高次元の存在とか、神様とか、天使とか
ほとんどの人が、いいねやスキを求めて、耳障りの良い心地よい文章を投稿する。
ここに書いているのは、その逆。
誰もが求めてやまないものを提示するのではなく真逆。
求めてやまないものを得られるかのような文章が、みんな大好き。
当然。もうどうしようもなく当たり前。
誰もが自分が幸せになるための何かを求め続けている。
それが探求。
誰もが求めているものを書いているのだけど、誰もが聞きたくもないこととなるこのパラドックス。
笑えるくらい普通なのだけど、ほとんどの人にはわからない。
そう。
神様や天使、高次元の存在はどこにいるのだろう。
空を見ても、見えるものではない。
地面にも。
この3次元からは見えない。
そういう人が圧倒的多数だと思う。
私も神様や天使、高次元の存在など
「正直ベース」、みんな素直に正直になってしまえば、目に見えない。
ですよね?
何かが見える と称していても、それは何かを感じている(そう思っている)のではないだろうか。
「正直ベース」で現物として見えている人がいたら、是非コメントをいただきたいと切に思う。
竜神という雲であっても同じ。
それが明らかに竜神という姿(雲としてではなく)として見ている画像があれば、是非見せてほしい。
それが竜神であるとしているのは希望であり、想像の範囲を超えていない事実がそこにあるだけではないだろうか。
それは自己のための希望。
「私」が良くなるための。
何かを信じることがいけないのではない。
想像することがいけないのでもない。
3次元の事実としてどう?というだけ。
現実主義でもスピリチュアル主義でもなく。
ノンデュアリティは起きていること、事実としてそうだよねということしか言っていない。
夢や希望の話ではないから、幸せだけを求めている個は聞きたくない、現実を突きつけられることが痛くてたまらない。
このモヤモヤする感じ、イヤ~な感じから逃れたくて仕方ない。
そうですよね?
誰もがそう感じます。
ノンデュアリティは特別なことではないので、幸せしかない世界のことではありません。
たった今、ここにあるすべてのこと。
イヤな気持ちも幸せと感じることも、全部。
常に誰でも現実しかない。
その事実に触れられると絶望するから、そこに自我は触れたくないし、見たくもない。それは自我としては当たり前の反応。
私たちは今3次元で暮らしている事実。
ここで生きている以上、それしかない。
でも、そこの後ろには、どんなことが現れても、どんなことを感じてもかまわない、すべて自由という、すべてがある
それを変えることは誰にもできない。
良いことばかりの現実にはならない。
どれだけモヤモヤする感じがしても、幸せだけ、良い事だけにはならない。
なぜならすべてなのに、何かだけはないということはないから。
すべてあるからすべてない。
3次元からは理解できない高次元は、いまのここ。
求めて探す場所ではない。
3次元なのだけど、3次元を含んでいるのが高次元。
すべてに含まれているけれど、私たちからは認識できないものが5次元以上のもの。
これとは違う人は今どこにもいないはず。
想像するしかできないのである。
否定ではなく、事実として。
幸せだけの世界を求める、モヤモヤする感じを消したい。
それに躍起になればなるほど、それを探求すればするほど、どうしてもたどり着けないことに否が応でも気づく時がくる。
そのどうしてもたどり着けないものだと絶望的にわかる時、ガラガラと自我は崩れていく。
放擲の瞬間がそこに広がる。
でもここは常に3次元。
何も変わらない。
それ以上でも以下でもない。
想像を楽しんでいることは希望でもある。
希望を持ち続けることは、絶望も必ずセットとなる。
希望が持てること、希望があることが人間には心地よく感じる。
そこには「高揚感」とか「特別感」がある、求めているということだ。
何かを得ることが人間には大事なのだ。
でも高揚があることは、衰退?減衰が必ずセットになる。
特別があれば、非凡?がある。
今が不十分だから、それ以上のものが欲しくて希望となる。
希望を持つのはダメと言っているのではない。
ただ、そういうこと。 それだけ。
1万円が2万円になります、誰でもそうであれば嬉しい。
本当に明日ここにある1万円が倍になれば、必死に私はいま願う。
バイトをするのか何かすれば2万になるかもしれない。
だけどそれは、この1万が倍になったわけではない。
他の1万が加わっただけ。
事実としては、願ったからではなく労働をしたから増えたということだ。
これを引き寄せの法則と言うこともある。
その方が「私」には都合が良いのだ。希望があるから。
なんでもかんでも「引き寄せの法則」で手に入れている人はどこにいるのだろうか。
願えば倍になる。願うだけでは叶わないだろう。
願って叶うこともあるけど、全部願って叶う人は皆無。
この3次元に物理的にパーフェクトな魔法はない。
そのことがパーフェクトという魔法だけども。
それとは別に、亡くなる直前の人が枕元に立つとか、危険を察知するテレパシー的なものとか、その他不思議な現象。
それらに関しては、またそのうち。
今日も意気消沈する、嫌気のさす、
自我にとっては絶望的な投稿をすることになるけど、
なにも制限も希望もないことは、最大の幸せだったりする☆
二元では、どこまでいってもパラドックス。