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20.10.05 安来の記録。

広島からこんばんは、 " citrea . " です。

今回は、10月5日に行った安来遠征の記録です。

安来に行くまでの話① : 通勤ラッシュ 。

今回の安来は、前回から20日ぶりだったので、車窓はそんなに変わったことは無いと思っていましたが、かなり変わっていました。特に日が短くなっていて。

( ↓ 井原鉄道 神辺駅のホーム )

朝6時から井原鉄道に乗ったのですが、まだ夜明けが始まったばかりで寒くて、半袖に長袖パーカーを羽織っていたのですが、ちょっと震えました。
( ちなみに20日前の9月半ばはもう太陽が見えていました )
結局夜が明けたのは6:30の岡山県の井原辺りで、今年の2月ぶりに夜明けが楽しめて良かったです。

そして、平日なので通勤ラッシュにも勿論巻き込まれました。井原鉄道は神辺から総社を結ぶローカル鉄道ですが、神辺を数人でスタートし、駅に停まるごとにどんどん人が増えていきます。そして、皆総社の一歩手前の清音で降ります。理由は下記図です。( 雑 )

皆、伯備線に乗り換えて、岡山や倉敷に通勤するのです。なので、清音までは50人くらい乗っていても、清音から総社はまた数人に戻ります。

自分も岡山を経由してから山陰へ行きたかったので、清音で降ります。そして、伯備線を待つのですが、伯備線には岡山の北部から通勤・通学する人が既にたくさん乗っているので、満員電車に揉みくちゃに押し込まれた成れの果てで、ドアから乗務員室前まで流れ着いてしまい、結果、山陽本線の前面展望をめちゃくちゃ楽しみました。線路を見ていると、たくさんの分岐があって、人生の分岐を見ているような謎に壮大な気分になりますね。

安来に行くまでの話② : 備中高梁と新見。

安来へ行くには、伯備線を完全走破する必要がありますが、その際には、岡山と山陰を結ぶ特急やくもがおすすめです。2時間くらいで行けます。

しかし、自分にはやくもに乗るお金が無い。高頻度で安来に行く事にこだわりすぎて、特急料金を削ってしまいました 。なので在来線でのんびり行きます。

安来へ在来線を使って行くには、岡山から新見、新見から米子、米子から安来へと乗り継ぎます。

ですが、本数が少ない、少なすぎて全くスムーズに行きません、特に新見から米子の区間。
新見駅の米子行き始発列車の到着時刻が、6:59。早すぎて自分がそんな時間に新見に着くのは不可能です。その次は…11:19。初めて見た時、時間が空きすぎてて、萎えて時刻表閉じました。笑

これに間に合うように家を出るなら、8:00くらいで十分なのですが、それじゃあ、なんだか遠出した感覚が湧かないな…、という事で、時間潰しの為に、新見までは謎の寄り道、回り道をしまくります。

最寄駅の始発に乗り、
山陽本線で良いところをわざわざ井原鉄道に乗り、
清音から伯備線乗れば良いのを伯備線逆走して岡山へ行き、
伯備線でも変わらないところを吉備線に乗り、
ようやく伯備線乗っても備中高梁で停まり、
そこから新見へ行き、米子へ向かいます。

さて、前置きが長くなりすぎましたが、今回はその寄り道の中の、備中高梁、新見をピックアップして、記録しておこうと思います。

備中高梁駅。岡山の西側の真ん中辺りある、高梁市の駅です。

備中高梁駅は綺麗でお洒落すぎる上にスタバと図書館も併設されているので、お洒落な空間でMacbookを触りたいと、ふざけて note を試し書きしたりしました。これです。

めっちゃパソコン触ってイケてるマンしようとして中身に全くこだわらず書いたので、文章はめちゃくちゃです。心の広い方のみ閲覧してください。笑

自分のタイピング速度は決して早いとは言えないのですが、この時はキーを打つ音が図書館に響いて、爽やかにキーを叩く音をかき鳴らしたかったので、普段とは有り得ない速度で軽やかに叩きまくりました。キーボードが音ゲーみたいに思えました。

