そのスピードの中で立ち止まる
街はたくさんの人で溢れてて
街はきらきら賑わっていて
僕は少し寂しくなったんだ
何でもあって、たくさんあって
便利なはずなのに、楽しいはずなのに
僕は少し寂しくなったんだ
僕の欲しいものは、街の中にはなくて
僕に必要なものは、街の中にはなかった
速く歩く人たちの人混みの中で
その流れは、僕の行先を阻む
そのスピードは、僕のスピードを分からなくする
なぜか君のことを思い出したんだ
なぜだか君のことが心配になって
大丈夫だよ。って
君に言うことがあるなら、それくらいだけど
大丈夫だよ。って
君が僕に言うことは
いつもそれくらいだって
ふと、思い出したから