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創作大賞2024に落選して、書くことがもっと好きになった。

本日、創作大賞2024の中間選考結果が発表された。

そこに、僕の名前はなかった。


とてもくやしい



しかし、不思議なもので、妙に清々しい気分である。

その理由を考えてみると、一生懸命やったからではないだろうかと思う。


昨年開催された創作大賞2023の後、「来年は絶対受賞してやんよ! おれやんよ! やってやんよ!」と息巻いていたのを思い出す。

自分の思い出の中で比較的キャッチーな出来事は、創作大賞2024(エッセイ部門)に応募するため温存しておいた。

小説にも挑戦した。拙い文章と付け焼き刃の知識ではあったが、自分なりに展開などを考えて書いた。初めてにしては、よく書けたと思っている。

小説から派生して、漫画原作も書いた。おふざけ全開のコメディーは、自分のnoteの中で上位に君臨するくらいたくさんの反応をいただいた。

note読みで感想もたくさん書いた。感想を書いた作品のいくつかが中間選考を突破していて、自分のことのように嬉しかった。いやほんとに。


ほら。一生懸命やったし、全力で楽しんだ。

だから、くやしさはあっても後悔はない。



コンテストは、必ず受賞者とそうでない者に分かれる。

それは当然のことであり、それを承知で応募しているので、落選する覚悟は当然持っている。

でも、コンテストに落選したからといって、自分の作品が無価値であるなんてことはない。
よりクオリティーの高い作品が選ばれただけのことだ。

中間選考を突破した作品のすべてに目を通したわけではないが、きっと素晴らしい作品ばかりなのだろう。

今の僕にできることは、それらの作品に敬意を示し、そこから学ぶこと。
自分に足りないものはなんだろう。最終選考にノミネートされた作品の長所ってなんだろう。
どういうものが良しとされているのか自分なりに学びたい。そしてその上で、自分らしさを損なわない書き方を見つけたい。

やるべきは、後悔ではなく反省であり、嫉妬ではなく勉強である。ほんとにそう思う。



今回、トータルで75作品100記事分の作品を応募したが、正直なところ自信作なんて一つもなかった。エッセイも、小説も、漫画原作も。

自信なんてない。でも、誇りはある。

一つひとつの作品は、親友みたいなものだと思っている。同様に、創作物語の登場人物一人ひとりに愛着がある。根来内ねらいうち だんも、アイオルも、ギャリーも。

僕は自分の作品が大好きだし、登場人物たちも大好きだ。
ある種の母性のような、絶対愛だ。


それに、自分の作品を愛してくれる読者がいる。
初挑戦の小説に感想を書いてくれた人、『ソーシャリー・ヒットマン』シリーズを毎回楽しみにしてくれている人、僕のエッセイを活力にしてくれた人、僕のファンと名乗ってくれる人まで。

ものすごいたくさんではないのかもしれないけれど、いつも支えてくれる人がいるから、僕は楽しく書いていられる。
たった一つだけのスキでも、スキを押してくれた人がいたなら、物書き冥利に尽きるじゃあないか。

だから僕は、自分の作品に誇りを持てる。

だから僕は、自分の作品を絶対に卑下しない。

だから僕は、これからも楽しく書き続けられる自信がある。


創作大賞2024に落選して、僕は書くことがもっと好きになった。



中間選考を突破した皆さん、本当におめでとうございます!

同志の皆さん、本当にお疲れ様でした!

肩の荷が下りたので、最終選考をワクワク100%で楽しみにさせていただきます!
ほんのちょっとだけ、ベストレビュアー賞に淡い期待を抱きながら。




#ありがとう創作大賞


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