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「がんばらない」ことがなかなかできないワーママへ、力を抜くコツ5選

おはようございます!

今日はワーママ歴10年以上、タスクに追われて回遊魚マグロのようにぐるぐると動いた結果、ぐったり疲れてしまう私が、試行錯誤して学んできた

「ワーママがんばりすぎ病」

の治し方について書きたいと思います。


1.日本のワーママはブラックすぎることを自覚する


まず、日本のワーママは働きすぎである。

という事実について認識しましょう!

かなりさかのぼりますが、日本の女性は出産時点から、とんでもなく痛いお産をほぼ強制されているにもかかわらず、文句を言わずに頑張っています。

謙虚すぎ、かつ我慢しすぎです。

日本で激痛「自然」分娩、海外で完全無痛でらくらくのお産をした身からすると、

痛みに耐えてこそ!自然が一番!

というのはある意味変態的な自虐文化です。

痛みあり出産と痛みなし出産では、回復度合いも全く違いますので、

これからお産する人は、悩まずに完全無痛にしましょう。

日本語少子化になってるのは無痛分娩が主流ではないからというのも一因ではと思ってます。

日本の男性が仮に出産出来たら、おそらくとっくの昔に無痛が主流になっていることでしょう。

日本は女性に苦労させたい、それが美徳になる謎の国です。

私は自己投資以外で、苦労したくありませんし、ベビーシッター制度など香港やシンガポールのように導入すればいいと思っています。

女性ばかりが苦労している構図はお産から育児まで一貫して日本に残っています。

無痛で産んだ後海外でヘルパー2人を雇って、らくらく育児をしていた身からすると、日本のワーママがブラックすぎて笑えるほどおかしいということに多くの人に気づいてもらいたいのです。

痛いお産、孤独な育児、遊ぶ場所のない都会、フルタイムで復帰した瞬間にワーママのすべてがブラックになる男性中心の社会。

フルタイムに加えてろくにヘルプもなく家事育児もしている、そしてせざるを得ない日本のワーママはとてつもなくブラック産業であり、ほぼ社会の底辺である、という認識が必要です。

実は、50%がんばるくらいでもハナマルなんですよ。

2.あなたが頑張ることで問題が見えなくなる


海外ヘルパー2人生活を楽しんだ後、帰国してから数年は私もフルタイム激務でブラックなワーママです。

どうしても綺麗な家に住みたいので、毎日一生懸命掃除をしていました。

どうしても食器はすぐに洗いたいので、毎日皿も洗っていました。

食事も健康的なものをと思いすべて自炊していました。

その結果、自分の身なりはボロボロで出勤でも、家族は快適な家で快適に過ごすことができていました。

結果的に、自分はボロボロでも、家族も夫も「それでまわっている」と勘違いしてしまうのです。

実際に汗を流して頑張って犠牲になっている女性の姿は誰も見えていません。

10年間、呪文のように夫に「私が行っている数々の細かいタスク」を話し続けました。

帰国後、家事の外注を嫌がっていた夫も、最近は家事を外注することに賛成となり、月1回は頼めるようになりました。

10年も言い続けたのです。自分がやっていることは大げさに夫にも子どもにも言い続けて、自分が陰でやっているタスクについて外注や自動化など解決策を提案して受け入れられる土壌を作っておきましょう。

