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自動化&効率化で業務をサポート!確実でスピード感のある組織を推進!

――まず自己紹介からお願いします
永嶋と申します。プロダクト開発統括2部の部長をしています。同時にREXTのDX推進本部長、24年10月から情報システム部も管轄しています。

20代は独立系のSIer2社で、プログラマー、SE、PL、PMを担当し、20代後半からは会社の組織運営や事業推進などのラインマネジメントも担当しました。

その後、BtoB事業会社のシステム部門へ転職し、AWSメインでの開発推進やプロダクト運営、および、組織運営等を行った経験があります。

40代前半で部長職をいただき、30名程度の社員をマネジメントしていました。

RIZAPグループはさまざまなBtoC事業を行っていることに魅力を感じ、2022年1月に入社しました(その後、RIZAPテクノロジーズ社設立に伴い移籍、現職)。

――RIZAPテクノロジーズに入社したきっかけは何でしょうか
きっかけとしては、以前はBtoBの事業会社のシステム開発をしていて、よりお客様に向けたサービスというのがどうなっているのだろうということが知りたくなったことです。

自己成長なども含めて、今度はBtoCの事業を見てみたいという思いが強くなりました。

それから、BtoCの事業会社でのシステムで募集しているところを探したのが元々のきっかけでした。

RIZAPに入ったのは、面談で話したりだとかRIZAP事業を見ていくうちに、ヘルスケアの領域だけではなくて、リテールだったりだとかが数多いなというところに気が付きました。

グループ企業を持っていて、様々なビジネスをやっているっていったところで、いろいろなデータも揃えてありますよね。

いろいろなビジネスのいろいろな仕組みというのがあることで、この会社は可能性があるなという思いがありました。

至るところを自動化・効率化して
業務をサポート

――現在はどのような業務にあたっていますか?

まず、1つの役割としてはプロダクト開発統括2部の部長の役割として、社内の業務の効率化や自動化を目的としたシステム開発ですね。

主にはいま急激に伸びているchocoZAPがありますけど、その社内の業務の改善に力を入れています。

会員数だとか店舗数だとかもかなり急速に増えているものの、これまで運用チームの人たちが手運用でデータ補正をしている部分があったり、全自動で動いているわけではありません。

今はいろいろなシステムをやりくりしながら動いている中で、自動化を推進しているというのが1つの役割ですね。

自動化を目的として RPAツールの使用やサーバープログラム開発などをやっています。

――自動化というのは、例えば手運用のものとか、繰り返しやる作業というものが対象ということですか?

そうですね。基本的にはやっぱりルーチンワーク化しているものを自動化するというところはあります。

しかし、ほんとうに単純な手運用ではなくて、こういう場合はこういう設定をして、こういう場合はこういう設定をするという、それぞれパターンがいくつもあるのですよ。

手運用でもミスが起こりやすいような複雑な業務もあるので、それらを含めて自動化していくという形ですね。

また、そもそも業務が整理されていない状態から整理したり、今あまり可視化されていない業務やルーチンワークをどういう風に可視化していくかですね。

そういったときのルールを決めていくとかのお手伝いもしています。

――いましている仕事がRIZAPにおいてどういう役割を果たしているか教えてください

自動化業務では社内に依頼ベースで始まるものもあれば、こっちからアクションを起こして自動化するべきものがある、等のタスクのレイアウトをします。

そういったところがメインの仕事ですかね。そのなかで、どうしていったらいいか方向性を決めるのですけど、数があると優先順位を判断する必要あります。

あとは自動化したい案件が複数ある中でどういう優先順位でやっていくのか、どれを優先していったらより効率的に効果が出るのか判断して方針を出すというところが僕の役割にはなりますね。

――前回のインタビューは2年前で、そのときの状況と今の仕事では環境が変わってきたと思うのですが、どの辺りが変わってきていますか?

