れの

Twitter(@RlrLeno) ぼやきのようなオチない私の日常

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かたくてつよい

さっきまで飲んでいたアルコールとは別の瓶を手に後ろに立っていた。 広い店内に大きめのテーブル。目の前には食欲そそる大皿の料理の数々。心地の良さに少々リラックスし過ぎたようだった。お代わりを持って回っていた母に全く気がつかなかった。 珍しいね、そんなの見たことない。 まあね、と少し誇らしそうな母。 「実はね、ちょっと度数が高くてね。今までも色んな人が飲んできたんだけど、ちょっとね。まあ、最悪気絶してぶっ倒れるだけだから。」 そう言うと当たり前のように空になった私のグラスに注

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    • 僕のいちご

      目の前に 苺のショートケーキがあって 『おいしっ！おいしっ！』 頬張るの。 ふとケーキに目をやって 上に乗ってる苺はいつ食べようかな？ そういえば周りの人みんなのケーキには 苺って乗ってる？もう食べちゃった？ ちょっと焦るの。 苺をいつまでも残してるのって もしかして僕だけなのかな？ 『ねえ、いつ苺食べたらいいのかな？』 「その苺、甘くないみたいだよ。 なんだったら、こっちにチョコがあるよ。」 そうじゃないんだ。 僕の前にはショートケーキがあるから。 他の物はいらな

      れの

      • 回るのは寿司だけで充分だよね

        「ふられちゃったんだって？かわいそう」 身に覚えのない情けをかけられた。 同じ職場に挨拶をかわす程度の男性がいた。 私の所に、書類を持ってきた時に 「この間スノボに行ったんだ」 社交辞令程度に、行ったことないから行ってみたい。 顔はパソコンに向けたまま答えた。 それが始まりで終わりだった。 この会話を聞いた人が 「あの2人、スノボに行くみたいだよ」 と広め 「あの2人、スノボに行ったんだってよ」 になり 「でもあの男性、別の所の彼女とまだ別れてないよね？」 「あの男性

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        • あの日呑んだ酒の適量を僕はまだ知らない

          『大丈夫ですか？？！お姉さん大丈夫ですか？？？！！』 トイレの個室を叩きながら叫んだ。 急に倒れる、気づいたら寝てる、携帯を失くしかける、携帯を割る、お酒大好きだけど、高確率の割合で周りに心配と迷惑をかけるタイプな酔っぱらい。それが私。 そんな人間がまさか、人助けできるなんて思ってもいなかった。 「...大丈夫大丈夫...大丈夫だから」 小さい声が聞こえた。 そもそも個室が2つあるトイレからでてきた所を、順番待ちしていた女性に声をかけられた。 「こっちのトイレ、下の隙間

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        かたくてつよい

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          泣き虫の僕へ

          幸せを感じると、いつかくる終わりと来ないだろう暗い未来を想像して泣く僕へ 楽しかった後の、１人が寂しくて泣く僕へ 他人の考えを勝手に考えて１人苦しんで泣く僕へ 言葉つまって自分の思いが伝えられなくて泣く僕へ 幸せで胸いっぱいで泣く僕へ 思い描いた事ができなくて落ち込んで泣く僕へ ふった相手を思って、逆の立場だったら絶対に耐えられないと泣く僕へ すぐに人に嫌われたかもと悲しくなって泣く僕へ ちょっとしたことで、もう無理消えたいって泣く僕へ どう足掻いても届かな

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          泣き虫の僕へ

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          水まんじゅうを投げつけたい

          藪からクロスボウを打たれたような 急に目の前に蛙が現れたような 曲がり角から車が走ってきたような 道路に猫が飛び出してきたような 突然告白されることって私とってはそんな感じ。 相手は攻撃するつもりはないんだろうし そもそも、クロスボウなんて存在してないんだと思う。 ボーッと座ってる時に 考え事しながら歩いてる時に 後ろから肩を叩かれて 「おはようっ！」 って声をかけられた感じ。 相手としては、ただ挨拶をしただけだし 周りの人間もそう捉えてる。 でも私にとっては突然の出来

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          水まんじゅうを投げつけたい

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          犬にもてるタイプでして、猫にリアル猫パンチ喰らった奴でして

          はじめまして！あの瞬間が好きで嫌い。 クラスに1人はいるような、みんなの話をただニコニコして聞いてる人間。それ私。自分からは話さず、かといって誰かとは一緒にいる、何かのおまけ。所謂モブ。 おまけだったら、グリコのキャラメルのおまけがいいなあ(何の話？？？？) 大体はじめましての一言でキャラ確定しちゃうからたまったもんじゃない。 だけど不思議とあの瞬間は好き。転校とか転職とか紹介とか。そういう、それ。 でも嫌いなんだよ～～～～～～～～～？？？！！！！情緒...安定させて、怖い

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