180906_8月31日切符を拾った__ヘッダ003

【短編】8月31日、切符を拾った。03


≪*夕方編*≫

***sideおおきな”わたし”***

西へ、西へ、西極《さいはて》へ…と雲たちが帰っていくような夕暮れ時だった。

「なるほど…」
「多肉ちゃんと朝顔が…」

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お姉さんは、ただ、聞いてくれた。そして分かったような事も一言も言わずに「ジュースは体が冷えますから」とポットのお茶を分けてくれた。

真緒とまお。わたしとワタシ。おおきなわたしとちいさなワタシ。どこかのお姉さんに優しくされてさらにわぁわぁ泣いた。

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たなびく薄紫がもう空の向こう側に迎えに来てくれていた。

「ごめ…なさ、おねえさ…いそがし…のに」やっと喋れるぐらいは回復してきたところだった。

「すぐそこなんでいいですよ」

天使か…。

ポットのお茶はまだ少しあったかくって、飲むとほんのちょっと落ち着いた。

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「どうぶつビスケットがあったかも…」

まおがとっておきのをかばんから出してきて、階段の途中に座って小さなお茶会になった。

「これ好きです…ありがとう。」
「はい、めがヌの分」
「ありがとぉおおおオォオオ」

わたしだけが茶も菓子も持たず、飲んで喰らってるだけだった。

 +.
 。゜

───どんどん空が暗くなっていく、まおのお母さん、つまりわたしのお母さんが、心配しだす時間だった。お姉さんも用があるだろう。

もう時空も気にせず道を聞くしかない…。

「この子、迷子で」まおの頭を撫でた。
「場所とか、方角とか、角度とか分かるようでしたら、教えていただけたら…」

決まりが悪そうにもじもじしてるまおに、お姉さんは町の特徴の質問をいくつかした。

「…なんだ、私も同じ方向ですよ」
「2丁目のモモタパンのあたりだと思います」
「一緒に行きましょう」と進路と思しき角度で指さした。

(女神か……)

思わずまおと二人、顔を見合わせた後、ははーとおがんでしまった。わたしもこんな風になりたい。人には親切にしよう…。

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「めがヌさんはどちらの方へ?」
「あああ、えっとえっと、西仰際駅…?あれ、なんだっけ、にしぎわみや?いや大鳥居?いや、違う、やっぱ駅?」

お姉さんは笑いをこらえたような感じで

「西なら途中まで一緒ですね」
「というか、すぐ近くですよ」
「参道のむこうとこっちで駅が違うだけですから」

と、カッコいいような事を言って右に曲がった。西…。左…。あれ…。そもそもそんなに近かったの…。今まで何だったんだろう…。

 +.
 。゜

仰際町は、曲がりくねった細い道ばかりの、昔ながらの古い町だった。大鳥居の神社、仰際神宮では、毎年大きなお祭りが開かれる。

───ここは神様が棲む町だった。

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──お姉さんは、長い前髪の向こう側から、道すがらこんな話をしてくれた。

「………グラウンドの砂の中に、たまにキラキラした小さな宝石みたいなの、…混ざってるじゃないですか?」

「…多分石英なんですけど」
「私、あれが大好きで」

まおを真んなかに、三人手をつなぎながら、お姉さんは暮れゆく彼方をどことはなしに見やりながら、とつとつと続けた。

「いっぱい集めて、瓶に詰めたら…」
「…きれいなんじゃないかって」

「………袋いっぱい集めたことがあって」

まおとわたしはほぼ同時にわぁ…↑とうっとりしたような顔をした。絶対きれいだ…。それにあんな小さいものを袋いっぱい集めただなんて、根気も根性も丁寧さも感じる。スゴイ…。

「集まったらうれしくって…」
「…みんなに見せたんですけど」

鼻をゴシゴシしながら、少しの間ののち

「わ、…笑われちゃって」
「…なにこれ?って」

まおとわたしはほぼ同時にギリリ…↓と悔しそうな顔をした。お姉さんはわたしたちの表情の変化を見て、ほっとしたような顔をした後、はじめてクスクスと笑った。

「あなたたちの話を聞いてたら、急に話したくなっただけです」

聞こえるか聞こえないかぐらいの声で「ありがとう」ってもそっと呟いた。

「植物、可愛いですよね」
「私も名前、つけてたなぁ」
「朝顔も……枯らしたなぁ」
「多肉は、難しいコはとことん増えないんですよねーー」
「多肉といえば、一回ね、こんなことがあって」

