わたしの母
わたしの母
昔からわたしがすることに反対はしなかった母
家に帰らなくても怒ることもなかった母
心配する父を連絡が無いのがいちばん安心なことと言ってくれていた母
母の実家は小さな田舎の漁村でした
だから母は海が好き
だと思っているわたし
興居島の宿のことを話した時から何だか母も楽しそうだった
気がしているわたし
宿の草引きは草引きマスターだと(勝手に)思っている母にいつも協力してもらっています
実家の田植えの繁忙期も落ち着くと二つ返事で付き合ってくれる母
とても有難い
草引きってその名の通り、一日中黙々と草を引きます
当たり前の事ですが根っこから
根っこから引かないとすぐに生えてくる
根っこから引くことによって生えてくるスピードが違うのです
夏場は朝から昼までが勝負
日中は倒れたらいけないので休憩
15時くらいに再開
ただし夕方は蚊が多い
たまにたわいもない話をします
明日には忘れてしまうようなたわいもない話
それでもすごくこの時間が好きです
わたしがこの島や宿が好きなように
きっと母もよく理由はわからないけど興居島や子どもであるわたしがやってる事が好きなんだろうな〜
って勝手に思ってます
とにかく有難い
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