RIZAP が、DroidKaigi 2023にも初参戦 !
▶プロフィール
遠藤崇史/プロダクト開発統括1部開発PM。LINEやカカクコムなどtoC系のWEB企業を中心に数社を経験し、PdM/PjM/iOSエンジニア/データアナリストなど幅広い職種に従事。2023年8月にRIZAPテクノロジーズへ入社。2019年から福岡に転職移住し、現在はフルリモートで勤務している。
RIZAPテクノロジーズ、本気です
私は2019年から福岡で暮らしており、2023年8月からフルリモート勤務にて RIZAPテクノロジーズ に入社しました。
勤続してまだ1カ月程度ですが、ありがたいことに DroidKaigi 2023 のためだけに福岡からはるばる出張し、イベントに参加することができました!
※9月1〜3日に開催された iOSDC Japan 2023 にも参加しています。
一般的に、「RIZAP=ボディメイクの企業」というイメージが強いと思います(かくいう私自身も、長い間「RIZAPといえば、オフラインでのパーソナルトレーニングジム」という印象を強く抱いていました)。
そのため人材もトレーナー職などが大半のように思われるかもしれませんが、ここ数年でデジタル人材の採用に注力し始めており、現在chocoZAPの急拡大を機に「より本気で」その採用を強化しているところです。
それを裏付けるように、先日開催されたiOSDC Japan 2023では最上位プランの「ダイアモンドスポンサー」として、そして今回のDroidKaigi 2023ではプラチナムに次ぐ「ゴールドスポンサー」として、参加させていただいております。
そんな背景もあり、入社して間もない福岡在住の私も快く東京まで出張させてもらえた、というわけです!
さて、RIZAP のDroidKaigi 参加は、今回が初めてになります。
会社として参加する目的は、以下の2点を広くお知らせすること。
われわれがAndroidアプリを開発していること
エンジニアを積極的に採用していること
いっぽう私自身はというと、Androidエンジニアとしての経験はありません。
それでも、「UIUXやCRMといった観点で大いに学ぶべきことがありそうだ」と、期待に胸を膨らませての参加です。
また、他社のエンジニアの方々の熱気に触れ、交流させていただくことも楽しみでした。
「きっと良い刺激や気付きをもらえるに違いない!」と…!
ノベルティが大人気。RIZAPブースは今回も盛況でした
会場のベルサール渋谷ガーデンは平日にも関わらず賑(にぎ)わっていて、朝早くから1000人以上の方が来場していたと思います。
RIZAP は「ゴールドスポンサー」として協賛させていただいたほか、イベント会場内でブースも出展しました。
RIZAPのブースはメインとなる出入り口から入ってきて最初に目に留まる場所だった上、セッションエリアの真横だったので、常にセッションの様子を見ていられました!
いろんな意味で、非常に「アタリ場所」だったと感じました。
ちなみに DroidKaigi 2023ではスタンプラリーが開催されており、各ブースのスタンプを集めると景品がもらえたみたいです。「来場者には多くのブースを回ってもらいたい」という運営さんの努力が見えていいですね…!
われわれのブースではiOSDC Japan 2023のときと同様、「あなたの1日の歩数はどれくらい?」という簡単なアンケートを実施。お礼にシールやRIZAPオリジナルの糖質オフチップスまたはパフスナックなどをプレゼントしました。
また、期間中は歩数アンケートとは別に「Androidアプリ開発に関するアンケート」も実施。こちらに回答してくださった方にも、ノベルティをプレゼントしました!
特にインパクトがあったのが、 chocoZAPのグッズがたくさん入ったこちらの箱。写真ではわかりにくいかもしれませんが、結構デカいのです(笑)!
中には、以下が同梱(どうこん)されています。
ハンドタオルやハンディファン(携帯扇風機)が入った「chocoZAPの夏キット」
chocoZAPの入会金と事務手数料が無料&月の利用料金が2カ月間1000円引きになるクーポンがついたチラシ
こちらのアンケートはブースに用意したNFCカードをスマホにかざすとアンケートフォームが表示され、その場で回答できる仕組みです。「すぐに回答できる」と好評で、他のブースの方にも「ウチも次回はこれをまねします!」と言っていただけました。良いアイデアだったと思います。
そして先ほどの大きな箱を、ちょこちゃんのイラストがこれまたデカデカと印刷された大きな袋に入れてお渡ししました。RIZAPのノベルティのみならず、会場内でゲットできるほかのグッズも入れられるサイズだったので、多くの方が活用してくださいました。
会場内にはこの袋を携えた方がたくさんいらっしゃったので、イベント中は大きな宣伝効果が得られたと思います。それだけでなく、皆さんこの袋を持ってお帰りになったことを思うと、イベント終了後の街中でも宣伝効果があったかも!
おかげさまで2日とも、イベント終了前に予定配布分がなくなる盛況ぶり。
事前にアンケートに答えてくださったものの初日にノベルティをもらえなかった人が、2日目に「ノベルティください!」とまたあいさつに来てくださったり、そこからまた人だかりができたりして、非常にありがたかったです…!
