パンをつくる②-準備-
さあ、パンをつくろう!
でも何から始めれば?
まずはスマホを用意して、好きなブラウザを開き、好きな検索エンジンで、好きなパンのレシピを調べる。
ここまで来ればあとはレシピの言うままに手足を動かすだけ。
便利な時代になった。
そろえる道具
パンの作り方はスマホが教えてくれる。なんとも簡単。
しかしパンづくりどころか一般的な料理すら初心者の僕はここで最初の壁にぶち当たった。
パンをつくるための道具がない。
といっても大体は普通の家庭に普通にあるような道具たちなんだろうけど、この時点でスタートラインに立てていなかった自分は、やる気が消え失せる前にと急いで100均やら無印良品やらに向かった。
今現在、実際に数回パンをつくってみたわけだけど、その上で、ちゃんとつくるのならこの道具は絶対欠かせない!と感じたのがこいつらだ。
(ちなみにこれはフランスパンの場合であって、今のところその他のパンのことは知らん。)
●ボウル(大きめ)
●スケッパー(プラスチック)(なくてもできないことはない)
●クッキングシート
●サランラップ
●クープナイフ(包丁でもいい。敢えて買う必要なし)
●オーブン(高温のがいいが我が家のは200℃が限界)
●クッキングスケール(0.1g単位で計れるやつ)
●シリコンマット(作業台あるならいらん。まな板は洗うの面倒)
それと、とりあえず用意しておきたいパンの材料はこいつら。
●小麦粉(強力粉。フランスパン用とか)
●ドライイースト
●塩
●水
●モルトパウダー(モルトシロップの方がいいらしい。フランスパン用の小麦粉とかには最初から配合されてたりする。原材料に粉末麦芽って書いてあったらそれ。)
こんな感じで、バターとか砂糖とかはなるべく使わず、まずは基本的なフランスパンを美味しくつくれるようになろうという目論見です。
これだけは守りたい
自分みたいな初心者が守るべきこと。
レシピに逆らわない。
パンは0.1g単位のレベルでの配合が求められるし、生地を捏ねたり叩いたり発酵させたりするのにもコツがいる。水分、温度、時間、全部が大切。パンの世界は職人の世界なのです(知らんけど。)。
たとえ先輩に逆らったり上司に反抗的な態度をとってしまったりすることがあっても、パンのレシピだけは否定しちゃいけない。家に帰ってレシピと向き合ったら常に従順でなきゃならない。
最初のうちはそんなふうに思いながらパンづくりに臨むようにしています。