2年前にやっていたことは「こういうものを作った方がいいよね」というような立ち上げ時期だったので、自動化においても小規模で、結構アジャイルチックにライトにやっていました。

昔の記事を見て懐かしいのですけど、立ち上げ時期だったというところが大きくありますのでね。

2年やっていると、自動化の取り組みの認知が会社の中でも広がりました。かつては「こう業務やってこれ自動化した方がいいよね、だからこの業務を自動化してください」という形で依頼もらったり、こちらから「こう自動化してみませんか」とアクションを起こしてやったりしたものがありました。

今はもう運用メンバーが自動化ありきで物事を考えて相談してくれたりだとか、こういうサービス出したいのだけど、手運用なんかできないから、どういう風に自動化したらいいかだだったりとか、もう最初から自動化相談というところが、すごく増えてきたところかなという風に思っています。

――chocoZAPは2年で会員数も店舗数もかなり増えていますよね

そうですね。今はライトにやってみようというフェーズではなくなってきました。

会員数も多いし店舗数も多いから、それなりに負荷がかかってしまうところがあるので、もう最初から自動化を考えます。そこが大きく変わってきた点かなとは思っています。

やってきたことが徐々に浸透していって、僕らだけではなくて事業メンバーも自動化をするという意識がある程度できてきたのかな。

――2年前会員数が少ないときと、店舗も会員数も増えた今の仕事。規模感の変化はどういう印象で変わってきましたか

同じものを作るにしても影響範囲が大きいのはたしかにそうです。もちろんスピード感が求められる事業である一方で、その品質も影響範囲が大きくなるにつれて、なにかトラブルがあった時の影響だとかもやっぱり大きいです。

例えば、今まで1000人に対するプログラムにトラブルがあって、10分で終わっていたものがあったとします。では、100万人いたら何分で終わるのとか。

そうすると処理スピードも考えないといけないですよね。だから品質面の意識とスピードに対する意識といったところは大きく変わっています。

自動化する場所は段違いに増加
それでもまだまだ手をつけられていない部分も

――2年前との比較なのですが、プロダクトの観点で言うとどう変化しましたか?

ものづくりとしてのプロダクトという意味で言うとそんなに変わっていないかなという風に思っています。

やはりchocoZAPの業務運用だとか、新しいサービスがどんどん追加されていったりだとか、新しい仕組みがどんどん追加されていったりするなか、それを自動的、効率的にする業務になっているので、それら一つ一つがもう別のプロダクトになっているという考え方ですね。

とにかく手広くやっていて、それが積み重なってひとつのchocoZAPとなって出来上がっています。

サービスがいろいろと積み重なっているものがあって、そのプロダクトの単位でいうと昔よりもサービスは段違いで増えています。

本当にたくさん増えているので、至るところに自動化が今入っています。

それでも全然手をつけられていない部分はあるので、まだまだだなという認識です。もっと、自動化、効率化したい部分というのがもちろんあります。

今は、chocoZAPという事業で、1500店舗だとか100万人超えているので、そこがいちばん効果が出やすいところであります。

例えば人がやったら3日間かかります、自動化したら人手はかかりませんという感じになります。

まだまだ色々自動化していくところがあるので、そういうお仕事なのではないかなと思っています。

――chocoZAPを立ち上げてから、もう何段階か進んで今の状態になると思うのですが、今どういうフェーズにあるのか教えてください。

組織の話をしますね。僕が入社したその2年前というのは、僕のひとり部長から始まりました。

自動化した方がいいとか、こういう役割を見つけてやってきましたという中で、chocoZAPとともにプロダクト開発統括2部という部署も成長していっています。また、様々なメンバーが常任してくれるようなりました。

あと大きく変わったところとして、新卒採用ですね。若手を育てる環境みたいなところもできてきました。

またその組織の中でもローテーションもできるようになってきています。

単なる自動化ということでも、RPAのツールを使って作るのだとか、あとはプログラム開発して作るのだとか、そういったところをローテーションして、メンバーのキャリアパスとして道が開けるような組織環境ができてきました。

――2年前とはだいぶ違いすね

そうですね。人数的にも、もう最初数名から始めた部門が、いま20名ぐらいになっていて、新人も4名今年入ってきてやってもらっています。

RIZAPの成長とともに、その個人の成長できるスキームができてきたというのが大きな違いではあるかなという風に思っています。

そして、業務としてもchocoZAPだけではなくて、他の様々な事業の自動化するべき部分があります。

同じプログラミング言語を使うにしても、作っているものが違うとそこの経験というのも全く違ってきたりします。

そういったところで人を育てる環境ができてきたのが大きな違いかなと。

――いまはchocoZAP以外だと何に取り組まれていますか?

