【ガンダム入門その5】5分で分かる!?Zガンダムの世界観 -グリプス戦役って何?-
皆さん、お久しぶりです。色々な兼ね合いで更新が遅れてしまいました…。
今回からは機動戦士ガンダムの続編である「機動戦士Zガンダム」の解説をしていきたいと思います…!
このZガンダムもファーストガンダムと同じ(かそれ以上)くらいに人気な作品です!
(ガンダムソング総選挙での1位はこのZガンダムのOPだったりします。)
しかしこのZガンダム、ファースト以上に説明することが多い作品で、設定や話が複雑に絡み合います。
「えー、マジかよ…」と思われるかもしれませんが…
なんとか簡単に、わかりやすくを意識して解説させて頂きますので、
ぜひ最後まで、お付き合いいただけたら…と思います!
≪第1章: Zガンダムって、いつの話?≫
Q. このZガンダムって、いつの時代の話なの?
A. 1年戦争から7年後、宇宙世紀0087です。
そして実はこの物語、連邦VS連邦のお話なんです。
えぇ?連邦VS連邦…?どういうこと?
これには一年戦争の後、腐敗した連邦軍の状況が関係しているんです。
【第1節: ティターンズ台頭】
前回の解説の通り、一年戦争はジオン公国の敗北、そして連邦軍の勝利…という形で幕を閉じます。
しかし、一年戦争の初期かなりの優勢に立っていたジオン軍は、宇宙や地球の各地に兵を派遣していました。
そのため、ジオン軍は各地にその残党を残したまま、一年戦争は終結を迎えた訳です。
そこで連邦軍は、このジオン残党狩りのための精鋭特殊部隊
『ティターンズ』を組織します。
そしてこのティターンズは、一年戦争でジオンから与えられた損害や、その脅威を大題的に主張しまくることで、連邦軍内部でその勢力を拡大。
ついには、連邦軍のほぼ全権を掌握するほどまでに大きくなっていきます。
Q: なるほど、でもそれくらいは仕方なくない?
A: いやぁそれがこのティターンズ、実は『地球至上主義』の考えを持っていて、これがマズかったんです。
ティターンズはジオン残党狩りを行う中、第2のジオン公国のような独立戦争を起こさせないために、宇宙に住む人たちの弾圧を開始します。
そして元々、エリート思想の強い精鋭をそろえた組織である事と、ジオンのようなコロニー居住者への嫌悪の意識も相まってティターンズ内部では…
『地球に住んでいる我々の方が優れており、宇宙に住むコロニー住民は我々とは違う、野蛮な危険分子だ』
こんな思想が強くなっていきます。これが『地球至上主義』です。
そしてこんな思想を持つティターンズは、コロニー各地に対して強権的な圧
政を強いるようになっていた…という訳なんですね。
【第2節: 反連邦組織『エゥーゴ』そしてグリプス戦役】
Q: えぇ!?マジか…でもそんなの、反発する人も出てくるんじゃない?
A: まさにその通り。その反発のために出来たのが、
反連邦組織『エゥーゴ』。今作の主人公サイドです。
このエゥーゴは、ティターンズの強権的なやり方に疑問を抱く、コロニー居住者などの宇宙で生まれ育った人達が中心となっていて、
『宇宙に住んでる人にも、もっと独立権や自治権を与えましょう!』
という理念の元に結成された組織です。
そして、この強権的な地球中心の施策を進めるティターンズと、宇宙居住者の自由解放を求めるエゥ―ゴとの戦争が
『グリプス戦役』
という
Zガンダムの物語なんですね。
【第3節: シャアの再来】
ちなみに、このエゥーゴの中心戦力としてこの
クワトロ・バジーナという人がいます。
はい。ご想像の通り。どこからどう見てもグラサンを掛けたシャアです。
前回解説の通り、一年戦争後ジオン残党に保護されたシャアですが、
とある理由でその後反連邦組織であるエゥーゴに参加。中心戦力として戦うことになります。
(なんで?という所は、また後日の解説で…)
≪第2章: Zガンダムの主人公って、誰?≫
Q: へぇ…そうなんだ。で、今回の主人公もアムロなの?
A: 実は違います!今回の主人公は、カミーユ・ビダンという少年です。
だ、誰それ…?と思ったでしょうが、このカミーユくん。
まさに『アムロの再来』とも呼ばれるような少年なんですね。
【第1節: カミーユ・ビダン】
見ての通り普通の一般人です。
しかしこのカミーユ君、ある事件をきっかけにガンダムに乗る事となるのです…
Q: ん?ある事件…?
A: そうなんです。その名も『ガンダムMk-Ⅱ(マークツ―)強奪事件』…!
ガンダムMk-Ⅱ…?なんそれ…?って話ですよね。
順を追って、説明させて頂きます…!
Q: ガンダムMk-Ⅱって何?
A: 簡単に言うと、「ティターンズが作った最新高性能ガンダム」。
カミーユ君は、アムロのように通称「グリプス」と呼ばれるコロニーに住んでいました。
しかし、アムロの時は中立コロニーでしたが、このグリプスはそうではなく、なんと『ティターンズの本拠地』です。
なんでそんなところに?というと、実はカミーユ君の両親、MSの技術者なんですね。そしてそこで、ティターンズのとある最新型MSを作っていた。
それがこの黒いガンダム、
型式番号RX-178 ガンダムMk-Ⅱという訳です。
(色が黒いのは、ティターンズのイメージカラーが黒に近い紺色だから)
Q: へー、そんでこのガンダムMk‐Ⅱが、カミーユに強奪されたと。
A: そういうことなんですね。でもそれだけじゃないというか…
このカミーユくん、実はガンダムシリーズで一番のニュータイプ能力を持っている少年。
つまり、色んな人の意思とか思っていることをキャッチしてしまいやすい。そのため、まぁなんというか…
すっげぇキレやすい子なんですよね…
なので、たまたますれ違ったティターンズのジェリドに名前が女みたいだとバカにされ、ティターンズ絶対許さねぇ…!とブチギレます。
そこでカミーユ君は、自分に喧嘩を売ってきたティターンズに一泡吹かせてやろうと、ガンダムMk-Ⅱを強奪。クワトロたちエゥーゴに参加していく…という訳なんですね。
~今日はここまで~
今回のまとめ
①:Zガンダムはファーストから7年後、宇宙世紀0087のお話。
②:地球至上主義を持つティターンズと、それに対するエゥーゴが戦う
③:ティターンズ本拠地に住んでいた少年カミーユが、ガンダムMk-Ⅱを強奪。エゥーゴの一員として戦いの舞台へ足を踏み入れていく…
はい、というわけでZガンダム第1回、いかがでしたでしょうか?
(前回のファーストガンダムから時間が空いてしまい、申し訳ないです)
これからも出来る限り更新できたらと思いますので、何卒よろしく!
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