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ヲタ芸×エンタメの可能性〜リワメモの活動を振り返って〜

初めに

皆様お元気でしょうか、僕は元気です。どうもアルケーです。
1回目のノートを投稿してから、文章を書き連ねることに楽しさを覚えてしまいました。あぁでもないこうでもないと模索しながら、自分だけの世界を作り上げる。究極の自慰行為といってもいいかもしれません。でも良く考えれば自慰行為すらできなければその先にイけない(意味深)のでは?だからこのノートの執筆は夜の営みの準備運動なのでは?(それはない) そんなくだらないことを日々ずっと考えている21歳🤜🤛学生でございます。

ヲタ芸×エンタメについて

ヲタ芸とエンタメについて

表題にもある通り、今回はヲタ芸×エンタメの可能性というものについて自分なりに考えてみたいと思います。まず初めにそもそもヲタ芸とは?エンタメとは?という初歩的なところから言及してみたいと思います。みんな大好きwikipedia大先生からお借りしてきました。本当にありがとうございます。

(ヲタ芸とエンタメの定義)

・オタ芸(オタげい)とは、コンサートなどにおいてファンが繰り広げる、独特な動きを伴う踊り、ダンス掛け声のことである。文字通りアイドルオタク追っかけ)等がアイドルや声優などのコンサート・ライブなどで行っている、アイドルのために捧げる応援(パフォーマンス)、応援方法である。オタ芸をすることを打つなどと呼び、オタ芸を楽しむ人たちのことを打ち師と呼んだりする。ヲタ芸(ヲタげい)とも記述される。語源は、「アイドルオタクの芸」の略である。ボカロ曲やアイドル以外の邦楽に合わせてオタ芸を打つこともある。現在では、「オタ芸」と表記されるものは、アイドルを応援するための芸(通称:地下芸)。「ヲタ芸」と表記されるものは、観衆に向けて行うパフォーマンス(通称:サイリウムダンス、サイリウムパフォーマンス)と分類されている。

・エンターテインメント(entertainment)は、人々を楽しませる娯楽を指す。楽しみ、気分転換、気晴らし、遊び、息抜き、レジャーなどが類語とされる。類義語のアミューズメント (amusement) も、アミューズメント施設など娯楽要素を表す。
                          【wikipediaより引用】

如何でしたでしょうか。ヲタ芸(サイリウムダンス)を普段からやっている僕ですらここまで細かなオタ芸(ヲタ芸)の定義なぞ知りませんでした。
アイドルのことを応援するところから観衆に向けてパフォーマンスするところにもまで広がっていったのですね…

でも読んでくださっている皆様も感じているとは思いますが、オタ芸と言ったらば、推しのアイドルに向けて愛を叫ぶ行為や体を振り子のように動かしてペンライトを天高く捧げる「ロマンス」などが一番最初に浮かぶのではないでしょうか。その文化は無くなったわけではないのですが、オタ芸よりもヲタ芸、すなわち観衆に向けるパフォーマンスが台頭してきたことにより、もはやそれがメインストリームとなったわけです。アイドルに捧げるという狭義的なところから自分の好きなものに捧げるといった広義的なものへと転換していったわけです。(かくいう僕も女性声優が大好きなわけで…)
参考までに所謂ヲタ芸の動画を載せてみたいと思います。これは執筆者、アルケーが作った作品です←もしよろしければご覧ください🙇

未だ、青い/湊あくあ
https://youtu.be/wX-wmZN3iow

エンタメという言葉の可能性

勘のいい読者様ならお気づきになっていると思います、「他者に向けてパフォーマンスを施している時点でヲタ芸はエンタメじゃね?」ということに…結論から言ってしまえば僕自身もそうだと思います。じゃあ何のためにこの文章を執筆しているんだよボケェィということになりますよね(笑)

確かに近年のヲタ芸というものはパフォーマンスの要素が強くなっていることは事実です。ある曲(流行り曲が多い)を用いて振り付けを用意して、いかにしてサイリウムダンスの魅力を伝えることができるか、界隈への新規参入を増やすことができるのかと皆々常々模索しているわけです。演者は観衆から反応をもらえたことに喜びを示します。(実際承認欲求は活動の最たる根源のうちの一つだと思います)そして観衆は演者のパフォーマンスを見ることによって満足感を得ているわけです。ある種エンタメとして確立しきっていると言っても過言ではありません。

