「マネジメントの道か、個の技術力を高める道か」について考える #内省録
何気なしにふと気になったテーマを取り上げ、自分の経験、思考、価値観と向き合いながら深堀りをしていくシリーズ。内省したものをこうして記録することで、
エンジニアとしての成長のロードマップ
自分が取り組んでいる分野の動向の推察
今後の活動に関する意思決定
のために役立てていこうというもの。要するに、思考・価値観の人間ドックである。
先日、ツイッターのスペースで、技術ブロガー界隈の方々の会話に飛び入り参加させてもらった。みなさん本業は製造業で、かつ副業(ライター業を中心に、アフィリエイトやコンテンツ販売、サービス提供等)で成果を挙げられている。私との共通点が多い方々ばかりだ。
中でも興味深かった話題の一つが「マネジメントの道に行くか、個の技術力を高める道か」のキャリアの分岐点についてだった。いわゆる、総合職か、専門職かだ。
私は研究室時代に「航空整備士か、機械メーカーの設計者になりたいなぁ」と思っていた。
自分が思い描いた仕組み・構造が実際装置として動くという体験が魅力的だったし、逆に実際に動いている装置を見ながら「なるほど、こういう仕組みで動いているのか!」と理解する体験が楽しかったからだ。
結局私は、大手機械メーカーの設計として働くことになったが、その後「個の技術力を高める道を選んで」ベンチャー企業へ転職という道を選んだ。
つまり、自分の今後のキャリアをガッツリ目に振り返ったのは
就活のとき
入社後4~5年経ったとき
この2回だ。ただこの両者は、決断をしたときのバックヤードが異なってくると考えている。ということで、その決断した当時の自分の価値観・考え方を深掘っていく。
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