イギリスの夏の天気は気まぐれ

今年の8月は、娘の海外留学や我が家の引っ越し、日本への一時帰国などが重なり、息をつく暇もない日々でした。そんな忙しない中でも、例年のごとく感じたのは、「あれ、もう秋が来た?」です。8月の第一週辺りにはすでに肌寒く感じ始め、夕方の外出には革ジャンで出かけたりしていました。

8月!真夏のはず!なのに、なぜ!? と、イギリスに住んでいて毎年のように感じることです。ただ、突然、真夏のような数日間が訪れることもあり、気が抜けません。
イギリスは6月が一番安定した夏らしい良い季節のように感じます。子供たちの夏休みが始まる7月中旬には、少しお天気が悪くなり始めるのが毎年のことです。

私が日本に帰国する直前の8月の第二週後半は、突然また暑くなり、その後、私が日本に滞在中は「すっかり秋」だったそうです。私はつい3日前、つまり9月の第2週目に帰ってきたのですが、私たちが戻る前日からまた急に暑くなったそうで、空港に着くなり、日本のような、もわっとした暑さに驚きました。9月に来る夏日のことをイギリスでは「インディアンサマー」と言います。辞書によると「秋・初冬に晴天が続き、日中は高温、夜間は冷えこむ特異な期間をいう。日本の小春日和に相当する」とありますが、イギリスではちょっとニュアンスが違う気がします。夏休みが終わった頃にぐっと暑くなる時に使います。
日本に比べれば湿度もずっと少なく過ごしやすいのですが、また夏の到来です。変わりやすいイギリスの気候、来週はまた寒く(涼しく?)なるということなので、忙しいですよね。着る服にも迷います。