今では書類、区役所対応なども夫ができるようになりました。

たまに唐揚げなど手の込んだ料理を一緒に作ると、「毎日こんな大変なことしてるんだね」と夫や子どもが理解しますので、それもおすすめです。

50%の力で家事をしましょう。

3.「誰もやらないし、自分でやった方が早い」


「自分でやった方がはやい」

というのは子どもが幼稚園・保育園までです。

小学生になったら、食器の片付け、服の片付け、机拭き、勉強などすべてを仕組化するようにします。夫は最初から仕組化に取り込みます。

この仕組みづくりを怠ると一生楽になれません。

・最初にタスク分け
・可視化
・タイマー

がポイントです。

「あなたの仕事はこれですよ」と最初にざっくりお願いすることを決めます。

脱いだ服をカゴに入れる、タオルを掛ける、などお願いしたタスクについては自分でやらないようにします。そうすると勝手に本人が気づきます。

私は洗濯ものたたみや洗面所のものの片付けは絶対にやりません。夫にやってもらいたいからです。

タスクリストを作って可視化すると一番効率的なのですが、家事についてはなかなか難しいので、子どもの勉強などここぞ!という時に使います。

タイマーはアレクサやGoogle Homeなどで毎日タイマーをセットすることで、勝手にアラーム機能でリマインドしてくれます。

・学校に行く時間
・楽器の練習
・公文の勉強
・片付けの時間

などとても便利なので、自分でやるまえに、自走化できるような「仕組化」がおすすめです。

冷凍カット野菜と肉とカレールーをホットクックにいれて自動でカレーを作れる時代ですので、料理すら子どもにお願いして仕組化できると思います。

4.自分時間を「つくる」ではなく、「デフォルト」にする


私が「ご褒美制」にしていたときは、半日有休を作りマッサージやお風呂に行ったり、「仕事のすきま」で自分時間を確保していました。

それを、最近では逆にしています。

自分の時間が最初にあり、その上で仕事や育児などが存在するのです。

子どもが小さいときはどうしても保育園送迎や予防注射など「絶対必要なタスク」が発生しますが、それが小学生くらいになると自走するので、どんどん少なくなります。

休みはまず自分のために使い、余ったら子どものために使う。

旅行先も自分が行きたいところに子供を「ついでに」連れて行く。

仕事のあとに用事があれば、夜ご飯は準備しておいて、夫や子どもにお願いする。

自分中心に考えていると、不思議とまわりもなぜか「そんなもんか」と思い始めます。

がんばりすぎているワーママは、たぶん何かしら「私がやらないと」という、「ブレインロック」がかかっているのです。そんなものは外しましょう。

習い事を始めたり、土日は必ず何かを自分のためにするようにしていたり、夜は誰にも邪魔されず瞑想する時間を10分確保したり、まずは自分時間がデフォルト。

週1回朝サッサと保育園に送って喫茶店でコーヒーを飲む、とか、必ず夜にランニングをする、とかなんでも良いのですが、自分の時間をとにかく最優先にしていると、まわりもなぜか納得します。

私は週1の夜の習い事を入れることで、家族が自分に頼りすぎるのを防いでいます。

何かひとつ、やってみてください。

結果的に、ワーママの頑張りすぎを防いでくれます。


5.がんばりすぎサインを見逃さずに、すぐに修正する


最後は、一番日常で大切な、自分の体を大事(そして、第一)にし、「がんばりすぎサイン」を見逃さないことです。

「あー疲れた。」

とソファに座るのは、すでにがんばりすぎです。

今日も1日けっこう楽で楽しかったな、がデフォルトであるように仕組化や外注できていないのであれば、それはがんばりすぎです。

便秘や頭痛、なにかしらの体の不調を見逃さずに、すぐに対応します。

私は肌荒れ(赤み)がすぐに体に出るので、その場合は皮膚科に直行します。

寝れてないなーと思ったら、睡眠サプリや睡眠薬を飲んでさっさと寝ます。

肌荒れがあったら食生活を見直します。

我慢に我慢を重ねて、泣いてしまったりする我慢強い日本のワーママですが、そんな我慢しないでください。

まずは自分の不調のサインを見逃さずにすぐに修正するように日々心掛けてみてください。

体の不調は、病院や整体やマッサージや薬。

心身の不調は、瞑想やカウンセリング。

SNSやテレビでごまかさずに自分の体や心と向き合うことで、がんばりすぎを減らせます。

私のおすすめはお金がかからないけれども、効果がある瞑想です。寝る前5分でOKですので、目を閉じてみます。

赤ライト→オレンジライト→黄色ライト→黄緑ライト→青ライト

のイメージを頭の中に持っておくと、心が落ち着きます。


結論


「がんばらない」と思うとそれをがんばってしまうまじめで健気な日本のワーママ。

1.日本のワーママはブラックすぎることを自覚する

2.あなたが頑張ることで問題が見えなくなる

3.「誰もやらないし、自分でやった方が早い」

4.自分時間をつくるではなく、デフォルトにする

5.がんばりすぎサインを見逃さずに、すぐに修正する

どれかひとつでも良いので、試してみてくださいね。

働きすぎの日本のワーママの皆さんが、少しでも楽に、楽しく生きられる社会になればなーと思っています。

50%の力で家事や育児は取り組んで下さいね。それでも十分グローバルスタンダート以上の水準ですので、ご心配なく。

家事と育児は、本当に人と比べなくてよいのです!


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