そんな風に、本当、ふざけたくなる程に綺麗です。カップルで図書館デートだったり、勉強のやる気を出したい方はぜひ訪れてみてください。休日に会社から持ち帰っての仕事やテレワークの息抜きなどにもすごくぴったりです。緑あふれる窓の景色を横目に、落ち着いた空間で集中できます。

そして、備中高梁駅の運賃表も Get です。ICOCAが全駅対応しているのは、備中高梁までなんですね。

次は、新見駅。高梁からさらに上がって、鳥取との県境の少し下辺りにあります。

ここまで来ると、さすがに山です。山の中の駅って感じになります。周りもお洒落な物は無く、田舎らしい看板や店、家などが並んでいます。

( ↓ ホームから見える景色 )

新見駅は伯備線だけでは無く、芸備線、姫新線の駅にもなるので、ホームはたくさんあります。ですが、そのホームに芸備線や姫新線が止まってるのは未だ見た事ないです。
でも、駅員は朝から晩まで居るので、安心です。

駅から出ると、歩いて数分のところに高梁川が流れています。昼と夜では全然風景が違うので、日帰りで途中下車するなら、行きと帰りで違う綺麗を魅せてくれるのでおすすめです。

( ↓ 個人的にこの角度から写真撮るのが一番好き )

高梁川を抜けると、田舎らしい街並みが並んでいて、こだわりが無ければご飯も十分選べます。新見で一杯、も大人になったらやってみたいです。笑

安来に行くまでの話③ : 生山。

新見を出て、米子、そしてその先の安来へ向かいます。

前回乗った時は1両だったのですが、今回は2両で。人も前回は途中、撮り鉄オタク兼出張してる人と電車の運転手と自分の3人のみというカオストレインだったのですが、今回はアラサーが近そうな夫婦かカップルの山陰旅行なのかなという人や、定年後に一人旅してるのかなという人達など前よりも人が多くて。自分みたいな年齢の人も途中から乗って来ましたが、皆制服でした。テスト週間なのかな…、自分は短い秋休みです。

途中、生山で反対列車待ち合わせの為、10分くらい停車していた時に生山駅の写真撮りました。

この時間の米子行きが2両なのは、珍しい…という話を聞いたことがあるので、この写真はレアなのかな…?特に気にもかけず撮って今ふと思ったのですが、そうだったらなんだか嬉しいです。笑

生山駅は特急も停まる駅です。数駅先の根雨駅と交互になので、2時間おきくらいのペースで停まります。

この写真を撮った後、また車内に戻ったら、先ほど少し書いた、定年後の一人旅的なおじさんに " お前、まさか猛者か " 的な目で見られました。
猛者になりたい所存です。笑

( ↓ ほかにもこんな写真も撮ったので )

安来での話。

生山を出て、米子は今回改札を出なかったので、そのまま山陰本線に乗り継いで、安来へ。

安来に着いて、まず、すき家を食べました。すき家に直行しました。笑
駅から歩いて6分で、駅から一番近いコンビニよりも近いです。国道9号線沿いにあるので、長距離トラックのドライバーさんがよく食べに来そうなすき家です。

早朝5:00にパンを食べて以降何も食べていなかったので、14:00にチー牛とがっつり食べます。島根県産のお米を使っているらしく、地元のすき家のお米の味とはにわかに味が違っていて、これもとても美味しかったです。ここでも高校生と出会ったのですが、制服でした 。真昼間だし 、まだ学校に居そうな時間だから 、やっぱり世の高校生は皆テスト期間なのかな…、今。( 先週だった人 )

