「完璧主義」「正解主義」になるのはとても心が繊細だから
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【Xポストここから】
メンタル疲弊する人は小さな頃からの過緊張が強い場合がある。
幼少期から親子関係で気を遣い「会話の正解」を探し続けてきたから。
脳の緊張状態が慢性化して、誰かと話すたびに無意識に気遣い、相手の顔色に振り回され疲弊してしまう。
あまりにも繊細なのは過酷な幼少期を生き抜くためだったのです。
【ここまで】
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【幼少期からの完璧主義や正解主義】
幼少期に親との関係において「正解」を探し続ける日々を過ごした人は、自分の感情や思いよりも、常に相手の気持ちや期待を優先する傾向を持つことがあります。
これは幼少期の環境や親の養育態度によるものが大きく影響しています。
例えば、親が厳格で評価基準が高かったり、機嫌に大きな波があったりした場合、
子どもは親の顔色をうかがい、「どうすれば怒られないか」「どうすれば褒められるか」という行動パターンを早期(幼少期)に身につけます。
あるいは、親が過干渉であった場合には「否定されたくない」「ミスを責められたくない」といった心理も生じてくるでしょう。(私のnoteでもよく話していますよね。)
こうした子ども時代を送った人にとっては、気を遣うことが生存のための手段だったとも言えます。
子どもは親に見捨てられては生きていけないため、子それぞれが生存戦略として、「親の性格や性質への適応」をしていきます。
親が過干渉であった場合などでは、
「正解主義」「完璧主義」「白黒思考」こそが、子が生き残るための戦略なんですね。
そのため、大人になっても他者との関わりの中で、同じように「正解」を探そうとする習慣が抜けず、
結果として過度な気遣いや八方美人的態度、
「私は間違えてるんじゃないか…」「私は変に思われてないだろうか…」という自己否定的な思考が生じやすくなります。
このような無意識の過緊張状態は、脳に大きな負担をかけ続けるため、慢性的な疲労感やストレスの原因となり、やがてメンタルヘルスにも影響を与えます。
以下、解説していきますね!
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【大人になってからも影響が続く理由】
■過緊張が「普通」になっている
幼少期から続くパターンは、本人にとって自然な状態になっています。
緊張が常態化しているため、リラックスすること自体が難しいと感じる場合もあります。
「少しは肩の力抜きなよ」「もっとリラックスしなよ」というのは、緊張状態にある人にとっては逆効果。
むしろ、自己否定をより強めてしまう結果にもなり得ます。
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■自己肯定感の低下
「相手に合わせること」「正解な言葉や態度を見つけだすこと」が習慣化していると、
自分の意見や感情を表に出すことに強い不安を感じるようになります。
「自分は相手を満足させるための存在」という自己イメージが形成され、自己肯定感が低くなることがあります。
自己肯定感というのは「どんな自分もありのままに許せている感覚」ということを、しばしば私のnoteではお伝えしていますよね。
でも幼少期に辛い思いをした場合では、「ありのままの私では責められる→だから私は相手にとっての正解にならなければ…」という感覚が強くなり、
安心できるはずのパートナーシップなどでも心安らぐのが困難になっていきます。
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■社会的環境でのトリガー
職場や人間関係での些細な出来事が、過去の緊張感を引き起こすことがあります。
たとえば、上司の一言や友人の表情が、自分を否定されたように感じられやすいことがあります。
幼少期からの緊張状態を会社組織や学校などの「社会的コミュニティ」により、もっと強められてしまうこともあります。
これについても、後述するように「向き合って、自己感情に気づいていく」がとても重要です。
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【克服のための第一歩】
では、具体的に過緊張をどう克服していけば良いのでしょうか。
過緊張は幼少期からの「心の習慣」なので、大前提として、
「一気に変えようとしないこと」が超大切なので覚えておいてください。
無理に変えようとしても変わらないどころか、
心に過剰なストレスがかかったり、「過緊張を直せない私はダメな人間なんだ…」「私が無能だからいつまでも生きにくさから脱出できないんだ…」という自己否定に繋がったりしてしまいます。
ゆっくり焦らず、「一歩一歩」が大切です。
それを踏まえた上で、
過緊張状態を改善→克服するためには、
まず自分自身がその過緊張のパターンによく気づき、意識的になること(マインドフルネス)が重要です。
その上で癒しを進めていったり、自己受容を勧めます。
具体的に解説していきましょう!
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■自分の感情に気づく
日々の中で「今、自分は何を感じているのか」「今、自分はどんな感情を感じてるのか」を意識する習慣をつけると、自分自身を理解する第一歩になります。
いわば、自分軸です。
日記をつける習慣などもいいですね。
私も過去は自己肯定感が低く、「いかに人によく思われるか」ばっかり気にしていて、常に頭が疲弊していたのですが、
日常的に日記を書いて自分軸に立ち返る習慣をつけることにより生きやすくなっていきました。
「自分の感情とつながる」これめっちゃ大切です。
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■「完璧ではなくていい」と自分に許可する
他者を満足させることを優先するのではなく、「少しずつ自分の意見を表現してもいい」と認めることが重要です。
自己肯定感の話にも繋がりますが、「そのままの私でいい」「ありのままの私でいい」と肌で体験していくことは超重要ですね。
いわゆる「安全基地」を通して、ありのままの自分を受け入れていきましょう。
身近に、あなたを受容してくれるパートナーがいれば最高ですが、
もしいない場合にはプロのカウンセラーなどを利用するのも手です。
「私はカンペキじゃなくていいんだ」「私は受け入れられていい存在なんだ」そんな成功体験をコツコツと積んでいくことは極めて重要。
また、カウンセリングやセラピーを通じて、幼少期の体験やそれによる影響を整理し、適切なサポートを受けることも有効です。
私のメンバーシップでも「お手紙」という形ではありますが、読者からの相談に回答して癒しのお手伝いをしています。
気になる方はプロフィールからメンバーシップをご覧ください。
(こちらのVoicyでも「自己肯定感」「完璧主義」について話してます↓)
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【まとめ】
幼少期の過酷な状況を生き抜くために身につけた過緊張は、確かにその時期の自分を守る力となりました。
過干渉な親に対しては「完璧」である他ないし、
子への期待が強すぎる親に対しては「正解な子」である必要がありましたよね。
繰り返しますがあなたの「正解主義」「完璧主義」は、親に見捨てられないためのサバイバル戦術であり、決して否定されるべきものではありません。
しかし、大人になった今、その習慣を見直してみることは意義があります。
「正解主義」は多くの場合必要ないどころか、過緊張などの生きにくさにダイレクトに繋がるから。
手放していくのが大切です。
適切に手放すことができれば、自分自身をもっと楽にできます。
パートナーシップも円滑に進むようになります。
そしてもっと自由に生きられるようになるのです。
今回は以上となります。
「完璧主義を手放したい」
「正解主義を手放したい」
「過緊張や繊細さを手放したい」
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