Photo by twentynine Google 広告における「部分一致」と「自動入札」の話 15 川手 遼一 2020年5月16日 00:12 「Google 広告」の最適なアカウントの構築方法、配信スタイルについて、個人的にいくつか思うところがあるので、その点についてツイートしておこうと思います。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 まずアカウントの形についてですが、自分は数年前までは細部の細分化し、個別に調整をする形。いわゆる1広告グループ1キーワード、 Single keyword Adgroups でアカウントを作成し運用していました。今でも運用中の案件で、数件はその形式ですが、大半は Mugen 構成に切り替えています。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 またここ数年は運用開始初期から「自動入札」で広告配信を開始するケースが増えてきています。ニッチな BtoB 、専門性が非常に高い商材の場合は特に。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 「部分一致」で露出機会を初めから広げた方が、最初はデイリーで除外キーワード登録の必要があるケースも多いのですが、結果的にスケールしやすいイメージです。「部分一致」については以前にもツイートし note にまとめているのでそちらをご参考にしていただければと。https://t.co/m7RNCO3rwG— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 注意すべきは「自動入札」という点。「手動入札」ではなく「自動入札」です。チキって「手動入札」に走る運用者も多いと思いますが、 Google が公式ヘルプの中で書いている通り、「自動入札」こそ、「部分一致」のポテンシャルを最大限引き出し、パフォーマンスを高めます。https://t.co/9SyFjxsMWE— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 これは私見ですが、公式ヘルプの中では自動入札戦略において、「部分一致」が自動入札戦略のパフォーマンスを高める要素の1つであるといった旨が記載されていますが、自分は逆の方がしっくりくるのです。「部分一致」を最大限に生かすのが、「自動入札」なのです。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 自動入札で部分一致を使用すると、露出する機会は手動よりも落ち、関連性の低い語句への配信も抑制されるイメージです。もしかするとそれによる機会損失もあるかもしれませんが、部分一致を使わないことによる機会損失の方が、多くの場合において(機会)損失が甚大です。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 これも私見ですが、部分一致でなければアプローチできない検索語句(クエリ)もあるように、自分は考えています。例えば「製品カタログ」を部分一致で登録すると、フリーダイヤル番号、製品カタログ番号、型番などを検索語句(クエリ)として拾うことがあります。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 フリーダイヤル番号など、それらを意図してキーワード登録して狙うことは困難ですし(数も多いし)、部分一致で、自動入札の状態だからこそ、狙えているように感じる運用ケースも多いように実感しています。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 「広告運用を最適化させていきながら、費用対効果は保ちつつ、一定期間における広告効果を最大化させる」という点だけを考えると、キーワードを細かく登録する意味、例えば部分一致でも完全一致でも同じ、もしくは類似キーワードを登録するなど...それらを実施するメリットは、ほぼ皆無な気がします。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 ただ実際に運用していると、一部 BtoB や、ニッチなサービスの場合、拡張してもほぼ意味がないケースも存在します。そういう場合は「検索広告をなんとかする」という視点だけで見るのではなく、ディスプレイに頼るなど、手段を変えたりしていくことも大事だと思います。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 結論:自分の場合、 Google 広告を配信する際のアカウント・キャンペーン構成は非常にシンプルなものになってきています。そしてリスティング広告(ここではショッピング広告を含まない)の場合、1つしか作成しないとかもザラです。そして...— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 運用最初期段階から、「部分一致」「自動入札」を導入するケースも増えてきました。自動入札は、部分一致のポテンシャルを引き出す上で、非常に重要な存在です。運用はセットで使用することをオススメします。そして...— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 部分一致でなければアプローチできない「検索語句」があり、そこに対して適切にアプローチするのには、自動入札が必要です。検索語句例はフリーダイヤルなど。また「キーワード登録を必要以上に細分化して登録するメリット」は、現在においてほぼ無いように自分は認識しています。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 「リスティング広告を最大限機会損失の無い様に、拡張しきって狙って配信する」は必須の思考ですが、拡張しきっても思った以上に検索母数がなく、スケールしない場合も多くあります。その場合は意欲的にディスプレイ広告やファインド広告に挑戦することも大事です。その点についてはまたいずれ。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 15, 2020 ダウンロード copy #マーケティング #Webマーケティング #リスティング広告 #運用型広告 15 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート