ファイトソング

絶対に、ひとりにはさせない

ふと、1年前のはっとりの言葉が蘇ります
大ヒット曲の歌唱前、心を見透かしたような一言に涙が溢れました
ずっとずっと私のお守りになっています

音楽が聴けなくなっていました
元気になるきっかけさえ奪う、
たちの悪いなにかにとりつかれていました

ゆっくりと抽象的な曲は
だんだん耳に染み込んできて
寄り添ってくれました
枯渇した喉に水をがぶ飲みするように
何度も何度もリピートしました

I just thought it’d be fun
(「楽しそう」って思うのも)
Went through a whole lot so fuck this
(「最悪だ」って落ち込むのも)
They all mean the same thing, you know
(どっちも同じことなんだ)
We alright, change it up, do your thing
(それで大丈夫  それでいい)

快活なテンポには
fuckが７回こめられていて
川の中をパドルで漕ぐように
気持ちを前に進めてくれました

街に出ると懐かしい旋律が聴こえてきました
熱気の立ち込めるスタンドが思い起こされます
あの日の OMENS OF LOVE が
今日は、私へ向けられている気がしました