最初聞き役な印象だったお姉さんだったのに、道すがらどんどん喋るようになっていった。植物も好きみたいだ。
お姉さんの様子をみてるだけで嬉しくなってまおと顔を見合せて笑った。

気づくと涙はすっかり乾いていた。

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───ひら。

薄闇の中、鼻先をかすめて、また一枚の葉が落ちてきた。

────切符みたいな切り欠きのついてる、何の変哲もない葉っぱ。椎の木の葉に似ていた。椎にしては丸めでちいさな、可愛らしい葉っぱだった。

丘の上、遠く吹き渡っていた雲。高い空。ありありと目の裏によみがえった。

───ああ、そうか、この葉は、あの大きな樹。

トモダチ”がまた帰ってくるための目印。

───あの樹は椎だった。

角を曲がると、少し向こうに、どうしても自力でたどり着けなかった大鳥居がやっと見えた。ざぁざ。参道の大木達が一斉にこっちだ、こっちだ。と唄いはじめる。

日が落ちかけの町を駆け抜けた風が、頬を払って過ぎていく。

(にくのすけ…)
(…あさたろう…)
(…まお)
(…お姉さん)

今日が胸に燈っていた。

「めがヌさん、西仰際宮《にしあおぎわのみや》駅、この参道を通ってまっすぐ行った先ですけど」

───見覚えがある道だ!

「ワタシ、めがヌ送るゥ!」

まおが我先にと、駆けだしそうになるのを、こら。といさめ

「こんなに遅くなったら、お母さん心配してるでしょ」
もうまっすぐ帰りなさい。とお姉さんに後を頼んだ。

───ふと、緑の香り。風がふわと、お姉さんの前髪を掬って逃げた。

後ろでしゅっとくびって、仕事の邪魔にならないようにひっ詰めた髪、凛とした一重。目鼻立ちが整っていて、カッコよかった。──どこかで見たような顔だった。

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「また、いつか!」

じゃあね。と一人だけ道を外れ、振り向かず来た道をなぞりはじめた。

一歩進むごとにわたしには、ある種の確信が芽生えていた。───帰れる。と

オルフェウスの神話は、冥界から妻を連れて帰る時、地上に出るまで決して振り向いてはならない、という決まりごとを守らず、悲劇が起こった。

なんとなくわたしも、それに倣った。───振り向かない。そうだ、ワンダーなことが起こった時は、出来るだけワンダーに倣おう…。

遠くからまおの声が聴こえた。

「めがヌーーー!」
「ありがとうーーーー!」

声が左右に揺れていた。これは多分ずっと手を振り続けてる感じだ。

(……こ、これは……)
(も…)
(も……)
(も…ものすごーーーく…)
(振り向きたい…)

タブー系の神話みたいになるかも。なんて思いこみかもしれないだろう…。バカなのわたしは…。

しかし頑なに振り向かずに、ありったけの声をあげ、力いっぱい手を振ってこう伝えた。

「まおーーー!」
「忘れないからーーー!」

とかくタイムスリップ物、異世界もの、不思議な世界に行って帰ってきた主人公は、ラストで”起こった奇跡を忘れてしまう”と、相場が決まっているもので、でもわたしは”ワタシ”を忘れない、出来るだけ、いいや、絶対…忘れるものか。

「お姉さんもーーー!」
「忘れないからーーー!」

追い風で髪が乱れた。まだ聴こえてるだろうか…。

遠くからかすかに

「おかげで、うれしかったですーー!」

よかった…。何の役に立てたかは、さっぱりわからなかったけど、迷惑ばかりかけたんじゃなさそうだ。

ひたすら振り向かず、歩きながら、ずっと、ずっと手を振った。ちぎれそうなぐらい。ずっと。

ざあざと風が追い立てた。仰ぐと一番星、宵の明星。天の星々から今日手にした光る瞬きが一斉に降り注いだ。

今日の灯、この日拾ったちいさな火花。
今日の、今日だけの風を奏で、ざんざと後ろ頭を乱して───。

 +.
 。゜

────大鳥居をくぐって、西仰際宮駅に着くころ、
スマホに電波が4本、戻ってきた。

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***エピローグ***

がたとん、ごととん。西なんとか駅では何故か人っ子一人乗っていなかった鈍行に、少しずつ人が増えてきた。

不思議な旅から帰ってる途中、今日の思い出。まおのこと、子ども時代のワタシが優しかったこと、お姉さんから貰った嬉しい気持ち、椎の樹が美しかったこと、星が特別輝いていたこと、全部忘れてしまう…いやだ、いやだ、絶対嫌だ…って電車に揺られながら、ずっと泣いた。