今、chocoZAPやRIZAPの話だけしたのですが、役割としては実は「REXT」というリテールでは1番大きなグループ企業のDX推進本部の本部長もやらせていただいているのですよね。

そのリテールのDXといった部分についてもプロダクト開発など、部とは別に推進していく部分ではあります。

リテールのDXの部分だとかにおいても、自動化だとか共通の作る部分は必要になってきます。

必要に応じてやっぱり優先順位を決めて、REXTの中のリテール、その店舗のDXに関わる部分の自動化、効率化などもしています。

こういう取り組みをしたことによって、今年(2024年)の6月にAWSサミットという、日本で最大級のエンジニアのイベントで登壇させていただいたりしています。

こういう取り組みだとか、自動化の取り組みみたいなところで、外部に発表することができるぐらいのレベル感にもなってきたというところもあって、チャレンジできる環境も整ってきたかなと思います。


自動化したい場所はまだまだあるので、
やる気のある人を募集しています!

――これからに向けて展望や課題などあったら教えてください

業務の自動化といったところで、ある程度の立ち位置が確立できたというところが今の状況です。

一方で、やっぱりまだまだ自動化できていない部分もあるということは感じています。そこに対して我々からはどういうことができるのか、という課題がありますよね。

どういう業務プロセスにするといいのかという提案だとか、我々から変えていくというところができていないというところがあるので、そういったことは将来に向けて取り組んでいくべき内容だという風に認識しています。

どうしても今は依頼ベースで受けていくといったところがあるのですが、こちらからもヒアリング色々かけて、ここを自動化した方がいいよねとか、そういったところも一部取り組みはしています。

より業務を知った上で、全体的にどうした方がいいのか、業務に対してどういう自動化ができるのかといったところで、手段も含めてまだ広げる余地というのは非常にあると思っています。

そういう風に業務を教えてもらうというよりも、我々が業務をこうしていくと1番いいんだみたいなことが伝えたりできるような組織になっていくというのが将来像ですかね。

――それではそういった未来に向けてどんな人に来てほしいか教えてください

端的に言うと、主体性がある人、やる気がある人という話になります。

僕も4社転職して今RIZAPにいるんですけれども、僕が経験した会社の中では1番従業員が主体的に動いていることが特徴としてある会社ですね。

それがRIZAPの社風なのでしょうね。居心地もいいですし、失敗を恐れずにどんどん挑戦していく環境があります。

――チャレンジできる環境が整っているんですね

はい。おくすことなくチャレンジしていく精神があったり、主体的に動いたり、自分事として捉えて行動していく人を求めています。

システムの知識云々というよりも、本当に必要としているのは、主体的に動くというマインドを持っている人を募集しているという感じです。

技術は後から教えてでもいけると思っているのですが、マインドはなかなか変えられないというか、その人の特性とかもありますからね。

本当にチャレンジ精神を持って望んできてくれる人に入ってきてほしいです。

――どういう役割の人が足りていないなど、そういうイメージはありますか

足りる足りないの定義によるのですが、単に人がいればもちろんもっとできるというところはありますね。

人数が有限の中で、どれだけ最大限の効果を持ってやっていくのかというところが、僕のミッションでもありますが。

その中で、事業の人たちと会話をして、どういう風に業務を行っていくとより効率的なのか要件定義するようなPLみたいな人材ももちろん不足しています。

またその裏で、じゃあそれをどういう仕組みで作ったらいいか、どういう技術を使ってその課題に対して解決していけばいいのかという1個下のアーキテクトをどうしていこうかみたいな人材もまだまだ不足しています。

これらはテコ入れしていきたい部分ですし、そこに向けてどうやってメンバーを成長させていくのかというのは課題でもあるかなと思っています。

――最後になりますが、これはRIZAPの応募者に向けてメッセージがあれば教えて下さい
RIZAPは自分の人生において何かにチャレンジしたいとか、主体的に動いてなんか物事を成し遂げたいとかという思いを持った人にはすごくいい環境だと思っています。

良くも悪くも、決まったルールみたいなものがあまりなくて、自分でもがいて、でも成果出してやってほしいというところはある会社です。もちろん最低限のルールはありますけどね。

その中でその主体的に行動して、目標達成だとか成し遂げるっていったところに喜びだとか幸せだとかを感じられる人は、ぜひ入ってきてほしいなと思います。

そういう人たちと仲間としてお仕事していきたいなと思っているので、いま言ったマインドを持った方というのはぜひ応募していただきたいです。



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