ゆるゆるヴェーダ002 身体的なエネルギーと心の性質
前回は
アーユルヴェーダとは、人生の目的を目指すために
体(フィジカル)・心(マインド)・魂(スピリット)
の調和が必要である。
というお話しでした。
体、心、魂、それぞれが相互に関係していて、健康には三つの調和を維持することが不可欠です。
病気になった際、
西洋医学では、心の事は考えず、体の部位を分けて細かく分析することで発展したので、それぞれの臓器の集合体として人を見ていくことがベーシックになりました。
アーユルヴェーダでは、
体、心、社会、栄養、環境、精神など総合的、多面的、ホリスティックに見ていきます。(西洋医学=病を外側からコントロール。アーユルヴェーダ=個々の人に焦点をおいてバランスをはかる)
国連の世界保健機構(WHO)でも、健康について「身体的、心理的、社会的に良好な状態であり、単なる病の欠如ではない」と定義しています。
アーユルヴェーダでは、体、心、魂の健康のために普段の暮らし全てに色ーーんな知恵があり、それによって原因を除去し、痛みを緩和し、再発を予防していきます。
・食べ物
・薬草
・感情
・気候
・生活習慣
私たちの暮らしを取り巻くこと全てにアーユルヴェーダ的なアプローチ法があり、
それぞれのエネルギーと、その人のエネルギーの調和に応じて選択します。
この時のエネルギーというのが、
①ヴァータ(風、空)
②ピッタ(火、水)
③カファ(土、水)です。
私たちの体質(体)を見る時に聞く言葉ですが、個性を示すものでもあり、自然の法則に基づいたエネルギーなので、私たち人間以外の全てのものにもこのエネルギーが影響しています。
3つとも必要で、そのバランスがポイントです。
そして心の性質も3つあります。
①サットバ(純粋、調和、平和)
②ラジャス(激質、動性)
③タマス(惰性、停滞)
これも3つとも必要で、そのバランスがポイントです。
この身体的なエネルギーと、心の性質が相互に作用しあって、健康を目指します。
【今回のまとめ】
体・心・魂の健康のために、
私たちの暮らしを取り巻くこと全てに(食べ物、薬草、感情、気候、生活習慣)アーユルヴェーダ的なアプローチ法があり、(その中の一つにヨガのポーズがあります!)
それぞれのエネルギーと、その人のエネルギーの調和に応じて選択します。
3つの身体的なエネルギー
①ヴァータ(風、空)
②ピッタ(火、水)
③カファ(土、水)です。
3つの心の性質
①サットバ(純粋、調和、平和)
②ラジャス(激質、動性)
③タマス(惰性、停滞)
6つの側面からの調和が必要不可欠。
次回は心の性質を詳しく見ていきますね!
#URIMゆるゆるヴェーダ
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