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【設備設計】受注キャンセル、延期、突発とどう向き合うか?

 受注を予定していた案件がキャンセルとなった。正式受注前だと珍しい事ではないが、図面に着手していただけに残念だった。

今まで一年仕事を受けてきた中で、事前に話をもらって予定通り始まったのは3割位だと思う。残りの3割は1ヶ月から数ヶ月遅れ、残りは急に依頼があり、逆にプロジェクトが中止になった。

 仕事を構えていて仕事が無くなると、やる事が無くなる。収入も無くなる。不安になる。そして負のスパイラル。。。とならない様に出来ることを考えてみた。

①受注キャパを上げておく
 来た仕事を断らなくていいように自社の能力を上げておく

②安定した受注先を持つ
 飲食店、マンションなど、定期的に仕事をもらえる発注先と繋がる。

③大型の仕事を請け負う
 大型物件は長期のスパンになるので、手が空いた時はそちらをやる。

どれも大事だが、請負業の設備設計会社にとって、上記の達成は仕事を断らず一生懸命やった結果でしかないと思う。

どんな仕事も断らずにやることで①受注キャパが上がり、仕事をやっているうちに②安定して仕事をもらえ、やっているうちに③大型の案件をもらえるという結果でしかない。

 そして受注の仕事がなくなった今だからこそ、できる事がある。今までやったことが無い設備の勉強をしたり、見やすい図面になるように凡例を整えたり、CADオペレーターの方を育成したり。来た仕事を断らなくて良いように、今やれることをやろうと思う。


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