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「頑張りすぎ」を手放して、ありのままの自己受容を進めていく
誰かのために「頑張る」のは素晴らしいけど、自分を犠牲にしてまで「頑張る」と心が壊れます。
もちろん、誰かのために頑張れるのは素敵なことです。
でも、自分の心や体の声を無視して頑張り続けると必ず限界が来ます。
例えばパートナーのため、子どものため、友達のため、仕事のために自己犠牲すれば、心が削られていき、体力も搾り取られ、ある日プツリと動けなくなるかもしれません。
実際そんな人をたくさん見てきました。
「頑張る」って、実際ものすごく「美徳」とされていますよね。
特に私がnoteで解説している「自立系」の皆さんは、仕事でも恋愛でも人間関係でも、いつも120%くらい頑張っちゃう。
私自身、昔はそんな生き方をしていて、心も体もボロボロになった経験があります。
実は、この「頑張りすぎ」の背景には、幼少期からの「条件付きの愛情」が深く関係していることが多いんです。
有名な心理学者のカール・ロジャーズが「条件付きの価値」という言葉で説明しているように、
「頑張れば愛される」「完璧なら認められる」という経験を重ねてきた人は、
大人になっても無意識のうちにその行動パターンを繰り返してしまいがちなんですね。
確かに、誰かのために頑張ることは素晴らしいことです。
でも、繰り返しますが、自分の心身の声を無視してまで頑張り続けると、どこかで必ず限界が来ます。
パートナーのために自分を削る、友達のために眠る時間を削る、親や子どものために自分を殺して削る、仕事のために休む時間を削る...
そうやって自分を犠牲にし続けると、やがて心も体も悲鳴を上げ始めるんです。
私がいつも相談者さんにお伝えしているのは、「頑張る」という言葉の定義を少し変えてみませんか?ということ。
誰かのために無理をすることが「頑張る」なのではなくて、自分の心と体を大切にしながら、できることをする…それも立派な「頑張り」だと思うんです。
そのためには、まず自分の限界を知ることが大切です。自分の声を聞くことが最も大切です。
「今の私にはここまでできる」「ここからは無理かもしれない」という体感覚を感じる練習をしていく。自分の心に素直になるトレーニングをしていく。そして無理そうなら堂々と休む。
最初は休むことや「何もしない」ことに罪悪感を感じるかもしれません。
でも、それはバーン・アウトしないためにも非常に重要なんです。
そして視点を変えれば、結局のところ、自分を大切にできない人は、本当の意味で誰かを大切にすることもできないんですよね。
自分を大切にできない人は、良いパートナーシップをつくることもできません。自分に犠牲を強いる人は、パートナーにも犠牲を強いるようになるもの。
まずは自分という存在を慈しみ、労わり、認めてあげる。そこから始めていきませんか。
焦る必要はありません。
私たちは、ずっと「頑張らなきゃ」という思い込みを抱えて生きてきました。
その考え方を変えていくには時間がかかって当然なんです。
一歩一歩、自分のペースで、「自分を大切にする頑張り方」を見つけていけたらいいですね。
私もまた、「頑張りを手放して、ありのままの自己受容をしていく」その道の途中です。
一緒に取り組んでいきましょう。
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