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銀河哲道の夜(1)

「日本人と外国人て、どうやって区別してんだろ?」

この記事をみて最初に思ったのがそれだった。

統計的には、国籍とか永住権とか、そういうので日本人は日本人として区別されてるんだと思ったんだけど、じゃあこの「外国人」で括られてる人たちは、どういう人たちなのだろうか?観光客とか一時滞在している人たちも含めてんのかな?

気になったので少し調べてみた。

wikiによると、外国人は「日本の国籍を有しないもの」で定義されているらしいが、法令上、必ずしもこの定義だけでは無いらしい。ただ、「日本国籍を有しないもの」が外国人なのであれば、長期間日本に住んでいたとしても、統計上は外国人になるってことなんだね。だから、仕事とかで、海外から日本にきて働いていて、もう10年経つとかっていう人も、統計上は「外国人」に分類される。日本にきてる留学生とかも同じ。ってことは、日本国籍を有しないで日本にきている人たちの人口割合が、2%を超えましたよってことなのね。

ちなみに観光客や一時滞在は含まれてるのかって疑問だけど、これはどうやら含まれてないっぽい。内閣府のページに以下のような文言があった。

人口推計を行う上で日本の総人口に含まれる外国人は、本邦内に常住している者(当該住居に3か月以上にわたって住んでいるか、又は住むことになっている者)を対象とする。

じゃあ日本の国籍ってどうやったら取れるんだ?と次に思って調べてみた。これは以下のページを参照した。

簡単にいうと、日本に長く住んでいて(申請まで引き続き5年以上、という言い方)、仕事ができる能力があって、悪いことしてなくて、成人していた場合、帰化申請という手続きを取ってくれれば、およそ1年で日本国籍取れますよって感じだ。(詳しくは以下の法務省のサイト参照)

ということは、今外国人にカウントされている人たちが長く日本に居住し、帰化申請して日本国籍を持てば、それは将来日本人としてカウントされるってことな訳で(当たり前・・・)、そういう意味だと、この割合が増えていくと、将来の日本の人口に統計的に影響を与えるってことよね。「日本いい国だし日本人になりたい」って思ってくれる人が増えるような国であり続けることが、統計上も、最終的には日本の人口問題を少しでも軽減する手助けになるのかもね。

結局自分の国からも他の国からも、「良い国」であり続けることが、国を維持させる方向になるってのは、割と自分の中で腑に落ちた結論だった。

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