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瞬間的な接触で相手の背中を押す方法

セクハラが問題視されることの多い時代です。特に相手が異性の場合は、体に触れることは要注意です。大きな問題にならないとも限りません。同性でも、日本人は体の一部が触れ合うのに対して欧米人ほど寛容ではないです。不用意に他人に触れると、「失礼」と受け取られるので、必要以上に人に接近しないように気をつけている人もいます。しかし逆にいえば、そんな環境だからこそ、触れるということが特別な意味を持ちます。ならば、即効性のある心理的なワザをうまく活用しないという手はないです。
こういう実験があります。AからBさんへお願いごとをします。目を合わせる、1メートルまで近づく、45センチまで近づく、という3パターンで試すと、距離が近いほうがお願いごとを受け入れてもらえる確率が高くなるのです。人間は接近することで心理的な距離も近くなるのです。ということは、近づくだけでなくボディタッチをすれば、相手の懐に飛んで要望を聞き入れてもらえる効果ぎ期待できるのです。たとえば、おじいさんが孫に「あれを買ってよ」とおねだりされるとき、膝にのって甘えた声を出されると断りきれないといった光景をよく目にします。また、下世話な話ですが、妻が夫にお願いするときはベッドの上だと成功率が上がるといった話もあります。
もちろん過剰なボディタッチら問題になりますので禁物です。しかし、相手を不快に思わせないくらいの一瞬の軽い接触であれば、希望を通すための強い武器になるはずです。

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