リボ払い返済で人生の視点が変わった話
恥ずかしかながら、20代の頃リボ払いがたまりすぎて支払いができなくなったことがある。
今は完済したので、それに至るまでをまとめてみた。
なぜリボ払いをしてしまったのか
・行動力はめっちゃある
それまでの私は行動力だけは人一倍あり、
興味のもったものは片っ端から始めては辞め、始めては辞めを繰り返してきた。
ギター、ベース、英会話、自己啓発系などなど。
もはや思い出せないものもあるぐらい、ありとあらゆるものに手を出してきた。
・自分には才能がない
その根底にあったのは「自分には才能がない」という悩み。
私にとって才能とは
何かひとつを極め続けられることだと思っていた。
昔から飽き性で何事も続かない
だけど、
「世界のどこかには私が続けられるものがあるかもしれない!」
「これなら続けられるかも!」
そう感じたものは後先考えずにお金を出し続けてきた。
その結果、
身の丈に合わない支払いと毎月の支払いが重なり
リボ払いの限度を返しても返しても減らないという最悪のループができてしまった。
きっかけは過払い金のCM
・返せない…だと…?
その頃からだろうか、やたらとCMで過払い金のことを目にするようになった。
「そんなことあったら今頃返済終わってるよ…」
とどこか他人事のように感じていた。
ちょうど年末年始休暇で仕事のシフトが削られていた。
ざっくりと給料を計算していると、だんだん背筋が凍ってきた。
「これは返せない…」
焦った。
本当に焦った。
顔が熱くなるのを感じながら
どうにか頭を回転させてGoogleをひらいた。
『リボ払い 返せない』
そこにあった「リボ払いにお困り方」みたいなページを押した気がする。(焦りすぎて記憶が曖昧)
そこがその後お世話になる司法書士事務所のホームページだった。
CMで"お金に困ったら司法書士"という知識を得ていたため
怪しい業者ではなくきちんとしたところだと理解出来た。
面談日を予約して、年明けを迎えた。
忘れもしない。
中国で変なウイルスが流行っているという時期に(のちのコロナウイルス)
真冬の新宿に向かったのである。
・過払い金はあったのか
私の記憶が正しければ、司法書士さん曰く
利息の制度が統一されたのがわりと最近の話で(当時)、
昔はカード会社によって利息がバラバラだったそうだ。
なのでCMでよく聞く
『○○円返ってきました!』
みたいなのは、その制度ができる前にカード会社が独自で決めた利息なので
返してあげてくださいね〜との事だという。
それを聞きながら嫌な予感を覚えつつ、
ひと通り説明の終えた司法書士の先生に恐る恐る
「あの…ちなみに、か、過払い金とかは…」と聞いてみた。
ですよね〜😇
ここ最近のリボ払いですもんね〜😇😇
・司法書士の先生の役割
司法書士の先生の役割としては
カード会社「お金を返して欲しい」
私「返したいけど返せない」
という二者間に立って
「この人は少額ですがきちんと最後まで返しますよ」という約束をした
というイメージだろうか。
毎月の返済額を抑えてくれたことにより、返済の長期化はしたが"返せない"ということはなくなった。
寒空の下、新宿の夕日を見ながら
「絶対完済する」と心に誓ったのである。
返済中に起きた自身の変化
・コツコツ続けることができるようになった
結論からいうと
年月にして丸4年、一度も滞納することなく完済。
やればできるじゃん!!!
この出来事をキッカケに「何を始めるか」だけでなく「どう続けるか」という新たな視点が加わった。
この視点はその後の人生にとても大きく影響している。
現在
・カードはデビットカード一択
現金とデビットカード、電子決済を使っている。
どうしてもカードは手放せないが、
普通のクレジットカードを持つとまた同じようなことをしてしまうかもしれないので、持たないことにした。
これまであまり支障がなくすごせてきた。
だが昨日、予約投稿機能を使いたくて
noteプレミアムに入ろうとカードを入力したら
デビットカードは対応していないそうだ…
noteさん………難しいかもしれないけど、カード作るのが怖いこういう人間もいるので
noteプレミアムにデビットカードを使えるようにしてください(自分で蒔いた種で大変恐縮ですが)
PayPalとかだと嬉しいです…|ω・)
最後に
なんだかnoteさんへのお願いで終わってしまったが、
とにかくリボ払いはしないに限る!
仮にしちゃったとしても返す方法はある!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。