もう一度行きたい能登の宿
巣ごもりの間に見つけたお宿「ふらっと」
9月に行った能登旅行、とてもステキなお宿に泊まったので書いておきたいと思いました。
きっかけはコロナが始まったころにパラパラとめくっていたカード会社の会報誌。
そこで紹介されていたのが能登の宿「ふらっと」さんでした。
オーストラリア人のご主人(ベンジャミン・フラットさん)と日本人の奥様(船下智香子さん)のお二人が営むお宿は能登の海が眼下に広がる場所にあり、「能登イタリアンと発酵食」が特徴のようです。
お宿の佇まいや食事の写真を見て、ますます行きたくなりました。
でも、何と言っても能登半島。東京からは飛行機なのか新幹線なのか、いったいどうやって行けばいいのか全く見当もつきません。
特にコロナの巣ごもりの間は、「いつか行きたい憧れの宿」として思いを馳せるしかありませんでした。
そして、それから2年がたち・・・
今年の9月についに訪問することができました。
東京からは飛行機が便利。
1日2便ですが、羽田⇔のと里山空港、1時間の旅です。
のと里山空港からはレンタカーで30分ほど。ふるさとタクシーというものも利用できるようです。
とにかく、思っていたよりも近いことにびっくり。
到着
趣のある本館の玄関。
別館です
私たちが泊ったのは大きな敷地の中にあるこちらの別館。
居間と寝室とお風呂と洗面所。二人にはもったいないほどの空間です。
写真を取りそこねましたが、このお風呂とは別に海が眺められる露天風呂もあります。到着順に時間を区切って案内してもらえます。
今は一日4組しか受け入れておられないので、全員が入れますね。
お食事どころ
食事は本館でいただきます。
こちらは夕食の際に本館に向かったときの写真です。
そして、こちらはお食事場所にあった藍色のステキな器の棚。
そしてそして、このビール!
日本海倶楽部という近くの地ビール屋さんのビールだそうですが、ふだんビールを飲まない私も「おいしい!」と思わず言ったほど飲みやすい。
夫はさっそく通販サイトをチェックしていました。
発酵イタリアンの夕食
お食事はスープから始まって、前菜、お魚、イカ墨のパスタ、デザートなどなど。
「量は控えめでお願いします」とあらかじめお願いしていたので、何とか最後までたどりつけましたが、質も量もすばらしい!
能登の発酵食をさりげなく&しっかり活かしたイタリアン。パンも焼きたてで大満足です。
焼いたカマスがこんなにおいしいと思ったのも初めてでした。
滋養に満ちた朝食
こちらは朝の本館玄関。
そして、こちらが朝食です。
能登の味
帰るときに、夕食のときに出てきた「ひねずし」という鯵を発酵させた「なれずし」がとても気に入ったので、お願いして分けてもらいました。
能登半島思ったより近いです
能登半島で有名なところと言えば輪島でしょうが、能登半島には塩田もあり、棚田もあり、と楽しめる場所がいっぱい。
東京からも気軽に行けますよ。