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コミュ障?いいえ、発達障害でした。

こんばんは。お疲れ様です。結論から言います。ASD濃厚と診断されました。

検査結果

まず、WAIS-Ⅳという知能検査の結果です。

この検査は4つに分けて診断します。「言語理解」、「知覚推理」、「ワーキングメモリ」、「処理速度」。そしてこれら各点数からIQが出され、それらでどういう偏りがあるのか調べました。

結果としては言語、知覚は総合で見れば平均~平均上でした。

しかし言語理解では相手の意図をスッキリ捉えられない、漠然と捉えやすい。知覚推理では組み立てたその先の考察が苦手ということが分かりました。


さて、これからが私の偏りに関わってきます。

ワーキングメモリ、要は頭の中で一時記憶して色々する力(暗算など)ですね。

これは平均以下という結果でした。聴覚からの情報の保持が弱いことが分かりました。

例えば

  • 相手との会話で言われたことを上手く覚えきれず、会話に上手くついていけない。

  • 長い説明、聞いているつもりなだけで内容を理解できていない。文字ある資料でないと難しい。

みたいなことが起きています。

実際こうして検査の結果で見てみると、なるほど私のことがしっかりと数字で出ているな、と思いましたね。


続いて処理速度です。これは単純な視覚情報を素早く正確に判断し処理する力です。

検査ではマークと数字が対応しており、数字の下にその対応したマークをひたすら書くみたいなことをしました。もうひとつはお題のマークがあるかないかみたいなこともしました。

さあ、これに関しては「平均の上、高い」水準になりました。

特にこの水準を構成する1つの検査では点数が突出しており、上位5%の点数でした。


ここで問題となるのがそう、偏りなのです。

ワーキングメモリに関しては平均を下回り、処理速度に関しては平均をかなり上回る結果なのです。

この差、点数だけで見れば36の差がありました。これは出現率1%以下と非常に稀な結果であり、大きな偏りを示します。

もうひとつ、アンケートみたいな形式の検査、AQと呼ばれるものです。

こちら、33点を超えると発達障害の可能性が高いという結果となり、案の定私は余裕で越えていました。

これからについて

今回、診断としては「ASDの可能性がかなり高い」となり、「あなたはASDです」と診断されたわけではありません。

これはお医者さんのお仕事であり、臨床心理士や公認心理師さんのお仕事ではないそうです。

ただ、どの道ASDと認定されるようなくらいに私にはその傾向、偏り、社会生活の困りがあるのです。

さあ、今私は4年生大学、4年生です。就活の話は嫌でも上がります。

しかし、このように社会の輪として生きるのがかなり難しいし、現状私はそれが苦痛です。

どうにかしたいなという思いはありますが、一朝一夕で解決できる話でもありません。

もちろん、今趣味でやっているMIX師が仕事になればいいですが、やはり収入という観点で見れば程遠い現実です。

自分が好きなことを仕事にし、それで食べていける人はごくわずかですしね。

この記事を誰か読むのか知りません。ただ、もし音楽関係者の目に留まり、声をかけてくれたら嬉しいです。

しかし、普通の人の関わりができないことを少しでいいので理解してくれる人ではないと私を扱うのは難しいと思います。

どこか大きな事務所みたいなところがMIX師として私に声をかけてくれる、そんなことがあればいいなー

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