また近年ではヲタ芸にはバトルというものが存在します。ヲタ芸バトルを知らない人でも何となく想像はしやすいと思います。そうです、1vs1の戦いなのです。このようなバトルに勝つことによって自分の知名度を上げて、自己承認欲求を満たすのです。このような競争というものはどんな時代であれ、見るものの心を揺さぶり感動を与えます。野球とかサッカーとかが最たる例だと思います。(執筆者はスポーツ方面に疎いため言及は避けさせていただきます)そういう意味では見る人も戦う人も心をワクワクさせてくれる最高のエンタメですよね。

でも良く考えてみると「それ以上がもう存在しない」のです。ここでもう一度エンタメの定義を確認してみたいと思います。すなわちエンタメとは「人々を楽しませる娯楽」なのです。ヲタ芸界隈において「サイリウムダンスの動画」と「ヲタ芸バトル」が振興すれば、界隈が賑わうことは間違いないと思いますが、それ以上に発展することを望むのはだいぶ厳しいと考えています。言ってしまえば、それしかないんです。
エンタメという言葉はまだまだ無限に解釈の余地があると思うし、「人々を楽しませる娯楽」という抽象的表現だからこそ僕みたいな弱小打ち師の考察の余地が及ぶのだと考えています(笑)

僕にできることは…?

僕の活動理念

さんざん偉そうな口ぶり(笑)で語ってきましたが、結局どうしていきたいの?っていう話に帰着すると思うんですよね。アルケーさんはただお気持ち表明だけする老害打ち師と思われるのは嫌なので(笑)自分の考えもリワメモの活動と照らし合わせて述べていきたいと思います。

まず最初に僕の理念的なところを一つ。「ヲタ芸界隈を盛り上げていきたい」という抽象的大目標が一つ存在します。先述の通り、サイリウムダンス動画にしてもヲタ芸バトルにしても先人たちのパワーがあまりにも偉大すぎて、全うに戦っているだけでは僕の理念は達成できないと悟りました。もちろんヲタ芸は大好きですし、自分のスキルを磨くという点を怠りたいという気持ちは毛頭ありません。ただ最近はヲタ芸動画のインフレの加速化が止まらないと考えておりまして…傑出した何かを持ち合わせていないと伸び悩む時期に差し掛かっているなぁとつくづく感じるようになりました。こういう競争激化社会になっているからこそ、他人とは別の視点を持つことがより大事になると僕は考えているわけです。そもそも僕の抽象的大目標である「ヲタ芸界隈を盛り上げたい」という理念を達成するために、必ずしもヲタ芸動画を上げ続ける必要があるのか、バトルで勝つためだけの練習をする必要があるのか。思い立って考え直してみたら「案外そんなこともないのかな」と悟ったわけです。そんな時に僕が出した答えが「Rewind Memory」(リワメモ)でした。

リワメモの活動から見る可能性

ようやく出てきましたね、お ま た せ(ニッコリ)
という冗談はさておいて。ヲタ芸界隈に颯爽と現れたエンタメ界隈のnew generation 「Rewind Memory」(なんてエ○タの神様風で紹介してみましたが怒らないでください)。本当に何の前触れもなくこの界隈に参上しました。ダークホースとか言っておくとかっこよさそうなのでそう言っておきます。

