いちじくの木
夫と私の共通の趣味がガーデニングでした。
夫がいちじくを育ててみたいというので、ビオレ・ソリエスというフランス原産の黒いいちじくの苗を買ってみまして、直径90cmの木桶で育ててみました。夫がきちんと剪定して、寒肥もしっかり施して、大事に大事に育てていたので、6-7年はしっかり黒くて丸い実をつけてくれて、1年に6,7個は収穫できていたかな。甘くておいしいいちじくでした。
残念なことにその木桶のいちじくは、すごく暑かった夏の年、水やりが甘かったのか枯らしてしまいました。
あーぁ残念・・と思っていた矢先、以前剪定した枝を庭に挿して置いたことを思い出し、見てみるとなんと根付いてる!
もう一回木桶で育てるのは、水切れが心配。自宅の庭はもう色々植えてあってスペースがない。考えたあげく、自宅から30分程の距離にある祖母の家の跡地に植えることにしました。(祖母の家は津波で全部流されてしまったのです。)
植えてからしばらく、日常が忙しくいちじくを植えたことすら忘れていました。ところが、去年、跡地を管理している叔母から連絡があり、やまのうえが植えたいちじくがめちゃくちゃ大きくなっている・・実もいっぱいつけているよ!と。
祖母の家の土と相性がいいのか、いちじくは2mを超えるほどの大きさとなり、葉っぱはワサワサ、実もたくさんつけたのですって。
どっさりいちじくが送られてきて、しばらくフルーツは買わずに、いちじくをデザートにして過ごしました。
木桶の時はせいぜい7-80cmくらいの高さが限界だったのだれど、地植えのすごさを実感しました。
果樹、実がなると食べられるから楽しいんだよなー♪
今度はレモン、育ててみたい!