『神様のボート』江國 香織サン
ちょっとせつなくなった
(ネタバレするかもしれませんので
読んでいない方はご注意ください)
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江國香織さんの本は
これまで
あまり読んだことがなかった。
原作を読むより先に
TVドラマや映画で
作品を
観ているほうが多い。
『神様のボート』は
たまたま本屋さんで
単行本を
探していた時に
見つけたものだ。
章ごとに
「あたし」の目線と
「ママ」葉子さんの
目線で書かれている。
子供の目線と親の目線
そこが面白い。
わたしは
大好きな友だちの名前が
葉子さんなので
シンパシーを感じて
読み始めた。
葉子さんは
昼間は
ピアノ講師で
夜は
スナックで
働いている。
うつくしくて
魅力的な女性だと
読んでいて感じる。
娘の名前は
草子と言う。
兄弟はいない。
いつも
オトナの中にいるので
少しばかり
大人びている。
ママ・葉子さんの
恋愛と結婚は
いろいろと
複雑だ。
いつか戻る。
いつか探し出して
戻るから・・と
出て行ってしまった
愛するひとを
待ち続けながら
住まいを
転々とする
葉子と草子。
わたしは
引越は
嫌いではないけど
あまりに
頻繁だと
嫌になるかもしれない。
引越貧乏と
言われるけれど
たしかに
経済的にも
つらいものがある。
草子は
せっかく
仲が良くなった
お友だちと
別れなければならない。
だんだんと
嫌になってきたのだ。
それでも
葉子さんは
転々とする。
葉子と草子の
ふたりの生活を
淡々と
描いているが
とても
いい感じだった。
最後には
どうなるのかなと
気をもんでいたが
ハッピーエンドで
本当に良かった🥰
最後のくだりを
読んでいる時
なんとも言えない
HAPPYな
気持ちになった🍀
「あーー
やっと救われたような
気持ちになったわ~」
再会のようすで
この小説は
終わったが・・
幸せの余韻を
残しつつ
これからの
生活を
どう思い描くのかは
読み手次第。
いろいろあったが
最後に
ホッとしたのが
読後感だ。
「読書は
いつも楽しい🥰」
(762文字)
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
クリスマスまで
あと少しですね🎄🎄🎁
みなさんは
どのように
過ごされるのでしょうか。
今年は
ホワイト・クリスマスには
ならないみたいです。
寒くて
雪はちらつくけれど
全く積もりません💦
今日も良い一日を
過ごせますように🥰
✨✨✨✨💛🍀🌈🎄🎄🎁