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アメリカという国が、とても好きな理由

おはようございます!

私はアメリカとイギリス、アジア圏にそれぞれ1-4年住んでいたことがありますが、

住んでいたから、という理由だけではない、政治論ぬきの

「アメリカの魅力」について

体験談をもとに書きたいと思います。

旅行や、お子さんのアメリカ留学を検討されている場合におすすめの記事です。



「THE・パワースポット」エネルギーあふれる国


イギリスや香港・シンガポールも好きなのですが、

私はアメリカと言う国が、素直に好きです。

セドナやモニュメントバレーなど

本当にパワースポットだけではなく、

アメリカという国自体が、エネルギーにあふれたパワースポットだと思っています。


なので、Blue Giant(ジャズのサックスプレイヤー、宮本大を主人公にした漫画)などアメリカをテーマにした漫画も好きです。


いまでも、旅行や出張でたまにアメリカに行くと、

「これこれ!」という感じで、毎回元気になれます。

また、日本に住んでいた時よりも時間の進み方が早い。

これは説明が難しく、体感としてあるのですが、エネルギー値が高い。

いろいろな刺激が多いので、時間が早く感じるのか、

それとも、みんなセカセカと行動しているからなのか、

時間の進みが早い、とうのはいつも不思議だなーと思います。

NYやLAなど都会だけではなく、地方都市でも同じように感じます。


とにかく、フランスなど「成熟」とは正反対の、とてもパワーがあふれる国。


人のポジティブエネルギー!


私がアメリカに住む前は、銃やテロの国のイメージでした。

住んでからは、

「インクルージョン(包括)」

多様性、

とにかく「ポジティブな人々」の国。

西海岸のほうがもうちょっとポジティブ。

住んでいた場所が西海岸だったせいかもしれませんが、

私の中でのアメリカ人は、定義が難しいほど多様で、

常に新しいもの、素晴らしいものを求めていて、

素直にお金や信念を実践し、とてもいい人ばかり。


ネガティブな貧困や治安などが多めな分、真反対のポジティブも相当多い。

西海岸はずっと晴れていたせいか、なにか薬(大麻とか)のせいなのか、

会う人、会う人、みんなポジティブ。

とにかく超がつくほどポジティブなのです。

とにかくみんな、知らない人と会話をし、褒めて、人と仲良くします。


人に与えることも大好き。チャリティも当たり前のようにある。

私はアジア人として最初かなり怯えていましたが、差別にあった経験ゼロ。

むしろたくさんのアメリカ人に話しかけてもらい、

良い友達ができ、

人生で最も楽しくて幸せな経験をしたのがアメリカでした。


こんな、みんなオープンで、人と違ってOKで、

人間らしく暮らせる、

素晴らしい国があったのか!


と私は素直にアメリカが大好きになりました。


ずっと生きづらく、日本の学校が大嫌いだった学生生活を経て、初めて水を得た魚状態でした。

自分にピッタリくる国はここだ!

とその時確信しました。


いろんな人がいるということ。


日本に帰国してからすでに5年以上たちますが、

アメリカの魅力は、そのエネルギーとぽじ

色々な人がいる、ということだけではなく、

いろいろな価値観がある、ということだと思います。

アメリカンドリームを追う人も、

実現した人も、本当に数多く存在し、

私はアメリカではUberやレストランで出会う、そのような人々を陰ながら応援していました。


本で学ぶアメリカという国の背景


メディアの報道だけ見ていると、トランプ大統領のようなむちゃくちゃなイメージしかないのですが、

昔から渡辺靖さんや、

小熊英二さんの本、

これを読むと、アメリカの銃規制の歴史や思想、戦争、デモクラシーの起源が良くわかりますし、

私はウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を

大学の時に読んだことで、アメリカの半数を占めるプロテスタントの思想と、

資本主義の基礎を気づいた勤勉の考え方について理解できるようになりました。


日本の人がそのままアメリカに行っただけでは分からない、歴史や宗教的な背景があります。

アメリカの強みは、勤勉と、多様性と、ポジティブ思考。

個人主義なのに、社会としてはボランティアや寄付を重んじるキリスト教文化が根強くある。

冷たいのにとても温かい社会。

勤勉なのに、会社にとらわれずにいる社会。

私はそのドライでありウェットでもある「人間らしさ」がとてつもなく、好きなのです。

(もちろん、治安が悪かったり、ぼーっと生きていると搾取される仕組みが張り巡らされており、お金がないと楽しくない社会でもあります)


政治的なこととセレブしか日本に入ってこない


普段生活していると、CNNとFOXのような政治的な報道か、

ハリウッドセレブの生活、

SHOHEIや渡辺直美さんを通じて入ってくるようなアメリカ像しかないのですが、

私は普通のアメリカ人の友人たちの生活が好きです。


みんな、なにかしら夢を追っていたり(医者になるとか、起業するとか)、

人を助けたり、人生を楽しんでいたり(ポーカーにはまるとか)、

枠に囚われず、人との比較で落ち込むこともなく、

とにかく、前向きにエネルギーを使っている感じ。


日本が自己否定と反省の国だとすると、

アメリカは自己肯定の国というイメージです。


難点は、何事にも金がかかり、医療費が高いこと。

あとは、アメリカではお金を持っていないと、その魅力をじゅうぶんに楽しめないこと。

老後は日本に戻って暮らす人が多いのは、社会保障がスカスカだからだと思います。


どんな社会階層でも、それなりに夢を終える国という意味では、

人生どこかの段階でアメリカという大国に住んでみる、というのは

とてもよい経験だと思います。


危険だから、とか、高いから、という理由だけで、子どもを違う国に留学させるのは

とてももったいないと思います。

圧倒的なGDPを誇る国であり、経済や政治の中心にもなっている国。

正しく理解し、その魅力を楽しむことができたら、と常に思っています。


原爆ドーム見学のあとに思うこと。


今年、初めて原爆ドームにも行きました。

日本に、原子爆弾を落とした国もアメリカ。

アメリカという国が好きである立場からすると、とても見ていて辛い記憶です。

どのような政治的背景があったかは分かりませんが、ひとりひとりの人生をここまで変えて、苦しめたものだったのか、と暗い気分で展示室を出ました。

それでも、原爆ドームの展示物がアンチ・アメリカではなく、アンチ・原子爆弾であることに、少しだけ安堵しました。


そういった政治的な背景を考えてみると、もろ手を挙げてアメリカ大好き!とは、やはり日本人として素直にはなれないところもあるのですが、

アメリカや、他国の人にも、日本の戦争の歴史をふまえても

それでも洗練されていて、いい意味でちょっとクレージーなときもある、

日本の人が好き!と言ってもらえるような

そんな人間にまずは自分がなろう!と、思いました。



結論、ロサンゼルスやアリゾナの街の海や太陽のような、広い心になりたいです。

そして、いつかアメリカにまた住みたい。

旅行や留学で、ハワイではないパワースポット国・アメリカを体験するのは、とてもおすすめです。

ということで、とても個人的な好みの話を書いたでした。

政治的な意図をもった記事ではありませんので、ご了承ください。


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