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【続・認知症ミツコ】母に感謝

2023年4月
要介護2の母。
有料老人ホーム入所(10か月目)

夜中のウロウロにより、眠剤処方をすすめられている母。
姉に脳神経外科の受診予約をしてもらいました。
ちょうど姉が仕事お休みの日に予約が取れたとのこと。

本当は、私も付き合いたいけれど・・・
物理的に無理な距離にもあり、今は姉にお任せするしかありません。

私は私のことをやります。
区内で行われている脳トレボランティァの日。
最初に10分間ぐらい、高齢者のためになるお話しをするコーナーがあるのですが、そのコーナーの担当を任されました。
普段は、季節にちなんだお話や雑学を10分間ぐらいお話しています。
いろいろ調べてお話しても、参加者の皆さんから教わることも多い!!

さて何を話そうか?と考えて。
今日は、母のパートナーが振り込め詐欺に遭った話をしました。
暗い話にならないように気をつけて。
皆さん、真剣に耳を傾けてくださいました。
やはり、こういう話は興味が湧くのでしょうね。
話す方もやりやすかったです。

お話の最後には、
「沢山この場でお話しして脳トレ頑張りましょーーー!!」
と、締めくくり、自分としても満足。
その後の指脳トレもスムーズに行うことができました。

日差しが温かい春!!

帰り道に見上げた真っ青な空。桜が美しくて笑顔になります。
そして、みなさんが興味を持ってくれて、笑ってくれて、嬉しい。

完全なる自己満かもしれないけれど、ヤル気が出ます。
そもそも、この活動をしようと思ったのは、母が認知症になったから?だと思うのです。
認知症を理解したかったから。
活動をするうちに、脳トレレクリエーション自体がどんどん楽しくなって、次は何をしようか??と。
ゲームやパズルだけじゃなく、身体も少し動かすレクリエーションもやってみたいです。

自分の自己満足のためとはいえ、こんな機会をくれた母に感謝しなくちゃ。母は今夜も動き回るのかもしれません。
こんなことを思いながら・・・オヤスミナサイ。


<これまでの経緯>

これまでの経緯は、kindle本でも読むことができます。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0BRYVHTCN

2022年6月5日
無事に東京から札幌の有料老人ホームへ入所しました。

母 : ミツコさんの認知年表
1937年1月 北海道生まれ 88歳(2025年2月現在)
2005年12月 配偶者 (私の父) 他界
2007年3月 好きな人(=パートナー)と東京で暮らし始める
( ~14年間、東京下町でパートナーと暮らす )
2021年4月 東京駅にある銀行からお金を全部下ろすと騒ぎだす
2021年4月頃 難聴がひどくなり、話が通じなくなる
2021年6月 銭湯に行かなくなる
2021年8月頃 料理ができなくなる
2021年9月頃 コーヒーすら淹れられなくなる
2021年10月 なんとなく痩せてきた
2021年10月 江東区の地域包括ケアセンターへ相談
2021年12月 医師の訪問、認定員の訪問 
2021年12月 要介護2の認定
2022年2月 江東区へ特別養護老人ホームの申し込み
2022年3月 デイサービス開始するものの、一回行ったのみ
2022年3月 札幌の施設も視野に入れて動きだす
2022年4月 札幌へ転居することを決め、施設探し
2022年5月 姉宅の近所にある介護付き有料老人ホームを契約
2022年6月 札幌へ転居、介護付き有料老人ホーム入所

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rivagrance
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