わが子に与える幼児教育(幼児教室、ではありません)を選ぶ際に大切なたった一つのこと
今は、春の新入室の時期ということもあって、私の教室にもお問い合わせをいただくことが増えてきました。コロナ禍においても子どもさんの成長は待ってくれませんから、じっとしていないで、いろいろと悩まれながらもご夫婦で話し合って検討されているようです。
あちこち見学や体験に行かれる方が多いのですがどの幼児教育で行くのか、ということを決める際必要な視点はたった一つ。
それは
「理念」です。
1、その教育法には理念があるか
2、その理念に共感できるか
3、その理念を大事に実践できている教室かどうか
です。
逆に言うと「理念」を知らずしてわが子にその教育法を受けさせることの怖さを知ってください。
私が子育てを始めた二十数年前は、今のように情報がたくさんありませんでした。snsどころか、スマホもなく、PCもなく、タウンページで電話番号を調べる時代でした。そして、情報を得る手段と言えば、ご近所の先輩ママや同級生からの情報や、「本」くらいのものでした。
本を何冊も読みあさり、本当に信頼できる教育法なのか、共感できるのか、また、我が家の方針に合っているのかということを夫婦で話し合いました。私たち親の感性を総動員して決めたという感じがします。
振り替えがあるとかないとか、
お月謝が安いとか高いとか、
近いとか遠いとか、
子どもが喜んでいたかとか、いないとか。
教場が広いとか狭いとか
建物が新しいとか古いとか
都会にあるとか田舎にあるとか
講師が若いとか年配とか
合格実績がどうのこうの、とか
「よいらしい」とか「よくないらしい」とか
キャンペーンで今なら無料、とか
そんなことはとるに足らない枝葉末節です。
本質を見抜いてください。
「理念」はすべてにおいて優先されますから、どんなに取り繕って見かけは「いいように見える」ものでも、本質は全く違っている、というものもありますよね。
私は、「今、入れば無料」というキャンペーンが本当に苦手です。
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