執着しがちな人の愛着スタイルと執着解放のための考え方

たまには初心者向けに「執着」について書いてみたいと思います。

常連さんは流し見してもらっても大丈夫ですし、ゆっくり読んでもまたいつもと違う気づきがあるかもです。

Xでもよく解説していますが、

私のところには日々、

「執着してしまう」
「相手のことが気になって仕方ない」
「LINEの返信が遅いだけでパニックになる」
「この人がいないと生きていけない」
「大切にしてもらえないのではないかという強迫観念が強い」

といった相談が数多く寄せられます。

特に恋愛関係での依存や執着の問題は、本当に切実なものが多いんですね。

今回もボウルビーが提唱した愛着理論と絡めてお話していければと思うんですけど(どこが初心者向けや…)、改めて愛着についてちょっと説明すると、

愛着というのは「特定の養育者との情緒的繋がり」あるいは、それをベースにした対人関係での「繋がれてる感覚」のことを指します。

つまり、誰かを求めたり、誰かと繋がりたいと思ったりする気持ちは、人間として当たり前のものなんです。(すなわち相手と近づきたいと思うこと自体は悪いことではありません。)

ただ、その繋がりへの欲求が強すぎたり、歪んだ形で表れたりすると、かえって自分を苦しめることになってしまいます。

これにはよくご紹介している愛着スタイルが深く関係しているんですね。

愛着スタイルというのは、