(読書)なぜ外国人女性は前髪を作らないのか
割引あり
著者のサンドラ・へフェリンさんはドイツ人と日本人の「ハーフ」。
私はこの本、今年で1番面白かったと思います。
なぜなら、私も海外生活5年を経ていつも感じていた
「日本の変なところ」「生きづらいところ」
をサンドラさんが日本語ネイティブとして言語化してくれていたこと、
また、私があまり知らないドイツ人の性格など
この本を通して理解することができ、これがとても面白かったのです。
ドイツ人のイメージが変わりました。
イギリス在住の谷本真由美さんの本もとても好きなのですが
日本人の観点と「ハーフ」の著者の観点はかなり違うと思いました。
ところで「ハーフ」は最近差別用語になっていますので
カッコがきになっています。
何が「半分」だよ!と私も思ってしまいます。
いうなら別の言い方にして欲しいものです。
この本の中で
「女性が自由に羽ばたけそうなことがあると、その足を引っ張るものが出てくるという絶対法則」
という言葉がありました。
生意気な女性が出てくるとみんなで叩きまくる。
(某エリカさんとか勝間和代さんですね)
この法則は、日本において「人の足を引っ張る行動」が多いので
女性にはより強く働きます。
フェミニストの本ですね。
サンドラさんの外国から見た視点もユニークで面白いです。
学ぶところが多かったので感想を書きたいと思います。
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