頑張りママに贈る 3人兄妹キャラ 真ん中の子の攻略法
3人の子供たちを育て上げることは、それは、それは、大変で「自分の休む時間なんて永遠に訪れないのではないか・・・」と思いますよね。時には素敵な服を着て、のんびり自分だけのために用意されたフルコースを独り占めして食べたい!などと夢見ます。
特に、真ん中の子に手を焼いている時には・・・・
うんうん。。私もママの端くれ。ママの立場 よーくわかります・・・
でも!今日は、その「真ん中の子の気持ち」を、真ん中の子の代表としてお話していきます。そう何を隠そう私こそが中間子!
幼くてママに自分の気持ちを伝えたいけど伝えきれない、そこの中間子よ!!私が君に代わって中間子の良さを伝えてあげるから安心してくれ!
①兄妹 構成 ②それぞれのキャラとエピソード ③真ん中の子のよさ ④ママの接し方
①兄妹 構成
●兄(1才上)
●私
●妹(4才下)
兄は年が近いだけに、「お兄ちゃん」という認識は全くなく、○○君と呼んでいる。一方、妹は、いつまで経っても赤ちゃんのような存在に感じる。
②それぞれのキャラとエピソード
まず、長男。
子供のころは、結構、活発な面もあって、人気者になったりするのだけど、どちらかというと率先してハジけるタイプではない。少人数(2~5人)の数のヒーローにはなるのだけど、大人数の中で一番前に立つタイプではなく、みんなの様子を見てから立ち振る舞う。そのうち、世の中のことを悟り、現実を見始める。根本は、めんどくさがり。冒険せず。言われたことは基本的には自分の意志とは関係なく、きちんとこなします。
ただ、気遣い屋さんかと言われればNO!自分の願望は通します。
たとえば、祖母が、三種類の味のガムを出して、どれがいい?と聞くと妹に気を遣うでもなく、自分の好きな味を1番にゲットするし、外食に行けば、値段なんて関係なく、最も食べたいものを「オレこれ」と言ってすぐ選ぶ。
一番下の妹に兄が、いつも「アーちゃんごめん!これ取って」と言って、家の中のお使いを頼む
生まれ持ってクッション言葉をつかえて、決して命令口調でないので、なんとなく快く応じていると、実はあとから、自分が兄にコキ使われていた事実に気が付く妹・・・調子いい兄
ただ、調子いいのは、前述したとおり、少人数の前だけなので、家族には言えるけど、もちろんクラスや会社では、人を使ったり、頼んだりできない。
次に妹
末っ子だけあってそれは、もちろん。生きるのうまいよ~!小さいときは、大人に守られ、世の中の「右も左も分からない少女」として扱われていたが、
分かってるからね・・この子一番・・
両親が働いていた小中学生時代。両親の代わりにお弁当を作ってあげた。そして、学校かえって来た妹が一言
「お姉ちゃん!二度とお弁当作んないで!」
そうか、そうか、感動し・・?え?クレームなの?
ということで、あざとく生きてます。みんなを楽しませるのも得意で明るく元気。でも実は、努力家で頑張り屋!バスケットボールを始めた妹は、夜遅まで家の前で、ドリブルの練習していたし、自分が頑張ると決めたことはとことん頑張っていた。
こどものころは不器用だったり、人のまねしてばかりだったけど、人を観察して自分のものにした時の力はすごい。
何より、素晴らしいのは、飛び込む姿勢。多少失敗してもかわいがられて育っているからか、何を始めるにも恐れない。恥ずかしがらない。そのおかげで語学の発達がすごい!英語も韓国語もペラペラ。私は、文法を勉強してからしか話せないし、話そうとしても、文法が気になって言葉が出てこないが、妹は、とにかく間違ってもいいからしゃべってみる。やってみる。飛び込んでみる。
家族みんなで、オーストラリアのサンセットクルーズに乗船したとき、食事を楽しみながら、歌や踊りのパフォーマンスを鑑賞して楽しむのだけど、出演者の方が英語で「さあ!皆さんも一緒に踊りましょう!」と言ったの。
普通の日本人はご飯食べているし、恥ずかしいし、社交辞令とみなし、実際には踊る訳はなく、にこやかに音に乗る程度で、ディナーを継続するが、
妹は、突如として、その誘いにのって、前に出て踊りだした。
えー?社交辞令でしょう?本当に踊る人っているの??