そして、国道9号線を歩いたんですが、

めっちゃ汚水菅があって。笑
安来市の汚水菅の蓋のデザインは自分のアイコン画像のものなのですが、歩道の至る所にあって。今までしっかり自分の歩く歩道を見た事無かったので、こんなにあったのは全く知りませんでした。正直、びっくりです。けんけんぱっ て出来そうなくらいの頻度であるので、思わず写真撮ってしまいました。

( ↓ その1 )

( ↓ その2 )

そして、安来の地図も見つけました。下町みたいなデザイン。

ふと目に付いて撮って、帰ってよく見てみると、この地図かなり古いらしく、今は無いお店や建物がたくさん書かれています。ローソン安来駅前店やニンヤクドー安来店などなど。今日行ったすき家の文字も見当たりません。安来のすき家がオープンしたのが2012年らしいので、それより前の2000年代に作られた地図がそのまま放置されているのかも … すごいですね。
今度、この地図を見ながら安来を探索してみたいと思います。

さらに歩いて、安来大橋にも行きました。

安来大橋は、伯太川にかかる橋です。橋に平成19年3月に竣工と書いてあって、その通りのまだそこまで年季の入っていない綺麗な橋です。

すぐ向こうに山陰本線の鉄橋があるので、写真スポットとしては最高です。安来駅から歩いて20分くらいなので、簡単に行けます。歩道もかなり広く、よほど大きな脚立を広げない限り、通行人の邪魔にもならないと思います。山陰本線で撮り鉄したい人はぜひ。

( ↓ 写真の技術が無くてもそれなりな写真が撮れた )

橋の反対側には、少し遠くになかうみ農村公園のものであろう、風車が見えます。奥の山は中海の向こう岸の境港の山で中海の先の山々を一望できます。

向こう側の水色の橋は国道9号線の橋です。写真には写っていませんが、右側に小学校、左側に中学校があるので、中学校の運動場から元気な声が聞こえて来ました。いかにも、田舎という感じでずーっと黄昏られます。

( ↓ 個人的に好きな安来大橋のアラエッサくん ( の仲間かもしれない子 ) )

安来から帰ってふり返る。

安来に来た時点で既に14:00近いので、安来には3時間半程滞在して帰りました。

今回は初めて乗車券と特急券の区間が違う切符買って。特急で新見まで戻り、そこからは在来線で戻ります。切符を拝見いたしま〜す っていうやつを自由席なので久しぶりにされたのですが、この人間違えて買ってるのかな と思われて無いか少し心配でした。節約です。笑

帰りに山陽本線でYOASOBIの夜に駆けるを聴いたらすっごく風景とマッチしてて良くて。特に少し人が少なくなって来た夜のサンライナーで聴くのが、テンション上がって良いです。
伯備線や山陰本線で聴くYOASOBIソングは絶対的、たぶん。これも曲調と風景がマッチしてて、最高です。

旅のお供、駅メモも今日は捗りました。今日のお供はメイという下の写真の茶色い肌の子です。

これから安来に行って駅メモをする時に役立ちそうだなと思って、育成したのですが、普段ゲームする上でも重宝しそうなでんこになりそうです。

駅メモでの移動記録は下記ツイートをご覧ください。駅メモってちゃんと位置登録すればしっかりとした記録になるので、そういう意味でもすごく楽しいし、便利です。

長い文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

安来に行く度、安来でやってみたいことがどんどん増えて、全然飽きないです。安来の観光と言えば、安来節や足立美術館、清水寺ですが、そこへ行く暇も無い程、安来の町で見てみたい景色、やってみたい事がたくさんあります。

今月は忙しくてもう行けないと思いますが、また来月は行こうと思います、今年の冬の山陰は豪雪だという噂があるので、電車が動く限りの中の一番すごい安来の雪景色の中も歩きたいです。感染症で悩む事や、やらないといけない対策もたくさんありますが、万全に、楽しく安来へ通おうと思います。

また行くね、安来!!

20.10.06

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