◉10話 《夏バテ予防に寒天と梅干し》
※東愛知新聞掲載日:2022/7/18
皆さんは食べ物から夏を乗りきる力をもらいたい。と思ったら何を食べるでしょうか?
我が家が夏に頼りにしているのは寒天(陰性)と梅干し(陽性)です。
梅干しはもともと苦手だったけれど、その効能を知ってこれは食べないと!と食べ方を工夫するようになって食べられるようになりました。
ご飯と一緒に炊き込んだり、ほぐしてごま油と醤油を合わせドレッシングにして納豆と混ぜたり、サラダにかけたりすると随分食べやすくなります。造血作用があり血液を強くしてくれるアルカリ食品なので積極的に摂ろうとここ10年は自分でも作るようになりました。
寒天は我が家の夏の定番おやつ。暑い身体を冷やしてくれるボスとして冷蔵庫に鎮座しています。ノンカロリーで食物繊維が豊富、お通じにも良いしなんといっても簡単に作れるんですよね。
私は砂糖は加えずにフルーツを加えたり、人参ジュースで作ってみたりといろんなバリエーションを楽しんでいます。
原料は海藻なので、おかずっぽいおやつというのも子供に積極的に食べさせられる嬉しい理由。海藻には浄血作用もあるんです。海藻で血液をきれいにしてもらって、梅干しで強い血液を作る、夏の2大アルカリ食品。
私たちの血液やリンパ液などの体液は全て中性に近い弱アルカリ性に保たれることで全身の細胞が機能します。
夏はアルコール、アイスクリーム、フルーツ(これらは陰性の酸性食品)の食べすぎで血液が酸性に傾き疲れ易くなるので、アルカリ性食品もバランスよく摂ると身体も楽になるかもしれません。これで今年の夏バテはナシ!