そんな、妹は、いずれ、大手企業に就職したが、営業職を思いっきり全力で頑張って、成果を上げたら突然やめて海外に留学した。何かやってみようとする行動力はすごい。
そして、いよいよ私。真ん中の子です。
まず、小さいときから負けず嫌い。でも泣き虫。社会性が身に付き始めると明るくてみんなの人気者!でも、それまでは、よく大声で泣いていた。いつもいつも泣いていた。プール行くにも泣いていたし、学校行くにも泣いていた。何かに不安・・・
ママにとったら、なんでこんなにも泣くのか?なんでこんなにもデカイ声なのか?なんで話を聞いてないのだろうか?と思うほど泣いていた。
大人になって客観的に考えると、ずっと母に自分を認識してほしかった。ママの愛情を独り占めしたいけどできない不安と存在アピールに必死だった。
「どうせ私のことが一番きらいなのでしょう?」とママに聞いてみると、母は「みんなのことが大好き」と言われるとちょっとがっかり・・なんで「一番大好きだよ」と言われないのか・・・
自分という存在を認識してほしい。
ママにも認識してもらえている気がしない自分という人物は一体だれなのか不明で不安。
だから、とにかく泣いたら手に負えなかったともう。
兄妹の中では最も繊細で、周りに気を遣いっているが、大人にはわかってもらえない。
3連ゼリーを母が買ってきた。イチゴ/ブドウ/みかんの3種の味
私は、ブドウが食べたいのだけど、兄は、誰にも気を遣わず、当然のようにみかんを1番に選ぶ。ママが「アーちゃんはブドウが大好きね」と妹にいうので、私は、妹の答えを待たずして、イチゴを取った。
ずーっとイチゴだった。
ファミレスでハンバーグを食べたかったが、値段が高かったので、即決できず、気を遣って悩みすぎて家族には「優柔不断ねー」と言われた。
でも本当は、みんなが好きな味のお菓子は何だろうとか、みんながどんな金額のどんなメニューを頼むのだろうとか、周りへの気遣いが、頭の中で巡り巡ってしまう。
8月が誕生日の私は、父に誕生日プレゼントは家族旅行と言われた。
旅行の車の中で、また「この旅行は、りうりの誕生日旅行だ!」と父に言われたので、「なんで私の誕生日なのに、兄も妹も同じ条件で一緒に旅行するの?」と聞いたけど「わはっはは!本当だね」といって終わりだった。
思いが強いあまり、思春期ころは反発も強く迷惑かけた。
もしかしたら、真ん中の子の中には、自分という存在を、「別に誰かに認めてもらわなくてもいいや!」「自分は自分!」と吹っ切れたり、割り切れた 瞬間に、独自の世界観に突っ走るかもしれない。自分が良いと決めたことに没頭して、猪突猛進!
その姿が、よく俗にいう「周囲に合わせることない」、「真ん中の子は変わっている」と言われる所以かもしれない。でもそれって、全然、変わってなんかない!素晴らしい悟りだと思うけど。
ただ、私は、ずーっと、しばらく親に自分を見ててもらいたかった。だから心の中に目立ちたがり屋なところと、ビビり屋なところがある。大舞台に出ていきたいのだけど、いざとなると周りのことを気にするがあまり、考えすぎてしまう。
そんな子でした。
母がある日私だけを連れて、デパートの最上階の小さなお店でステーキ丼を食べさせてくれた。「みんなには秘密!」といって特別扱いされた4~5歳のあの日の記憶はずーとずーと忘れない
最高の日になった。
③真ん中の子の良さ
そんな真ん中の子は、自信を持つと花開く!遅咲きだけど。
花開くと急に、人の前に出て仕切れます。兄と違って大人数の前が得意!
自分という存在を親にも認めてもらえて、自分自身でも自分をしっかり認められた時、だれよりもパワーアップしている。
就職活動で、自分探しをしている時も、自分とは何か潜在的にずっと追い求めてきたからか、自分とはこういう人間なのだとアピールできたし、憧れの職業に就いた。
アルバイトでのサービスを競う大会でも、周囲に気が配れるからか、何度も優勝した。
そして、母親や家族のことを誰よりも思いやっている。
④ママの接し方
とにかく、しっかり一番かわいい、一番大好きと感じさせてあげてほしい。3人いると、親は、比較的なんでもできる真ん中の子の実力に甘えてしまうと思う。
真ん中の子は上の子を見て育つから成長早いし、言葉がすごく、達者なのだけど、本当はまだまだ幼くて、心が誰よりも小さいの。
長男や末っ子が同じ年齢で同じことをしたとき、そんなに怒ってました?
いちばん、いちばん愛情を求めているし、向き合ってほしいし、自分のほうを見てほしいだけなの
すごくすごく泣いているときは、しっかり抱きしめえて、「ちゃーんとみてるからね!」って言ってほしいんだ。
ママからの愛情を注入したら、大人になってずーっとずーっと活躍する人間になる。それが真ん中の子
めちゃくちゃハイブリットだから。