【ブルアカ】1/1スケール プレナパテス先生の「大人のカード」つくってみた
1.はじめに
どうも、「命短し、挑戦せよ俺」がモットー、るるシアです。
聞こえはいいですが日々このモットーを免罪符に色々なものに手を出しまくってます。
散財、良くないね…。
タイトルをご覧になった方はお分かりかと思いますが、今回はプラモやらジオラマから逸れます。
今回は………
き”み”に”あ”い”た”い”!!!!!!!!!!!
そんな(どんなだ)一心で一体どうすればプラナに相応しい先生になれるのか、日々考え続けた。
そこで筆者の脳内CPUがはじき出した結論は………
Let's Go!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2.作ります
決心を決めたので早速作っていきます。
材料はコチラ。
以上です。
正気か?と思われるかもしれませんが塗料やらデザインナイフやらの道具は省いていますので材料はマジでプラ板1枚です。
書き始めたらキリがないので…。
参考画像は先程のプレナパテス先生が持っていた画像とゲーム内で獲得後の2枚しかありません。
難易度激ムズです。
裏面とかどうなってんねん。
誰だよ全然参考資料も無いのに作るなんて言い出したやつ。
四の五の言っても始まらないので始めていきます。
まずは標準的なクレジットカードのサイズに合わせてプラ板を「3枚」カットします。
ICチップ部分の微妙な段差も可能な限り再現したいので、1枚はカードの裏面(土台)、2枚目はICチップ、3枚目はカードの表面になるようにカットします。
2枚でも良さそうに思えますが、微妙にぺらぺら感があるのと、ICチップの模様を掘った際に貫通しないまでも裏面が凸凹してしまいます。
もう少し厚みのあるプラ板で作るなら2枚でもいいかもしれません。
Ⅰ.ICチップ部分
始めにICチップ部分の制作をしていきます。
まあこの辺かな、という部分に資料を参考にしつつ、ICチップの模様をデザインナイフとケガキ針で彫っていきます。
間違えて裏に突き抜けちゃっても土台を後ろに貼るので無問題です。
色はシタデルの銀を下地に、金色をドライブラシで塗っています。
まあ最終的にはウェザリングでほとんど見えなくなるのでそれっぽく出来ていればいいですね。
ちなみに筆者は資料を参考にこんなデザインで彫っています。
写真は表面処理をしてしまっているのでプラ板の目盛が消えていますが、目盛があった方が圧倒的に作業しやすいので、挑戦してみたい方は是非「目盛付き」のプラ板を使ってみてください。
Ⅱ.カードの裏面(土台)
特に特別なことはしません。
とりあえず次の作業に向けてICチップ部分のパーツと組み合わせておきます。厚みが出てくれるので取り扱っていて少し安心します。
Ⅲ.カードの表面
ICチップ部分のサイズに合わせて窓を切り抜きます。
始めは真四角に切り抜いたのですが、やっぱ違うな…ということで角に丸みを持たせたデザインで作り直しています。
こっちの方が断然いいですね。
この後貼り合わせてしまうと表面のやすり掛けなどがやりにくくなってしまうので、今のうちに表面処理をしておきます。
Ⅳ.塗装(ウェザリング)
表面処理が終わったら全部を貼り合わせて、いよいよ塗装に入ります。
ぶっちゃけこれだけでも充分「それっぽい」物体になったので正直汚すのはもの凄く気が引けます。
意味があるかは分かりませんが、一度全体にシタデルの白で薄く下地を作ります。シャーレ、というか連邦生徒会から支給されるものが割と「白」を基調としているので、多分大人のカードも白いデザインなんだろうな、という想定です。
アニメで出番があれば良かったんですけどね…。
下地が塗れたら、次にシタデルのシェードカラーを適当に塗りたくり明るさをワントーン落とし、まったく資料の無い未知の領域・裏面からウェザリングしていきます。
コツは表面のデザインを基に、「ここが焦げ?腐食?していないから地続きで裏面のこの辺りは無事だろう」という妄想で、無事と思われる部分以外をシタデルの黒・焦げ茶色でドライブラシをかけていきます。
それっぽく塗れたら、タミヤのウェザリングマスターで「スス」、「焦げ」のグラデーションをつけます。
パッと見は目立ちませんが、やるのとやらないのとでは雲泥の差です。
表面は、資料を参考に裏面同様の手順でウェザリングします。
実質この表面が9割主役なので、裏面で「ちょっとウェザリング失敗したなぁ~」と思ってもどうにかなります。
出来ました。
大前提として資料もあるのと、裏面で塗装を失敗しても主役の表で反省を活かせているので、心なしか裏面よりもそれっぽく汚せていますね。
最後に表面保護のためにトップコートをして完成です。
3.完成
それではご覧ください。
(多分)1/1スケール プレナパテス先生の「大人のカード」、こちらになります。
せっかくなので我が家の「ねんどろいど アロナ」にも見てもらいましょう。
ということで「粉々になった大人のカード」も作ってみました。
当たり前ですが別に「大人のカードに触ると完全変形して粉々になる」なんてオーバーテクノロジーではありません。
カードとは別で作りました。
特別なことはしておらず、手元に残っていたジオラマ用のバラストを大雑把に黒、焦げ茶色で塗って、カードの破片は、元になったカードを切り出した際に出た端材をそれっぽく成形しています。
おまけなので完全にカードの時より手を抜いて作ってるのがクオリティから滲み出てますね。
4.さいごに
そんなこんなで突発的に作り始めましたがなんとか完成にこぎ着けました。
WAVEのプラ板、初めて使いましたけど柔らかくていいですね。
タミヤ製のはちょっと加工しにくくて、「俺もしかしてプラ板工作向いてないのかな…」と勝手に落ち込んでおりましたので、今回ので少し自信が湧きました。
こちら間に合いましたので、実物は以下の展示会にて展示させていただこうと思います。
「これプラモか…?」とも思ったのですが、プラ板を材料にしてるし実質フルスクラッチみたいなもんだし「大人のカードの模型」ってことで展示します。
普段自分で作ったものってどんだけ時間かけて作ってもあんまり自信無いんですが、今回は珍しく個人的に結構気に入った完成度なので、ブルアカ関連のイベントがあった時は持ち歩こうかな、と思います。
いずれは「ボロボロのシッテムの箱」だったり、「プレナパテス先生の仮面」だったり作ってみたいですね。
目指せ「プレナパテス先生のコスプレ」。
それではまた次の記事で。