しかしわたしは、まがりなりにも書き手側、一介の創造主だった。なにくそ、と途中から、猛然とメモを取りはじめた。

コンビニによってガリガリ君を食べてる間も、必死でメモを取った。そうだタイムスリップ物の王道と闘うのだ。簡単に失ってたまるか。

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───9月1日───

仕事のメモと紙屑だらけのぼろアパートで、跳ね起きた。まだ窓の外ではツクツクボウシが鳴いていた。起きたら真っ先に手帖のメモを見た。

「8月31日、切符を拾った」と走り書きのあと、あれこれとまおに貰ったガムの感想や、びっくりしたことなんかが書いてある。

(勝ったァアア…!)

思わずガッツポーズを決めてしまった。挟んでおいたはずの切り欠きのある葉っぱだけが消えていた。

(この出来事を小説に起こせば…)

一瞬だけよぎった、───が。すぐにその考えを追い出した。

こういうのはきっと人に言って回ったら、「嬉しかった」ではなく、「嬉しい事が起こった自分が誇らしい」とかそんな感じでどんどん光が劣化していくものだ。

こういうのは、大切に大切に、オルゴールの底に、しまっておくものだ。たまに出してきて、そこにあるのが、ただうれしければそれでいい。

****

「げぇっほげぇっほ……きょ今日も…体調が悪くて…」まおに宣言したとおりバイト先に電話を入れた。サボりたかったのではなく、これは大人の有言実行である。

今日は行くところがあった。

もう一回にくのすけの鉢を連れて───

9月1日になったからって急に休業したりしない蝉たちの声を聴きながら、まだ残暑きびしい中向かったところは駅の向こう、商店街の一角。

───*フラワーガーデンひでまる*───

からんからんとドアをくぐると

店の奥にはエプロン姿で花たちに話しかけながら水を変えてるいつもの店員さん。

「いらっしゃ…ああ、あなたね」

わたしを見つけるとパッと笑った。

───後ろでしゅっとくびって、仕事の邪魔にならないようにひっ詰めた髪、凛とした一重。目鼻立ちが整っていて、カッコいい彼女は───どこかで見たことがあった。

8月31日の、あのお姉さんの、長い前髪がどいた時の顔に…似てる気がする。すごく。

(仰際町に住んでたかどうか聞けたら、確定するんだけど…)じりじりしながらも、口に出せないでいた。

あの8月31日よりも、少し、いやだいぶ貫禄が出て、いい感じで年を重ねた感じだ。前髪があるのとないのと以外にも、こっちのお姉さんは、からからとよく笑う、気風のいい姉御といった感じなので、いまいち決定打にかけた。

───にくのすけの顛末の報告をしたら、思ったとおり優しくしてくれた。

「そんなに一生懸命育ててくれたんだねぇ」
「あなたに頼んでよかったよ」

言葉を強請《ねだ》りにいくなんて…と思っていたけど、実際言ってもらうと、少しだけ楽になった。

「また落ち着いたらなにか育てなよ」
「失敗して、学んで次!ってのが、園芸道ってやつだよ」
「あなたに育ててもらいたがってる植物がまだまだいーっぱいいると思うな」

お姉さんは片眉をあげて、カッコよくニッと笑った。イケメンか…。9月1日のお姉さんと話してたらどんどん8月31日の方のお姉さんかどうか、決定打が弱くなってくる…。

───今日も栄竜《さかえのりゅう》交差点の錆竜に声をかけたが、返事は、聞こえなかった。

 +.
 。゜

ワンダーなことが起きて、内心期待していたのだ。戻ったら、売り渡したわたしの魂が、どこかの質屋に出てて、7万円ぐらいで買い戻せたりしないだろうかって。

(まぁ、こんなのは、きっと…時間はかかる)

