嫌いな親でも、血は争えないのだ
私の母と、母方の祖父母について、血は争えないなと思った事がある。
これは最近知ったことだが、祖父母は電話が一般家庭に浸透する前の、先駆けの段階で購入していたという。
一家に一台の時代ではなく、便利なその機械に近所の人たちは集まり、祖父母は電話をタダで使わせていたという。
これは決して祖父母が裕福だった事を示したいものではない。
むしろ、酷くお金の使い方が下手な人達だった。
二度も買った家を手放さなければならないほどに家計は回らず、
闇金に手を出し自己破産まで至ったほどだ。