リワメモといえば…「リワメモ杯」ここに尽きるでしょう。2022年8/6深夜に行われたヲタ芸バトルイベント×アニクラ を前面に押し出したオフラインイベント(うちのメンバーの誕生日をお祝いして自己承認欲求を満たしてあげるためのイベントでもあった)。「ありそうでなかった」というところを逆手にとってイベントを打ち出したところ、ありがたいことに大盛り上がり。(本当にありがとうございました)
この経験は自分の中では大きくて ① 客のニーズ(需要)に答える楽しさ ② 自分達がブルーオーシャンを開拓していくんだという高揚感 ③ 自己肯定感と承認欲求の充足 の3つの味を覚えてしまったわけです。また「アルケーという名前を無理に打ち出さなくてもいい、リワメモという名前が伸びてくれるだけでこんなにも嬉しいんだ」と気づいてしまったのです。
このイベントは先にも後にも僕の人生において転機でしたよ、本当に。いろはす(俺ガイル)風に言うならば「責任、とってくださいね…////」って言う感じです(笑)
イベントを開くのには相当な時間とお金がかかるし、何よりノウハウがないと成功させることができないわけです。そうなると必然的にイベンターとしてイベントを開ける人も限られてきます。ヲタ芸界隈も例にもなくイベントのシェア率が低く、そのため僕たちのような無名チームですらものしあがっていく余地があったわけです。そして一回イベントを成功させたと言う実績を作り上げたことによって、「リワメモ杯」と言うものが確固たるものへとなりつつあります(その分プレッシャーも半端ないのは事実)
ここで僕は「プレイヤーを増やすのはトッププレイヤーの人たちがしてくれるから、僕たちは界隈を内部から盛り上げていこう」と言う思考に至ったわけです。そしてそのためにプレイヤーのみんなが輝けるような場所を作ろうと思い立ちました。

そしてその考えを実行に移したのが「リワメモ杯オンライン」な訳です。これは10月に行われたヲタ芸オンラインバトルイベントです。「オンラインバトルっていまいち栄えている気がしないし、やり方によってはうまくいくのでは?」と思い、審査員、曲、審査基準の選定、広報などなど思いつく限りの手を打ちました。そしたら参加者118名という大大大盛況(マジでありがとうございます…😭)審査員の方々のネームバリューというところもあったと思いますが、それを生かすも殺すも運営次第といったところもありますので、とりあえず成功してよかった思っています。

オンラインバトルの運営って正直死ぬほど大変で、一度経験したからこそわかるのですがとても個人だけの力でやり切るには難しいなと思いました。リワメモがいたから成し遂げられたのですが、なぜ成功したのか僕のなかで考えてみました。そこで出た結論は「ヲタ芸で有名になることに執着がない」というものになりました。お前は何いっているんだ?っていう感じだとは思いますが、それ以上でもそれ以下でもないんですよ。ヲタ芸で上に行きたいという執着心がそこまでないからこそ運営に徹することができたのだと思います。(冗談抜きで悪口ではなく褒め言葉です) プレイヤーと運営の棲み分けは大切だと思っていて、自ずとリワメモは運営サイドに回ったからリワメモ杯とリワメモ杯オンラインの成功があったのではないかと思っています。現状のヲタ芸界隈は プレイヤー対運営が9対1だと思っています。これからの時代、運営サイドが重宝されるとは思っています。ここに気づけたのデカすぎるね。僕たちのこれからの活動の方針が立てやすいからね。そして僕たち流の「エンタメ」を確立するときの指針がブレにくくもなった✌️さらにいえば、エンタメ集団としての可能性の広がりを改めて確認することができました。

今後について

過去の振り返りをしたことで僕たちなりの「エンタメ」像を見出すことができました。今後は他の人たちがやらなさそうなことにも挑戦していきたいですよね。先人たちが敷いてくれたレールの上を走るのは簡単だけれども、それじゃつまらないんですよ。やっぱり僕たち自身がやっていてワクワクするようなものを作り上げたい、皆様に提供したいと考えています。

まずは「りわめも酒場」。これはヲタ芸界の有名人をお呼びして対談をするというもの。今までありそうでなかったでしょ??こういうものを作り上げていきたいのよね。いずれこの企画が成功を収めたら次回と続いていくかもしれません。皆さんのお力添えをよろしくお願いします🙌

最後に

いやぁ〜こんなに書くつもりはなかったのに気づいたら5000文字ぐらい書いてしまいましたね…それだけ考えることがあったというか心のうちに秘めていたものがあったのかなと思います。この駄文で伝わらないことの方が多かったかもしれませんが、ここまで読んでいただきありがとうございました。次は明日の夜ご飯徹底討論とかにします(笑)
最後に、今後もリワメモは自分達のペースでゆるーくやっていきたいなぁとか思っています。是非応援のほどよろしくお願いします!

それではまたどこかで

2022 11/12(土) 15:55 文責 アルケー


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