荷物を預けたコインロッカーのある【虹桥火车站】駅に到着。


コインロッカーの前まで戻れたので、WeChatの画面から荷物を取り出す的なやつを操作してみる。するとカチッと音がして番号のロッカーが開いた!荷物を取り出して扉を閉めるが、何故かまだ使用が続いてるような感じで、また荷物を取り出すを押してみるとまた開く。時間内であれば何度でも途中で開く的なことができる親切設計コインロッカーなのでしょうか。さっきの操作と違う方を選択すると、とりあえず利用を終える的な操作ができたようで難なく異国コインロッカー使用クエストをクリアしました。

本日何回目?の電車に乗り込みます。電車の路線はとてもわかりやすく、方向だけ間違わなければ〇〇号に乗るだけ。時刻表などの表示はなく、電光掲示板には次の電車が何分後に来るかのカウントがされており、とてもわかりやすいシステムでした。【虹桥火车站】駅から30分ほどでホテルの最寄り駅【静安寺】駅に到着し、ホテルを目指します。っといっても目の前にあったため迷わずチェックのイン。





お部屋はこんな感じです。ひとりで過ごすには十分すぎです。窓の外はめちゃデカオフィスビルが聳えていました。


さっきの朱家角とは全く違う街。
ひと通りお部屋をチェックをして、ここで一度座ったら動けなくなりそうなので、そのまま今回の旅で食べたかったものの一つ、蟹の麺を求めて夜の街へGOです。




行き過ぎて八百屋に迷い込んだりしつつ、こちらのお店【蟹上黄】に到着。

蟹黄面、蟹海老小籠包、蟹春巻きのカニづくしセットに。どれも蟹の旨みが凝縮されていて口の中に放り込んだ瞬間に蟹が大爆発して大満足でした。小皿の丸いやつ、揚げ物かと思ってそのまま口に入れたらライチ的な果物だった。(皮は剥きましょう)



お腹も満たされたので、カロリー消費のためもう少しお散歩をします。いたるところにモニュメントがあるが、こういうモノを作るのは得意な国だからか大きさもかなりデカい。クリスマスシーズンということでイルミネーションもたくさんあります。



にしても、静安寺のキンキラ建物の存在感が凄い。オフィス街ど真ん中にドンっとある感じです。






知らない国の知らない街、知らない言語、歩いているだけでたのしいが明日もあるので、全家ことファミマに立ち寄って青島ビールとおつまみとアイスを購入し、ホテルに戻りやっと落ち着いて、幻のおつかのさまでした~。をしました。
【虹桥火车站】駅改札内の【LILIAN BAKERY】で買って食べるタイミングを逃したエッグタルトを食べたら激旨でした。サクサクタルトの中に濃厚プリンが入っていて、二口で終わった、、もう5個くらい買えばよかった


明日はどこに行こうかと高徳地图を見ながら特大ベッドの隅で就寝!!!