≪急にわからなくったって、よくない?…それ≫
≪だって絶対めがヌは今悲しいじゃん……≫

まおの言葉が心の奥底、スィと吹いて渡っていった。

 +.
 。゜

ふと、カウンターの後ろに、瓶詰の、きれいな砂が置いてあることに気づいた。

視線を感じたのか、お姉さんは

「?ああ、これね、石英」
「学校のグラウンドの砂に混ざってる…」
「ほら、ちいさくってきらきらしてるやつ」

「…………!」

お姉さんは、顔を紅潮させて話を続けた。

「子供のころ、袋いっぱい集めて笑われて、一回捨てちゃったんだけどね」

「…………!」語彙力が崩壊した。

「大人になってから」
「もう一回」

「学校のグラウンドで袋いっぱい拾ってきて…」

「…………!!」

わたしは話を聞いてるうち、ただひたすらうれしいがこみ上げて…こみ上げて……気づけば目から太平洋が───

お姉さんはわたしの様子を見て、何ごとかという顔。

「ちょ、ちょっと夏の煌きが……目に入って…」
目頭を押さえつつごまかす。

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カランカラン…

園芸店を出ると、熱風。今日も仰け反るような入道雲の玉座。まだどこかから草いきれ。秋は遠かった。今年はとにかく暑かった。

───わたしは、この世のものの美しさではないような光を放つグラウンドの石英が目の前で煌く中、話を振ろうか、一瞬だけ迷ってやめた。

きっと、この不思議な出来事を覚えてるというのは、森羅万象からお目こぼししてもらえてる状態なんだと思う。

口に出したりしたら、この宝物は、あっという間に指の隙間からさらさらとこぼれ、霧散し、吹き消され、消えて失せてしまうんだろう。

イブは林檎をかじって楽園を追い出されるし、障子を開けたらキコバタトンキコバタトンと鶴がはたを織ってるものだ。

わたしはまおに直接言えなかった言葉を、心の中、何度も呟いた。

 +.
 。゜

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(学校はこれからもしんどいけど、どうかくじけず未来まで歩いて
……わたしに会いに来てください)


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あまり心配はしてなかった。
だって、まおが自分なりに歩いた結果は────

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────今ここで、この美しい、世界中の蒼を、
空いっぱい、両手いっぱい、仰いでるのだから。


****


遠い日の絵日記より抜粋。

8がつ31にち。
今日は、おおきい木に、あさたろうをうめてきました。
夏がおわって、
秋がきて、
雪がふって、
また花がさくように、
きっとあさたろうもだいじょうぶ。

そのあと、めがヌとお姉さんとまいごになってあそんだ。
おもしろい大人の人もいるんだっておもった。

ちょっとせわがやけたけどね。

まお

*了*
(17,539字)

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***あとがき***

わたしをよく知るフォロワさん方は、この短篇をお読みになられて「もしや…」と思った方も多かったのではないだろうか?と思います。

わたしが育てていた多肉植物のにくたろうが、今年の夏の暑さで、作中書かれているそのままの顛末で、調子を崩してしまい、8月29日に旅立ってしまいました。”カナシイ”ってなんだっけってわたし自身もわからないまま、とにかく書かないと、と思い、魂をぶつけて書いた物語でした。

作中の”園芸店のお姉さん”は3人ぐらいモデルがいて、違う園芸店のお姉さん二人と、フォロワさんであるsio5halfさんには、石英のエピソードをお借りしました。

前にsio5halfさんがインスタでこの話をしていて、なんて美しい話なの…って、伺ったあと、忘れられなかったので、今回思い切って使用許可を取りにいってしまいました。おかげですごくいい締めになりました。ご快諾ありがとうございました!sio5halfさんのツイッターは→こちら。

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作中、明確な答えは出てきません。答えがなくても、成立する物語だとも思いましたので、出さなかったし、なにより、出せなかったのです。

きっとわたしなりの”答え”は、まおと、めがヌがこの日見つけた煌めきのどこかに混ざってるのだと思います。

時間をかけて、ひとつぶひとつぶ探して行こうと思います。

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PS/9月10日。にくたろうの鉢に、サボテンのとげたろうがやってきました。行き掛かり上、育てる覚悟もなしに連れて帰ることになってしまって、あ”~ってなったけど、こういうのも縁だなぁと思って。

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にくたろうがとげだらけの帽子のトモダチを連れて戻ってきたのを見て、家財道具たちがびっくりして、久しぶりにいっぱい喋っていました。こんなに道具たちの声が近いのは、半年ぶりぐらいだろうか?ありがとう…。

こんなポンコツな庭師だけど、これから、みんなと一緒、仲良くしてくれたらうれしい。

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最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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もともとタイトルアンケで決めてもらったお題でした。
いかがでしたでしょうか?
ご投票、いいね、RT、ありがとうございました。