シャラン

まだ明るいもうすぐ夜の空に一番星を見つけて

ストロボみたいに瞬きをする

お風呂にふやけてシワシワになった指を心配する
君のそんなところが好きで

僕がいる遠く離れたところで
今日はみんな飲み行くのかなぁなんて
ふと思い浮かんだら
人間の声が聞こえて

僕がいつも笑いかけてるのは
人間じゃないかもしれないし

僕が人間だと思っているものは
人間じゃないかもしれないし

でもそういう難しいことは
透明な箱にしまって外から眺めて

だけど君という人間が見えるとき
ライフが1UPするような音が鳴る
その瞬間が楽しくて小さく笑う

まだ暗いもうすぐ朝の空に最後の一番星を見つけて

ストロボの時には決まって瞬きをするだけで