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【英国大学院出願記 Vol.5】留学エージェント(beo)を契約し出願を委託した

今回のヘッダー写真はトルコである。大学の学術プログラムでの派遣だったが、プレゼンを除いてほとんどが観光と学生交流だったため本当に楽しかった記憶である。そして、どこにいっても綺麗でご飯もおいしい国なのでぜひまた訪れたい。


はじめに

本記事では筆者の留学エージェント契約からエージェント経由で出願する大学院への書類提出までの流れなどについて簡単にまとめる。出願書類の詳しい内容については気が向いたら深堀して更新するが、結果も出ていない書類なので現段階では内容については言及はしない。

留学エージェントの契約

筆者はBeoというエージェントを契約した。
理由としては検索したら一番上に出てきたからというのと、現在イギリス大学院に通っている学部時代の後輩も利用してサービスにおおむね満足していたとのことだったからである。

契約しているのは「登録制サポート」で、一度HPを見た方にはおなじみのデポジットのみで実質無料で利用ができるコースである。
契約前後の流れとしては、無料カウンセリング→契約(デポジットの支払い)→担当者との初回カウンセリングという流れであった。各詳細は以下に記述する。

無料カウンセリング→契約

他の方のブログなどでも記載があるが、めちゃくちゃ仕事ができそうな人が登場し、かなりわかりやすく出願の流れなどを説明をしてもらえたり、アドバイスがもらえる。自分の場合は志望校も決まっており、出願情報は自分で調べていたので、具体的にどのようなサービスをしてもらえるかについて質問をし、セッションが終了した。この無料カウンセリングの方の印象で「出願作業の効率化も図れるし、ここに出願任せてOKだな」と契約をした。

担当者との初回カウンセリング

自分は今までにこの一度しか担当カウンセラーと直接話をしていないが、この一回で少々ここに本当に出願を任せていいのか不安に感じてしまった。
具体的には、初回カウンセリングの日程決定後、カウンセリングの時間になるまで一度も連絡がなく、オンライン(Skype)だったにもかかわらずカウンセリング開始時間まで連絡先の追加すら行われていなかったことが原因である。「当日本当にカウンセリングがあるのか不安になった、事前に連絡か連絡先の追加や一言メッセージすることは最低限マナーとして行うものではないのか」という旨の連絡を一度入れたがカウンセラー本人ではなくアシスタントから「必要以上の連絡はしない」との回答だった。(必要なものだと思うのだが…)

肝心のカウンセリングについても、核心を突く情報の提供ができなかったり、自分より出願に関しての知識がないように感じた。私は恐ろしく性格が悪いのでその方の名前をグーグル検索したところ、留学歴はなさそうだった。特に真新しい情報もなくスケジュールを決めて終了という感じだった。ちなみにその後その方は退職して新しい方になった。

その後については自分は特に質問事項などもないので、メールのやり取りもほとんどしていないが、他の留学ブログなどを見ると「回答になっていないメールがくるし、返信が遅すぎる」「至急案件なのに連絡がつながらない」などのコメントもあり出願書類ミスをされるのではないかという恐怖におびえながら自分の人生を委ねるところである。デポジット返還のためダミーの大学の出願を依頼し、自分で全て出願することもよぎったが、調べると普通にめんどくさかったので依頼することにした次第である。

※筆者は二度ほど質問をしているが、現在のカウンセラーの方からは的確な回答が1-2営業日以内にもらえているので担当次第なのかもしれない。。。(一人目の担当の方は若い人だったが今回はベテラン感があった)

留学エージェント使用のメリット

上記で少々ネガティブなことを記載してしまったが、もちろんメリットも享受している。

過去の出願書類の閲覧

このサービスだけにお金を払っているようなものであった。たくさんのPersonal Statementや推薦書などを閲覧することができ、構成や言い回しなどの参考にしたりすることができた。いろいろな人のバックグラウンドやモチベーションにも触れることができて、シンプルに読むだけで楽しかった。
ただ、「え、本当にこれの内容で受かったの?」みたいなものも散見されて複雑な気持ちになった。あれはなんだったんだろうか。
知り合いに留学した人がいる場合でもPSを見せてほしいと依頼するのは個人情報的に難しいと思うのでかなり役に立った。(正直決定的に参考になったPSはネット上に公開されていたものだったので機会があればサイトを共有したい)

出願書類の確認/連絡

出願校の決定をメールで連絡すると、そのコースの必要書類などをまとめて案内してもらえる。ダブルチェックという意味合いでは良いと思う。
入学予定年の出願要項がでるのは多くが出願オープンとほぼ同時期とのことで、多くの人は前年度を参考に準備をする形になる。この件について問い合わせたところ、変更がないかBeo側でも確認をし、不足書類がある場合は案内してもらえるとのことだった。また、書類に明らかな不備がある場合も連絡いただけるとのことでダブルチェックとしては役割を果たしてくれそうである。出願オープン後にも最新版を再度連絡していただいたので結構手厚い印象を受けた。

ちなみに初回カウンセリングの際に出願スケジュールと書類提出のエージェント間での締め切り日も設定するのだが、こちらはただ自動リマインダーがセットされるのみで、過ぎても特に連絡は来ないので注意が必要である(筆者が早すぎるので催促はしないとは言っていたのでギリギリの人には連絡がいくかもしれない)

CV/Personal Statementの添削

添削といっても文法チェックなどGrammerlyに毛が生えた(というかほぼ同じ)サービスと思ってもらえればよいと思う。事前通知通りのサービスだったので特に何も感じなかった。まだPSについてはブラッシュアップしたいので有料サービスを利用(Beoのものではないもの)した。こちらは後ほど紹介したいと思う。

出願ノウハウ

エージェントなので過去の経験や大学に直接問い合わせるには細かすぎるのでは、という内容も気軽に質問できることもメリットだと感じた。例えば「すでに卒業証明は出せるが、発行日が少々古くても問題がないか」などは質問し、明確に記載がない限りは問題ない&これまでもそのぐらいの期間なら使用していた旨の回答を貰えた。毎年たくさんの出願を手伝っているため、このような出願に関する質問を気軽にし、不安を解消できるのは良いと思った。

おわりに


正直なところ、体験談を共有できるほどエージェントと深くかかわっていないというのが実情である。正直自分で最低限の情報収集ができない人が留学に行けるわけはないと思うので、出願書類のダブルチェックと出願代行という観点で役割を果たしてもらえれば満足する予定である。正直GPA再計算などの小手先のものはあまり効果を成す気がしていないので(というか自分は担当者にGPAについては十分なので再計算はいらないと言われた)、そういったものに期待をしてBeoに契約してもあまり結果はかわらないのではないかと思う。
正直なところ最初は、出願関連の相談なども乗ってもらえる転職エージェント的なものを考えていたため、あまりのドライさに「エージェントと名乗っていいのか、、、、」と思っているが、ビジネスモデル的に逆に英国大学と癒着したり、変に親切すぎても怖いのでこんなものだと思う。(転職エージェントは紹介した人材が入社すれば報酬が発生するシステムなので本当にきめ細かい面談などを無課金で設定してくれる)

…..というわけでエージェント経由の出願ついては出願作業が終了したのでこの記事をアップする。ということはこちらはもう合否の連絡を待つのみの状況になったということだ。(お願いだからエージェントとはトラブらずに出願を終えたい….)


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