他社ブースにお邪魔した際も「ノベルティのインパクトがすごいですね」とか、「経営層が本気でエンジニア人材の獲得に乗り出している熱量が伝わってきます」といったお声をいただきました。
先日の iOSDC Japan 2023 で、すでにRIZAPのノベルティの充実ぶりやデジタル人材強化に関する本気度が他社さんに伝わっていたのかもしれませんが、いずれにせよみんなで頑張ったかいがあったなーと感じました。
エンジニア以外も楽しめるイベント内容
冒頭で軽く触れましたが、今回のカンファレンスはブース、セッションともにUIUX絡みのネタも多く、PM/CRM/デザイナーといったエンジニア以外の方々にも参考になる内容だったように思います。
これがAndroidエンジニアのためのイベントとして捉えられがちになっているのは、少しもったいない!
(ちなみに、iOSDC Japan のときも同じことを感じました)
個人的に印象に残ったのは、日経さんの「通知許諾率向上のアプローチ」という発表内容です。
Android 12から13になったタイミングで通知パーミンション(通知許諾確認)機能が追加され、このパーミッションを許可しないユーザーに、アプリ運営者は通知を届けることができなくなりました。
iOSでもOS 12のときにこのパーミッション機能が追加されたのですが、これによりユーザーのプッシュ通知の利用割合は激減しています。
なぜかというと、これまでは「通知はとりあえず受け取る」ことがデフォルトで、邪魔だと感じたら、設定上で対象アプリの通知をOFFにするというユースケースが通常でした。
しかしパーミッションの登場により、ユーザーは受け取り前に「このアプリからの通知なら受け取っても良さそうだ」と感じない限り、パーミッションダイアログが出たときに「(通知を)許可しない」を選択してしまう傾向にあるからです。
これを防ぐべく、事前に通知内容のイメージを共有したり、パーミッションの説明ダイアログを事前に出すことでユーザーの抵抗をなくす努力を、各社試行錯誤しています。
日経さんはその中でも工夫や効果検証を繰り返していらっしゃったので、具体的な検証資料とかあれば、ぜひ見たいと思いました。
あと、ちょうどわれわれが要件整理中だった、強制アップデートやメンテナンスモードをFirebase Remote Configで実施することに関して、他社エンジニアの方から具体的な話を聞けたのもありがたかったです。
私としては採用のみならず、新規施策の要件整理につながる十分な収穫を得られました!
そのほかにも無料のお弁当や美味しいお菓子、
自家焙煎(ばいせん)のカフェラテなどもいただきました。
ジェルネイルを体験できるなど、お祭り的な要素もちりばめられています。
こちらは男性にも大好評で、最初は数人だったのがいつの間にか1時間待ちの行列になっていました。
懇親会も満員御礼
Day2の夜は、弊社主催のDrinkUp(懇親会)が行われました。
DroidKaigi でDrinkUPが開催されることは珍しいようで、参加者の方からは「こんなの初めて参加しました!最高です!」というお声をいただきました!
こちらも先日のiOSDC Japan 2023効果があったのか、参加ページ公開後、あっという間に予定していた60名の枠が埋まり、満員御礼。
中には、iOSエンジニア界の「神」と呼ばれる重鎮も…!
お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
当日は、横並びの席にズラーッと参加者が並び、和気あいあいとした雰囲気でした。
皆さんそれぞれ会話を楽しんでいただけたのではないかと思います。
てっきり技術に特化したギークな場になるかと思っていたのですが、自身の携わったサービスの紹介や、採用活動の苦悩など、どなたでも参加できそうな話題が中心でした。
なので、個人的にはみんなが参加しやすい空気になっていたのではと思います。
また、今回はAndroidエンジニアに限らず、iOSエンジニアやPM、コードが書きたいけれど現状書けていない人などさまざまな方が参加されていましたが、特に女性の参加者が多かったことが印象的でした。
イベントそのものを振り返っても、DroidKaigiは登壇者含めて女性が多く、年齢層が低かったように見受けられます。
もちろん私自身も、さまざまな方とお話しさせていただきました。
「PMやマネージャーになってしばらくコードを書かなくなっていたけれど、Kotlinの人気とキャッチアップを機会にアプリエンジニアとして復帰し、プレイングマネージャーになりました」という方もいて、「私もまだエンジニアやれるかな・・・?」と思ったりもして。
とにもかくにも、皆さんからおおいに刺激を受けました!
「RIZAPに入りたい」と言ってくださる方も何人かいて(冗談ではないと信じたい…笑)、非常に充実した楽しいひとときでした。
chocoZAP、おかげさまでフィットネス会員数 No.1!
福岡への移住に加え、その直後にコロナ禍になったこともあり、私としては先日のiOSDC Japan 2023に続き、久々のオフラインのカンファレンス参加でした。
参加モチベーションは高かったものの、「Androidエンジニアじゃない自分が参加して意味があるのかな…」という不安も正直拭いきれてはいませんでしたが、いざ参加してみれば、技術だけでなくCRMやUIUX、デザイン周りといった幅広い領域に期待以上に触れられ、おおいに収穫があった2日間でした!
現在利用者が80万人、店舗数880超えと急拡大中の chocoZAPですが、やりたいことはまだまだあり、今期のロードマップもモリモリです(汗)。
私自身chocoZAPユーザーでもあり、実際にユーザーの使っている様子を身近に感じられるのは、toC事業、かつこれだけの規模のサービスならではだと思うので、今この事業に携われていることに誇りも感じています。
今回のカンファレンスを通じてこのような刺激を受けられたことに感謝です!
来年も、ぜひ参加したいです。
最後に
RIZAPテクノロジーズでは、ただいま一緒に働くエンジニアを募集しています。今回の記事で弊社に興味を持ってくださったエンジニアの方がいましたら、ご応募をお待ちしています!
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