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VCP for TOKYO Tourism~都市と観光とアート~【Day 1】

1月14日から約1か月間武蔵野美術大学が提供するVCP for TOKYO Tourismプログラムにご縁があり参加しています。1か月の島⇄都内の往復生活をしています。前半は講義形式で各回講師の方のお話を聞く、後半はグループワークのセットになっているので学んだことがより定着する感じがします。それだけでなく参加者の方とお話しするのも面白く毎回通うのが楽しみになっています。実際に私の住む伊豆大島だったらどうかな?というのを毎回考えながら受講しています。これってこういうことかな?という事例や学んだ内容から思いついたアイデアもシェアできたらと考えています。


VCP for TOKYO Tourismとは?

武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスにて講義を開催し、アートとデザインの視点による新たな観光資源の開発について考える場のような感じでしょうか。
詳細はこちらのサイト見ていただいた方が早いかと思うので載せておきます。

イントロダクション

1日目の流れとしては以下。
・丸山教授からのイントロダクション
・石川教授による講義
・note広報の森本さんによるnoteのすすめ講座
・グループワーク、学びのアウトプット

サイコグラフィックでの他己紹介。一枚にまとまった情報からこの人はどういう人かを1分間くらいで紹介。1日の行動や趣味などの情報を読み取りこんな人かな〜をイメージして紹介する時間でした。正解はないかもですが読み取って他己紹介は楽しい時間でした。ちなみに私のサイコグラフィックはこんな感じ。

サイコグラフィック

アートやカルチャーの持つ影響力

観光というのは初めは富裕層向けのツアーだったものが時を経て大衆化していき、大衆化によりガイドブックなどのどうみる?というのが発展、そして旅先で絵を描き記録に残したり、有名な絵画がガイドブックの役割を果たしているということかなと感じました。代表例として東海道五十三次などの風景画などが挙げられ、ここが日本だよ!みたいなメッセージのようなことも表現したかったのかもしれません。現代で言うと漫画などの聖地巡礼で人が訪れ舞台になった場所が観光地かする、韓国ドラマを見て韓国語を学ぶ人が増えたというような影響力も事例になるそうです。先日ガイドしたお客様も小説「椿の恋文」の舞台が伊豆大島でここに出てくるところを巡りたいというリクエストでした。こういった作品から実際に訪れることも影響力の事例の一つですね。

アートは体験の哲学

ここは少し難しいとこだったので何となく私が思った解釈を残しておきます。例えば、美術館に有名な絵画を見に行くとしてその絵をみることが目的かも知れません。ただ実際に訪れてみると美術館自体の内装や建築を見るのがとても楽しく印象に残る。というような実際に訪れて、見学するという一連の自ら行動し体験することがまた新たな発見を生む可能性があるのかなと思います。ルーブル美術館にモナリザを見に行くぞ!って見て行ってみると念願のモナリザを見れた感動だけでなく美術館の外観がかっこいい〜みたいな感じでしょうか。ちょっとまとめるのが難しい、、、

日常と非日常は表裏一体

講義を聞いて旅とは旅先では知らない人々と生活空間を共有する、その空間は他者や誰かがいることをよしとする多様性のようなものも感じられる空間でもある。生活する人々にとっては心休まる日常の景色や空間、でも旅する人にとっては非日常でとてもワクワクする空間の可能性もあるので表裏一体関係のようなものかもしれません。その目線で考えるとこれは私の住む伊豆大島でもどこか興味をそそる場所を探すのに役立ちそうです。近所のおばあさんが毎日通りの掃除をしている様子は私にとっては日常ですが旅行者からしたらなんかいい光景だな〜と少し心が動く情景になるなどですかね。むしろそういう"暮らし"が垣間見えるような体験がここ最近は価値になってる感じはします。私自身もガイドでお客様を町案内へお連れした時に古民家に住む方の蔵を見させてもらいその方の昔はこうだったのよ〜などの話にお客様はとても夢中になって聞いたりする様子もあります。

伊豆大島の波浮港
島民との交流

note広報森本さんのnoteのすすめ

noteの森本さんによる講義ではネタ出しのコツなどをご紹介いただきました。そして、ずばり"さっさと始めて、ずっと続ける。"私もしばらくサボっていたのでまた頑張って続けます。

グループワーク

グループワークでは講義で学んだことをシェアしてグループで一つ発表でした。ワークでまとまったのは"複数の速度を許す"。

メモ

1日目を終えて講義の内容に頭がパンクしそうになったりしながらも何とか自分自身の中に落とし込んでいけているような感じがします。ワークで実際に頭を働かしてアウトプットすることがより学びの定着につながっています。実際に大島だったらどうかな?という視点を持って自分ごととして各回学んでいこうと思います。2日目もまとまり次第シェアします。

この日は夜行船に乗って帰りました。

船内から見るレインボーブリッジ

ではまた。
かんちゃん

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