余白をポジティブに考える
私の通っていた高校は丘の上にあり、平地から高校にかけては昔ながらの商店街があった。横浜大空襲から辛うじて逃れ、米軍の接収も受けなかったその土地は戦後に入り横浜のひとびとの生活を支えたと聞いた。
中心部の復興と生活スタイルの変化により商店街はわかりやすく衰退。70を超えていた店舗も10数軒にまで減少。ポツンポツンと空き家・空き地が増え、そのままになったり、まったく新しい建物に立て直されたり、ただ立て壊されたり。店主に話を聞けばみな昔をなつかしく語り、現況を哀れむ。装飾の魅力的