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未踏時代のリーダー論 vol.4 アメリカンフットボール部主将 立川玄明
チームの中で一番に。その先に見える日本一。
「日本一になりたい。チームの中でも一番の存在に。」この思いを胸に、彼は150人の仲間と歩み始めた。
パンサーズ(立命館大学アメリカンフットボール部の名称)は、全日本アメリカンフットボール選手権大会において西日本予選を勝ち抜き、本戦に出場するものの日本一には惜しくも手が届かないでいる。67年という歴史や伝統がありながらも、なぜ勝てないのか。
「One Teamになれていない。」これが彼の答えだった。
自信の積み重ねこそ、逆境に立ち向かう最大の武器である。
チームの中での熱量やモチベーションの差なども挙げられたが、最大の要因は逆境に立ち向かう弱さであった。試合で苦しい展開になった時に、自分のことしか考えられなくなっている。
仲間のことを考える余裕がなくなり、One Teamになれていないのであった。
そのために自信をつけることが必要だと感じた。人に言われるまで待つのではなく、主体的に取り組んでこそ自信がつくと考えたのだ。
現在、今まで通りに練習することが難しい状況ではあるがzoomトレーニングを行うなど、より主体的に部員達が動き始めている。
アメフト部主将からミライのリーダーたちへ。
「部の仲間に対して家族のように接してほしい。」
どのチームにも、さまざまな選手がいる。熱量やモチベーションの差があるのは、当たり前だ。やる気がある選手だけで取り組むことが簡単であるからこそ、誰かが道を見失いそうな時、見捨てずに最後まで支え続けて欲しい。チームの強さは、試合に出場している選手だけでなく、ベンチにいる選手も含め全ての選手がどれだけチームのために尽くせているかで決まる。
One Team、家族になれたチームこそが強いのではないだろうか。