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アメリカン・コミックの世界
写真は 昔「トイザラス」で、買ったアメコミのキャラクターの「アンジェラ」フィギュアです♪と、アメコミの本。
で、アメコミとはアメリカン・コミックスの略ですが、私は かなり物心付いた頃から アメコミが大好きでした♪
Disneyアニメ等も、 かなり私の作品にも
影響を受けた描き方をデビュー当時はしていましたね。
椎名のデビュー作(角川書店)のタイトルが「ダイナマイト・ジュディ」と言うアメコミ風な作品でした★
(最初のタイトルは「ジュディは健在!」でしたが、雑誌に掲載する時にタイトルを変更しました。←よくある事です♪(笑))
アメコミは、今は日本でもアメコミ風の描き方をするアニメーターの方達も沢山居ますが、やはり少女マンガにアメコミ風は変?って感じでしたね(>_<)
当時、マンガ紹介雑誌「パフ」で紹介された時のコメントが「アメコミ風少女マンガの不思議な絵柄」と書かれていました。(^_^) ←懐かしい(笑)
単行本「スリーピング・ドラゴン」に掲載されています。(*/∀\*)
とにかく、下手でしたね(:_;)今も自分の作品は見れません~。(T_T)
さておき、アメコミにテーマを戻しますね♪😅
アメコミとリアル社会との融合は 昔から映画等の
アイディアに使われていますが、
80年代には ブルック・シールズ主演の
映画「ブレンダ・スター」も、漫画家が
自分の描いてるマンガのキャラクターが、コマ割の中で勝手に動き出す設定だし、
当時 人気のPOPアイドルグループ 、
a-haの有名なヒット曲「テイク・オン・ミー」もCafeで一人でコミックを読んでる女の子が、
コミックヒーローに憧れて 本当にコミックの世界に入ると言う、いかにも少女マンガ的なPVを作りました♪
余談ですが この曲は、このPVだからこそヒットしたとも言われていました。
⬆「ブレンダスター」オリジナルポスター
⬇a~ha「Take on me」PV。
で、実際日本では マンガをコミックと言いますが 欧米では 日本のような漫画家自体の単語がないのです。
コミック・ライター?と思いますよね(^_^)
ライターも小説家には使います。
文字を書くのが WRITE=WRITER に なりますから
絵を描くのは DRAWING なんですが
(イラストレーターとは少し違う)
マンガを描くのとも違う。
カトゥーンとは スヌーピーのような4コマ漫画や風刺画の意味になります。
近い言い方が「CATOONNIST」ですが、やはり日本の漫画家とは多少違うのですよね。
なので世界中で日本のマンガは 「MANGA」なんです♪
ややこしい。😅
描き方も違います。
上のwriter は脚本家の事です。
Artist が絵を描いてる方達になります。
アメコミの場合はストーリー、絵を描く人、構図や、キャラクターの着る服のデザインまでスタッフが揃い、一人で描く訳ではなく 、かなりプロフェッショナルな作り方は、映画にも当て嵌まりますね。
しかし、この作り方はある意味理想かも知れません。
スタッフが素晴らしい人材なら企画等で、とことん話し合いヒット作品を作り上げていく。
現在のDisney がそうです。
Disney のヒット作品は色々なスタッフとの
共同作業であり、また、妥協もしません。
だから、あれだけの素晴らしい作品が出来上がる秘訣でもあります。
⬆Disney 「アナと雪の女王」
イメージシーン。
アメコミ、マニアになれば かなりマニアックな話しになって来ます。(>_<)
これ カテゴリーは本なのか?コレクションなのか?自分でも悩みます。(^_^)(笑)
とにかく アメコミ万歳!!
椎名 りつ子
2016.4.16
2020.1.25 noteへ移行
資料本写真:アメリカン・イラストレーション・テクニック 草野 雄・著
発行(株)MPC
「ANGELA」発行:株式会社メディアワークス
発売:主婦の友社
洋書:「MARVELS」
*2010.9.28のFC2の記事を移行の為に
再編集しました。