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【サロンコラム】セフレとの依存関係について③

【初めての方へ】ご挨拶とご案内。

【お勧め記事】「恋愛こじらせ」「依存こじらせ」について50000字以上で深く解説しました。




【ご質問ここから】


送信者:ぬんさん



セフレとの依存関係②を読みました。



Ryutaさんが言われていた、
セックスを楽しみたいからするというマインドを持つ際の心の整えとはどういう状態なのでしょうか?

心の状態は一定ではなく、不安な時も安定している時もあるので、都度自分と向き合い、心をフラットの状態(今回の内容ですとセックスを楽しむマインド)にし続けるということでしょうか。

コスト論についてとても納得感があり面白い内容でした。

モラ彼との話ですが、夜一緒に過ごす際、家で寝たいという彼に対して、寝たいから先帰るは嫌だと伝えていました。お互い次の日は仕事があるので時間の都合で先帰る分にはいいけど…と少しの違いにどうしようかと考えていたことがあります。でもそれは大切にして欲しかったという見返りを求めていたんだなと思いました。

セックスを楽しむという時間の使い方にも興味があり聞いてみました!
よろしくお願いいたします!


【ご質問ここまで】



ぬんさん、「セフレとの依存関係について」記事への追加質問ありがとうございます!

記事は「性のコスト論と依存」について掘り下げたものになっています。

興味がある方はまず下記①~②を読んでみてください。



では、ぬんさんの質問に入っていきましょう!



ーーRyutaさんが言われていた、
セックスを楽しみたいからするというマインドを持つ際の心の整えとはどういう状態なのでしょうか?ーー



先日の①~②記事の前提で考えると、「心を整えていない状態」「心を整えようとしていない状態」というのはセックスに対する見返りや期待を求めてしまう状態のことでしたね。一部引用してみましょう。


…なぜなら「セックスしてあげてる」「身体を許してあげてる」という状態だからですね。

セックスに一種の取引感覚のようなものを持ち込んでしまいやすいわけです。

端的に言えば「相手への期待」ということですね。

そしてこの見返り、期待がどのような形をとるのかと言えば、例えば…

「セックスしたんだから大切にしてくれるよね?」
「セックスしたんだから両想いなはずだよね?」
「セックスしたんだから付き合ってくれるよね?」
「セックスしたんだからずっと一緒にいてくれるよね?」

そんな、相手の感情へのコントロール欲求として現れます。

これが強いと「依存」という風になります。

【サロンコラム】セフレとの依存関係について②|Ryuta (note.com)



この状態のことを「心が整えられてない状態」という風に表現したのは、この状態が極めて不健全な結果をまねきかねないからです。

「セックスしたんだから○○してよ」という取引マインドは、つまり相手の感情をコントロールしようとしているということですが、そういった欲求(ニーズ)が強くなればなるほど関係はギスギスしてきますし、期待が叶わないということも多くなってきますし、相手から「ウザイ」と思われやすくなりますし、結果として自分がとっても傷つきやすくなるのは目に浮かびますよね。

そういった意味で、「心が整えられてない状態」は、「不健全な結果」を招きかねないということです。



もちろん、先にセックスというものを差し出して、その見返りを求めた結果として、交際できたり大切にしてもらえるなどの例も少なくはないと思います。

でも、それって「心が整えられていない状態」というベースの部分が変わらないまま交際や結婚に至るということでもあります。

言い換えれば、「取引マインド」「コントロールマインド」が抜けないまま交際や結婚などのパートナーシップに突入していくことになります。


これが、長い目で見れば良い結果にならないのはRKメンバー皆が重々承知のことだと思います。

要は、「○○したんだから△△してよ」という思考習慣により、パートナーシップを破壊してしまう可能性が高くなるということですね…



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