白い悪魔こと雪
今日、雪が降った。
そして、積もった。
今日、除雪バイトの初日。
と言っても、動物園の落ち葉集めの延長である。除雪と言いながら、雪が積もるまで落ち葉をせっせと集める予定だった。
それが、ごていねいに初日に降られておいでございまして候。
クソがぁっ!!!
ここまで読んでくださった人はおわかりいただけただろう(それ以前にタイトルでお察しだろう)。
そう、僕は雪が嫌いなのである。
そりゃあ北海道の民ですから、生きる術としての除雪能力には長けている自負がありますとも。
しかし、好き嫌いは別。むしろ毎シーズンの降積雪により嫌になっている。劇場版「雪滅の刃」【無限除雪編】が毎年上映されるのだから、無理もない。
そんな僕が除雪バイトをすることになったのは、金欠とか運動不足解消とかいろいろあるわけで。
それにしてもだねキミ、なにも初日に降ることないでしょうよ。どうせ降るかどうか迷ってるとき、鱗滝さんに「判断が遅い」って言われたんだろ!
しかも、パラパラと降って翌日には消えてなくなるタイプの雪じゃない。水分含有量が多いベタ雪なので、重い上にべちゃべちゃする。下手すると根雪(積もった雪が長時間消えずに残っている状態のこと)になっぞコレ。
そして、風も強いもんだから、吹雪オブ吹雪。
初代ポケモンの「ふぶき」くらい凶悪だわ。命中90%、威力120、30%で「こおり」状態とかブッ壊れすぎんだろ。
※↑ここはあんまり読まなくていいです。
とにかく、まとまった雪は今シーズン初めてなのだが、初雪してはなかなか強烈な降り方だったというわけだ。
極めつけは、僕がバイトを終えて帰宅したときには晴れ出したこと。
雨男ならぬ雪男である。ぼかぁ、ビッグフットかなにかか?いや、小柄だからスモールフットか。やかましいわ。
冬期間はこの除雪バイトが続くので、雪が降り積もる度に心の中のガンバレルーヤ・よしこが叫ぶのだろう。