ショートショート ユニーク輪唱
ゆうこがすきだ
ゆうこがすきだ
ラブ ラブ ラブ ラブ
せかいでいちばんおきれいね
「ねぇ、どうして綺麗なママがパパを選んだの??」
「ちょっと不器用だけど、真っ直ぐで可愛いじゃない」
「そうかな、それに昔は売れてないライターだったんでしょ」
「うん(笑)当時はライターって言うとちょっとムッとした顔するの」
「けど、昔はフリーのライターで食い繋いでたんでしょ」
「そう、けど胸の奥では作家なんだって気持ちがあったんじゃない」
「変なプライド」
「今は賞も受賞して、作家してるじゃない」
「生活費稼いでくれるのはありがたいけど、寝癖のパパがパソコンで仕事してて冷めない??」
「失礼な子。そういうとこも好きなの。前に私達の馴れ初めは話したでしょ」
「聞いたけど…」
「今みたいに恋人を見つけるアプリなんてなかったのよ」
「じゃあさ、恋文とかした??パパは文章上手だから。それで好きになったんでしょ」
「文章も好きだけど、ユニークな輪唱を聞かせくれたのよ」
(410文字)
楽しく書けました。
こういう終わりでよかったのかな。
まぁ…いいか。
ハッピーエンドっぽいし(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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裏お題 ユニーク輪唱