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「見る目がある人」の特徴を考えてみた

たまにに、「この人は見る目があるな」と感じる人物に出会うことがある。
だけど全員が同じような”見る目”を持っているようには感じず、ただなんとなくそう感じていただけだったのですが、それぞれの特徴について考えて見ると少し面白かったので、noteを書いてみたいと思います。

見る目があるとは

まず、「見る目がある」とは何を指すのか。どんなときに見る目があるという単語を使うことがあるだろうか。

この言葉を使うシーンは、人を見る目、音楽やアートに対するセンス、など、様々な場面で用いられる。

スポーツの観戦時にも戦術理解が高かったり、着眼点が良いと「見る目があるね」と声をかけたりする。

これらの事を鑑みると「見る目がある」とは「人や物事の価値を適切に見抜けている状態」を指していると感じる

見る目がない人の特徴

見る目がある事の定義について整理できたので
次に、「見る目がない人」の特徴について考えてみる。

見る目がない人?の多くは自身が見たいと思う事を中心において物事を判断しているように感じる。
要するに見る目がないと感じる人の多くは「主観かつ決めつけをしている」と定義した時に逆説的には「客観性を持って予測する」人が見る目がある人の大前提になるとしたいと思います。

見る目がある人のタイプ

見る目があると一概に行っても色々な人と出会ってきて、
私の経験から、見る目がある人には以下の3つのタイプが存在すると思う。

1. ファクトベースタイプ

まずはこのタイプ。データや数字に基づいて物事を分析する能力に優れている。複雑な課題にも冷静に対処し、効率的に解決する力を持っている。仕事が早く、効率的な人に多い印象

 ‐ 印象:秀才
 ‐ 得意なジャンル:仕事、データ
 ‐ イメージ:仕事が早く、効率的な人に多い。本質的価値を見抜くことにあまり興味がない

2. コンテキスト尊重タイプ

このタイプの人は、歴史や背景、文脈を重視する。人や組織の過去の経験や文化を深く理解し、それを基に適切な判断を下す。人事や組織運営に長けた人に多い印象を受ける

 ‐ 印象:博識
 ‐ 得意なジャンル:人、及び組織
 ‐ イメージ:歴史が好きで人に対してもカルチャーに対しても対象の遍歴を理解して物事を判断する

3. カリスマタイプ

このタイプの人は、直感的に物事の本質を見抜く能力に長けている。圧倒的な情報量と直感力で瞬時に判断し、その精度は極めて高い。自分の価値観や判断に絶対的な自信を持っている。

 ‐ 印象:カリスマ
 ‐ 得意なジャンル:人、カルチャー
 ‐ イメージ:一見、見る目がない人の特徴に似ているが、対象に対しての得ている情報量が全くちがう、情報量が桁違いなので判断が本質的価値からずれない

以上3パターンが多いが、それぞれどの属性とはっきり分かれている。というよりもグラデーションがありながらどれかの色が強いイメージを持っています。


流派①: ファクトベースタイプ

こちらのタイプの人はデータや数字で構成された事象に対しての理解が深く、一般の人が複雑と感じる事象に対してのアプローチが得意で秀才のイメージが強い。

パターン①の人は数字で構成された事象に対しての理解が深く、一般の人が複雑と感じる課題や事象に対してのアプローチが得意で別名探偵タイプとも呼んでいるが、目の前で起きたことの整理力は本当にすごい。
故に社内で起きるような課題や事象はこのような人に相談が集まって来る

流派②: コンテキスト尊重タイプ

こちらのタイプは人の略歴とか、出身とか今までの経験を理解した上でその人の特徴を理解する人事の人などは履歴書などを見ながらその人の人となりを理解して見極める時にこのような事を意識しているように感じる
個人的にはこちらのタイプが再現性が高くて、

初見での解像度が粗くても徐々に精度を上げて、理解度を深めていく印象が強い

流派③: カリスマタイプ

記載の通りなのですが、極稀にいるタイプで少し話をしたり、一緒の空間にいるとその人を見極めてしまう、自分の価値観や判断に対して、絶対の自信を持っている。きっと見ていたり、感じ取っている情報量が普通の人よりも格段に多く、それらから瞬時に判断される内容の解像度がいつも高い

どうすれば「見る目」を鍛えられるのか

それぞれ整理させていただきましたが、
今回の話としてはどのようにしたら上記のタイプといかづとも、ある種の見る目を鍛えることができるのかを考えた

見る目とはいくつかのパターンがあることが個人的に整理できたので、
あまり一つに絞ることなく、それぞれを日頃から意識してみることが重要なのかな?と感じます

まとめると、日常生活において事実確認を怠らず、物事の文脈を理解し、人や事象の特徴を見極めることが重要なのかと。

やること多すぎるし、きれいにまとまりませんでしたがそのようなことを意識しながら
自分の見る目を鍛えて行きたいと思います。

おわり。

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