パンをつくる①-きっかけ-
パンって本当にいろんな種類がある。
食パン、あんパン、メロンパン、ベーグル、ドーナツ、クロワッサン…。
大きく括っても、菓子パンとか惣菜パンとか、ハード系とかソフト系とか、フランスパンとかイタリアパンとか、本当にたくさん。
パンの生地は「小麦粉+酵母+α」っていうすごくシンプルな材料でできてることが多いのに、世の中のパンの種類は5000種類とかそれ以上とか言われるらしい。
生地の材料だったり、もしくは配合だったり、焼き方だったり、挟む食材だったりをちょっと変えるだけで自分でもいろいろなパンの味を真似できるし、全く新しいオリジナルパンだって家で作れてしまうというのがとってもおもしろい。
ということで、今日から我が家でパンを作るとき、その材料、作り方、見た目、食感とかの感想を記事にしていきながらパンの研究をしようと思うんだけど、実は僕、パンづくりは超初心者で、どれくらい初心者かというと、先週人生ではじめて自分で小麦粉やら何やらを調達して作ってみたっていうレベル。
一発目の完成品は可もなく不可もなく、何ならちょっと不満の残るくらいの出来だったわけですが、生地をこねているとき、パンづくりって何だかおもしろいぞ、と自分の中でほんのり火が灯るのを感じてしまい、もっとおいしいパンを自分で作れるようになりたい!という気持ちが芽生えたのです。
好きなパン
そもそもなんで急にパンをつくろうという気になったのか。
自分は料理すらまともにできない(なかなかやる気にならない)人間で、ましてやパンづくりなんていう時間かかってめんどくさいだけのこと、やってみようと思ったことすらなかった。
さらにいえばパンよりもお米のほうが数倍も好きで、パンを買って食べるということすらあんまり多くはなかった。
そんな自分がパンをつくりたいと思うに至ったきっかけの一つは、お気に入りのパン屋さんを見つけたこと。
去年引越しをして、家から一番近くにあったお店がパン屋さんだった。
そのお店でメインで扱ってるのは、フランスパンっぽいシンプルな生地で外側の固いパンたち。中でも、フランスパンにポテトサラダを詰め込んだやつとかバタークリーム(?)を挟んだやつらがおいしくて毎回買ってしまう。
家から近いって理由で頻繁に利用してるうちにすっかりその味や食感にハマってしまい、他のパン屋にもいろいろ行ってみるようになったんだけど、なぜかそのお気に入りのお店で売ってるようなパンには出会えなかった。
パンってどれも同じようなものだと思ってたけど、ちゃんとその店の味ってものがあるんだなーって一丁前に思った。
そんで、あるとき家でぼーっとしていると、どうしてもあのパンのことが頭から離れなくなって、そうだ自分で再現してみよう!となったのです。
今1番好きなパンは外がカリカリで中がふわふわのフランスパン。
自分にとって最強のフランスパンを自分の手でつくれるようになるのが当面の目標です。